バイクカバーよりも頼もしく、ガレージよりも敷居の低いMCハウス
防犯の観点からも、雨や風によるダメージを避けるためにも、バイクはなるべく保護しておきたい。屋内保管が出来ればもちろん最高なんだけど、なかなか難しい。
そこで便利なバイクカバー。集合住宅でも無理なく使えるまさに基本アイテム。
ガレージを設置できるなら、これ。
あとは、バイクコンテナを借りるっていう選択肢もあるね。
で、今回はMCハウス。いうなれば簡易型ガレージみたいな。フレームとファブリックを組み合わせた、いわばガレージ的テント。見た目はこんな感じ。
MCハウス1000にスーパーカブ90を入れてみる
MCハウス1000は原付などの小型車両向け。シリーズ中でも一番コンパクトで設置しやすいモデル。じゃあ実際のサイズ感はどうなのか、ってことで収穫コンテナ付のスーパーカブ90を入れてみたよ。やっぱ箱付きでないとね。
じゃあさっそく。
あえて干渉しやすいように、収穫コンテナを横向きにしてあったけど、普通に余裕。
左右のマージンはこれくらい。
収穫コンテナを外してハウス内に置くとこんな感じ。
余裕たっぷりとはいえないけど、ちゃんと置ける。
横から見るとこんな感じ。ジャストフィット。天井にも余裕があるので、出入りも無理なく行けるよ。
前後には換気用のベンチレーター。ないと蒸れるからね。
風の強い地域でも対応できるよう、補助ロープを固定するためのポイントも。そもそも開発元のデイトナはからっ風が強い地域だからね。防風対策は抜かりなし。
あと、MCハウス1000特有の機能として、開口部が2ヵ所あるのよ。前後どっちからでもアプローチできるし、狭いところに設置したときには、通路としても使える。
その他詳しくはデイトナのライドアバイクでも紹介してるので、気になった人はぜひチェックしてみてね。
MCハウス専用オプションで機能拡張
MCハウスには、結構な数のオプションが用意されてるのよ。簡易ガーレジ的存在とはいえ、せっかくならより高機能高性能にしたくなるじゃん。これらを使えば自分だけの秘密基地として、はかどるぞ。
壁面ポケット
壁面が収納になる壁面ポケット。工具やパーツクリーナやチェーンルブなんかを入れておくと様になるよ。
こんな感じ。まさに小さな秘密基地。
棚受け金具
MCハウスの中に棚を置きたい場合は、専用の棚受け金具を活用することで、自由に棚を作ることができるぞ。あくまで棚受けだけなので、板部分は自作してね。
U字クランプとジョイントクランプと組み合わせることでこんな風にもできるよ。
インナールーフカバー
ハウス内が結露しちゃうと、直接バイクに水滴がかからなくてもさみしい気分にはなっちゃうじゃん。そこでインナールーフカバー。
天井部分がダブルウォールになるので、結露によるダメージを大きく軽減してくれるよ。
専用ゴムマット
結露対策といえばグラウンドシートも大事。専用ゴムマットで地面からの湿気や汚れをシャットアウトするぞ。ガレージ感がアップするし見た目の満足度も高いぞ。
ストロンガーパーキングプレート
地面部分で左右の壁を接続する金属部材があるんだけど、ここにストロンガーパーキングプレートを固定できるのよ。
実際にバイクを乗せるとこんな感じ。
このストロンガーパーキングプレートとMCハウス、そしてバイクをロックすることで、盗難への抑止効果を高めることができるよ。
デイトナ MCハウスのラインナップ
MC HOUSE1000
今回試してみたのはこれ。シリーズ最小でミニバイクやスクーター向け。
MC HOUSE1300
大型バイクでも入庫可能。ちなみに商品名の1300は幅の寸法。これは他のシリーズも同じ。ただ、幅だけじゃなく奥行もMCハウス1000より600mm拡大されてる。
MC HOUSE1700
シリーズ最大サイズ。中型バイク+大型バイクの2台保管も可能だし、1台だけ入れてハウス内でのメンテナンスもできるサイズ感。ちなみに幅1700mmってのは、大体ヴィッツとかの幅と同じくらい(1695mm)。
まとめ
設置は簡単だし、一度立てればバイクの収納は超簡単。バイクの保管庫だけじゃなく、お気軽に作れる秘密基地として、ぜひ。
レポート:若林浩志