ジャケットはメッシュでもパンツはジーンズがいいというライダーは多い気がする。そんな方にぴったりな暑い時期向けのニューアイテムを紹介しよう。 
文:太田安治/写真:南 孝幸

ブリッツワークス「空冷式ジーンズ」テスト&レポート

画像: BLITZ WORKS 空冷式ジーンズ 税込価格:1万8980円 サイズ: S・M・L・LL・3L・4L・5L カラー:インディゴブルー・アッシュライトブルー・ブラック 販売元:ブリッツワークス ウエスト28インチ、股下82cmの僕(太田)がMサイズを履いた状態。裾丈にはまだ余裕がある。膝のプロテクターが目立たないことも特徴。

BLITZ WORKS 空冷式ジーンズ

税込価格:1万8980円
サイズ: S・M・L・LL・3L・4L・5L
カラー:インディゴブルー・アッシュライトブルー・ブラック
販売元:ブリッツワークス

ウエスト28インチ、股下82cmの僕(太田)がMサイズを履いた状態。裾丈にはまだ余裕がある。膝のプロテクターが目立たないことも特徴。

走行風で脚を冷やす! 真夏も快適なメッシュジーンズ

「猛暑」から「酷暑」が普通になってきた日本の夏。風を浴びて走っていても、爽快さが減ったどころか熱中症の心配がつきまとう。

メッシュ素材のジャケット、グローブは当たり前になっているが、ボトムズの暑さ対策に気を配っているライダーは少数派だろう。

ブリッツワークスの『空冷式ジーンズ』は、ダイレクトな商品名のとおり、走行風を取り込むことで下半身の熱を下げるジーンズ。端的に言えばメッシュ生地のパンツだ。

メイン素材は国内シェア約50%というカイハラ社製のメッシュデニム。メッシュ素材特有のザラついた感触はなく、地肌や下着が透けて見えることもない。通風性は粗めのナイロンメッシュ生地を使った夏用ライディングパンツと同等とまでは言えないが、通常のデニム生地とは比較にならない。

走行風を浴びなくても体表からの熱発散を感じ、30km/h以上になるとス〜ッと風が抜けていく。速乾性の生地なので汗で張り付くこともなく、サラリとした履き心地を保つことも魅力。生地の高い伸縮性、乗車姿勢を前提にしたカッティングと併せ、快適で疲れない。

他にも簡単に着脱できる膝プロテクター、膝回りの熱気を抜くベンチレーションホール、スマホの出し入れがしやすい前側のポケットなど、デザイナーがライダーだけに、実用的な工夫が凝らされている。

画像: 後ろ側からライトを当てるとメッシュ素材であることが判る。いかにもライディング用という無骨さがないので、カジュアルにも履ける。

後ろ側からライトを当てるとメッシュ素材であることが判る。いかにもライディング用という無骨さがないので、カジュアルにも履ける。

画像: 膝プロテクターは簡単に着脱可能。プロテクター自体も通風性の高いメッシュ形状としている。

膝プロテクターは簡単に着脱可能。プロテクター自体も通風性の高いメッシュ形状としている。

画像: 左脚部分にはスマホ用ポケットを装備。ヒップポケットのように走行姿勢でスマホを押しつぶしたり、落としたりする心配が少ない。

左脚部分にはスマホ用ポケットを装備。ヒップポケットのように走行姿勢でスマホを押しつぶしたり、落としたりする心配が少ない。

画像: 乗車姿勢を考慮した立体裁断と伸縮性のある生地により、フィット感は抜群。SS系の前傾ポジションでも膝周りのつっぱり感は出ない。

乗車姿勢を考慮した立体裁断と伸縮性のある生地により、フィット感は抜群。SS系の前傾ポジションでも膝周りのつっぱり感は出ない。

画像: ブリッツワークス「空冷式ジーンズ」使用レビュー|普通のジーンズともメッシュパンツとも異なる新たな選択肢

テスター太田安治の欲張りリクエスト
履き心地の軽さと通風性の高さは素晴らしい。逆に、エンジンの発熱量が多いとスネから下に熱風が当たるので、膝下の前側はメッシュじゃなくてもいいかも。裾幅を広げ、ブーツに被せやすいタイプも欲しい。

文:太田安治/写真:南 孝幸

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