スーパーチャージャーエンジンにセンターハブステア!

画像1: スーパーチャージャーエンジンにセンターハブステア!
画像2: スーパーチャージャーエンジンにセンターハブステア!

カワサキとの提携以来、積極的にニューモデルを開発しているビモータですが、開発中と言われていたアドベンチャーツアラーがついに完成、その姿がお披露目となりました。その名は「TERA」。

画像3: スーパーチャージャーエンジンにセンターハブステア!

最大の注目ポイントは、なんといってもこのフロントの足まわりでしょう!なんと!このTERAは、テージH2に続き、フロントにセンターハブステアを採用しているのです!機構そのものはテージH2のものをベースとしているように見えます。ちなみにスタンダードはオーリンズのTTX36ショックを装着し、ホイールトラベルは114mm。オプションのマルゾッキ製セミアクティブサスを装備すると、ホイールトラベルは145mmにまで伸びるようです。果たしてどんな乗り心地なのか、非常に気になるところですね。

画像4: スーパーチャージャーエンジンにセンターハブステア!
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エンジンはニンジャH2 SXのものをベースとした、998ccのスーパーチャージド4気筒ユニット。テージ同様、電子制御系はカワサキのものがベースで、3モードのKTRC、コーナリングマネージメントのKCMF、ローンチコントロールのKLCM、クイックシフターのKQSなど、ライダーアシストも充実しています。マフラーはアクラポビッチの専用品で、ビモータのロゴも入ったダブルネーム仕様になっています。

仕立ても上質な超高級アドベンチャーツアラー

画像1: 仕立ても上質な超高級アドベンチャーツアラー
画像2: 仕立ても上質な超高級アドベンチャーツアラー

LEDヘッドライトやテールランプなどはカワサキ車のユニットを使用してはいますが、全体のスタイリングが醸し出すオーラは並みのアドベンチャーとは一線を画すもの。大きなスクリーンとアルミパニアケース、ブロックパターンタイヤがワイルド感を盛り上げています。

画像3: 仕立ても上質な超高級アドベンチャーツアラー

そして、パニアケースの内側はこんなに豪華な仕上げ!ダイヤモンドキルティングが施されたレザーの内張は、まるで超高級サルーンの内装のようです。シート表皮もイタリアの国旗をあしらったもので、こちらも上質な仕上がりとなっています。

画像4: 仕立ても上質な超高級アドベンチャーツアラー

価格は未発表ですが、テージH2の価格(866万8000円)を考えれば、このTERAがいくらくらいの価格になりそうかはおおよそ察しがつきますが、アドベンチャーツアラーとしては間違いなく世界最速、最強で最も高価な超高級モデルです。果たして日本上陸はあるのか、今後の動向に注目しましょう。詳細は12月1日の月刊『オートバイ』1月号でもお届けしますのでお楽しみに!

TERAの主なスペック

全長×全幅×全高NA
ホイールベース1445mm
最低地上高174mm
シート高820mm
車両重量NA
エンジン形式水冷4ストDOHC並列4気筒
総排気量998cc
ボア×ストローク76×55mm
圧縮比11.2
最高出力147.1kW(200PS)/11000rpm
最大トルク137N・m(13.97kg-m)/8500rpm
燃料タンク容量22L
変速機形式6速リターン
キャスター角NA
トレール量NA
ブレーキ形式(前・後)Φ330mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C 58W・190/55ZRR17M/C 75W

TERAの写真・動画

BIMOTA TERA公式サイト

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