IRCから公道走行可のソフトコンパウンドFIMタイヤ、GX20 SOFTが発売する。こちらはJECなどの競技用に開発されたGX20のコンパウンドを柔らかくしたものだが、IRCのお家芸とも言えるガミータイヤのGEKKOTAシリーズほどではなく、その中間を目指して開発されたもの。
ベースとなったGX20はあくまでJECのトップライダーがスピードを出して走ることに特化した特性になっていたが、GX20 SOFTは初級者〜中級者でもトラクションをかけやすくなっており、林道ツーリングや公道を使った日高ツーデイズエンデューロなどでその真価を発揮するようになっているという。
FIMのソフトコンパウンドタイヤは公道走行不可のものが多いが、そこを敢えて公道走行可とすることで多くのライダーに刺さるタイヤになっているはずだ。
IRC
GX20 SOFT
リアサイズ:140/80-18
GX20はリアに120サイズと140サイズをラインナップしているが、SOFTは140サイズのみのリリースとなっている。年内には正式リリースとともにデリバリーが開始される見込みだ。
※記事公開当初、フロントタイヤの記載がございましたが、GX20 SOFTはリアのみのリリースとなっております。申し訳ございませんでした。