文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
カンナム「スパイダーRT SEA-TO-SKY」ライディングポジション
シート高:755mm
ライダーの身長・体重:176cm・68kg
ペダル操作のインテグラルブレーキは強い踏力が必要だが、減速中下半身のホールドが難しく、ペダルに力を加えにくいのが気になった。ただフートボードがしっかりしていて体重移動は掛けやすく、ハンドルに力を加えやすい。

カンナム「スパイダーRT SEA-TO-SKY」各部装備・ディテール解説

最上級シリーズのRTの中でもトップグレードの「SEA-TO-SKY」にはグリーンシャドーと呼ばれるスペシャル塗装が施される。

3気筒エンジンであることを誇示するような、足元から覗く3本のインテークマニホールドが印象的。全長は2833mmと雄大だ。

エンジンはロータックス製の1330ccのDOHC4バルブ・3気筒。パワーは115HPで、これに6速セミオートマチックを組み合わせる。

試乗車に装着されていたフロントタイヤはスポーツラジアルでサイズは165/55R15、メーカーはKENDA。アルミホイールは3穴。ブレンボ製のブレーキキャリパーを装備する。

最上級モデルゆえウインドスクリーンは大型の電動調整式が備わる。走行時の防風効果は非常に高く、快適なクルーズを楽しめる。

フロントサスはアンチロールバーの付いたダブルAアーム(ダブルウィッシュボーン)。ショックユニットにはエアサスを採用。

7.8インチの大型カラーTFTメーター。表示は2分割で、左がスピード、右がタコメーター。スマホコネクト機能も装備する。

大型のバックレストを備えた快適なパッセンジャーシートがこのモデルの性格を物語る。シートヒーター機能も標準装備。

両サイドにはパニアケースも装備するほか、フロントノーズにもトランクを備えており、積載性に関しては4輪車顔負けの内容。

177リットルという巨大な容量のトップケースは、2人分の荷物を入れても余裕たっぷり。長期のツーリングでも積載性は十分だ。

幅広いボディのため、リアビューは4輪の乗用車的な風貌。左右分割デザインのテールランプはLEDで、ウインカーには電球を採用する。
カンナム「スパイダーRT リミテッド / SEA-TO-SKY」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2833×1554×1464mm |
ホイールベース | 1714mm |
最低地上高 | 115mm |
シート高 | 755mm |
車両重量 | 464kg(乾燥) |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 |
総排気量 | 1330cc |
ボア×ストローク | 84×80mm |
最高出力 | 115HP(85.8kW)/7250rpm |
最大トルク | 13.3kgf・m(130.1N・m)/5000rpm |
燃料タンク容量 | 26.5L |
変速機形式 | 6速セミAT |
ブレーキ形式(前・後) | Φ270mmディスク・Φ270mmディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 165/55R15・225/50R15 |
メーカー希望小売価格 | 426万3600円~、SEA-TO-SKYは452万7600円~(消費税10%込) |
文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸