最終戦ではライブ配信もしていました!
そして、最終戦が開催された鈴鹿サーキットの特設スタジオで、実はwebオートバイではYouTubeの生配信を土日の2日間行なっていたのですが、ご覧頂けましたか?
予選後やレース後にスタジオで生の声を聞かせていただいたり、空いた時間にチームのPRをして下さったりとホントに沢山のチームや選手に来て頂いたので是非見て頂きたいです!
その中で「レースが始まったので、配信を休憩してみんなでレースを観よう」という時間があり、ST1000の決勝を観ていたのですが、ここでライダーらしい一面やライダーのみなさんもこんな風にレースを観ているんだという驚きがありました。
その時一緒にいたのが2023年J-GP3でV3チャンピオンを決めた#1 P.MU 7C GALESPEEDの尾野弘樹選手と、#50 TN45 with MotoUP Racingの池上聖竜選手。そしてBREASTO B-TRIBE RACINGの#10松島璃空選手、#11 大和颯選手、#18武中駿選手でした。
ST1000のレースの前に尾野選手と池上選手にお話を聞いていて、池上選手は15歳という若さでルーキーなのに今年はポールポジションをとったり表彰台に上がったりと大活躍。
また尾野選手は若手の多いクラスでどう戦うか、先輩としてレースを通していろいろ背中で見せたり、時にはアドバイスをする関係だそうです。
池上選手はお話を聞いても落ち着いた受け答えで、しっかりしている印象だったのですが、レースを観る姿はレースが大好きな少年でした。
ST1000クラスの最終戦はいろんな所でバトルや転倒が多く、ホントに見逃せない展開に時々声があちこちから漏れるほど。
そんな時も池上選手は「これがレースだよなぁ」と呟いたり、最終ラップでは3位争いで岩戸選手と前田選手が熱いバトルをしていて「どっちが勝つかな?!」と話しかけるとみんな悩んだり、躊躇する中で池上選手は「○○くんでしょ!」と即答。
目をキラキラとさせながらも冷静にしっかりとレースを観る姿にライダーらしさをとても感じ、またレースが好きなんだなというのも伝わってきました。お話を聞いて答えてくれていたあの大人っぽさはなく、ホントにレースが好きな少年でした。走りの期待値ももちろんですが、大人な対応をしながらも真はまっすぐでなんでも言えてしまうライダー池上聖竜選手のこれからがより楽しみになった瞬間でした。
また尾野選手はV3でチャンピオンを獲った後に観たレースとなり、このレースでは渡辺一馬選手が同じV3をかけた走りをしている頃でした。
スタートこそ出遅れていましたが、相次ぐ転倒から走りきればチャンピオンが見えている中、様々なバトルや転倒があり、この中走る辛さや早く終わって欲しいだろうなぁと渡辺選手の気持ちを話しながらも何度も「やっぱりもってるんやなぁ。レースっておもしろいなぁ。」と尾野選手が呟いているのも面白かったです。
選手によって関わりのある選手、仲の良い選手もいるので応援したり、走りで光るところがあれば「今の凄い」など盛り上がり、レースなので熱いバトルをすれば「あぁー」と思わず叫んでしまう場面もありました。選手のみなさんも経験値や年齢によって見方も違うし、もちろん私とは見えている光景は全然違うと思うのですが、最終戦はレースを観て面白いと何度も呟いていたのがとても印象に残っています。
J-GP3を戦い一緒に観ていた選手達は尾野選手以外みんな15〜20歳。そんな若いこれからの選手のお話もですが、レースの見方は面白く貴重な時間でした!
是非YouTubeの配信でレースのお話しからどんな選手なのかキャラクターもしれちゃうので是非チェックして頂けたら嬉しいです♪
また最終戦はJSB1000をはじめ、ST1000、ST600、J-GP3、JP250とそれぞれのクラスで"このレース絶対に勝ちたい"という想いや、"年間のチャンピオンを取るために"と、ライダーそれぞれの気持ちが走りから伝わりやすく、またそれがレース展開に影響し、嬉しいや悔しいがギュッと詰まった戦いが繰り広げられ、まさに"最終戦"だったなぁと感じました。
何度見返しても身体が熱くなるようなあのバトル。こちらYouTubeでレースを見返すことが出来るので気になった方は是非♪
今年は10月に最終戦ということで、いつもより早めのシーズンオフとなり、だいぶ前の事のようにも感じますし、最近では来年に関するビッグニュースや面白そうな展開もアナウスされていますが、2024年の開幕戦は3月9、10日に鈴鹿サーキットで行なわれます。
今年も熱い戦いが観られて楽しかったですが、来年もどんなバトルが観られるのか♪
シーズンインが楽しみです(*´-`)ノ
また改めてwebオートバイの生配信に出演して下さったみなさん、ホントにありがとうございした。出演して頂いた選手達やその様子はこちらから↓。