株式会社商船三井さんふらわあが2024年1月22日、2025年に首都圏~北海道の航路に就航予定の新造LNG燃料フェリー2隻のデザインを発表した。
「新たな未来を歩みだす船」を表現したデザイン
2022年2月7日に株式会社商船三井さんふらわあは、同社のグループ会社が運航する大洗~苫小牧間フェリー「さんふらわあ だいせつ」「さんふらわあ しれとこ」の代替として、新たにLNG燃料フェリー2隻を造船することを発表した。2025年の就航が予定されている。
このフェリーは、LNG燃料を使用することで従来の燃料油と比べてCO2を25%、硫黄硫化物を100%カット、さらに向かい風を推進力として取り入れる「ISHIN 船型」を採用するなどし、環境の負担を減らす船として開発が進められている。
そんなエコなLNG燃料フェリー2隻の船体デザインが2024年1月22日に発表された。
海と空の青色をアクセントカラーとし、太陽をモチーフとしたグラフィックは「夜明けの海」と「新しい時代を照らす光」のイメージを表現。
「かけがえのない地球と海を守り、受け継いできた伝統と新たに切り開いていく未来を繋ぎながら、人々の暮らしを明るく照らし続けていく」ことをコンセプトとし、さわやかで明るいイメージの船体へと仕上げられる予定だ。
まとめ:大冨 涼