体験ライダー:梅本まどか/写真:松川 忍/まとめ:オートバイ編集部
「Honda Dream ライディングスクール」の特徴
2024年度から全国ホンダドリーム会で展開する予定の新しいライディングスクールが『Honda Dream ライディングスクール』です。39歳以下、スクーターを除く124㏄以上のホンダの二輪車を所有している人を対象にしたスクールで、参加費は7000円(昼食付き)と参加しやすいのも特徴です。

今回は取材でお邪魔した私も含めて、参加者は全部で27人。20代が10名もいて、朝から会場は活気がありましたよ。
「Honda Dream ライディングスクール」の雰囲気・インストラクター
愛車で操作を身につける初心者歓迎の新スクール
ホンダではライダーのスキルに応じて、多くのライディングスクールを展開していますが、今回の『ホンダドリームライディングスクール』は39歳以下で124cc以上のホンダの二輪車を所有している人(スクーター除く)向けの新しいスクール。参加条件に年齢を入れているので参加者同士の年齢層やライダーとしての経験値も近くなり、会場では参加者同士がすぐに仲良くなっているのが印象的でした。
そして、インストラクターがベテランのレーシングライダーというのも特徴です。経験値の高いライダーの方々ですが、それぞれスポーツライディングスクールインストラクターの講習を受講し『ホンダドリームライディングスクール』のメインインストラクターとして、各エリアを担当するそうです。全国どのエリアでもプロライダーに教えてもらえるというのは、このスクールならではですね。
安全運転の意識があったとしても、バイクを扱う知識や技術が伴っていないと安全に運転ができないだけでなく、事故を招いてしまう可能性もあります。楽しいバイクライフを続けるためにも、「愛車の操作に慣れる」このライディングスクールに参加してみてはいかがでしょうか?

インストラクターは出口修さん(左)、亀谷長純さん(右中)、徳留和樹さん(右)とベテランのレーシングライダーばかり。さらにサポートインストラクターには現役ライダーの荒川晃大選手(左中)も参加! 豪華です‼
「Honda Dream ライディングスクール」のレッスン内容

準備体操をした後、止まった状態で基本を学ぶ
参加者全員で準備体操をした後は車体の扱い方を学びます。エンジンをかける前に効率の良い車体の押し引きの仕方を実際に体験しながらを教えてもらいました。

準備体操をした後、止まった状態で基本を学ぶ
参加者全員で準備体操をした後は車体の扱い方を学びます。エンジンをかける前に効率の良い車体の押し引きの仕方を実際に体験しながらを教えてもらいました。

準備体操をした後、止まった状態で基本を学ぶ
参加者全員で準備体操をした後は車体の扱い方を学びます。エンジンをかける前に効率の良い車体の押し引きの仕方を実際に体験しながらを教えてもらいました。

準備体操をした後、止まった状態で基本を学ぶ
参加者全員で準備体操をした後は車体の扱い方を学びます。エンジンをかける前に効率の良い車体の押し引きの仕方を実際に体験しながらを教えてもらいました。

公道を想定した、実践的トレーニング
車を置いた交差点で反対車線からどのようにバイクが見えているのかを確認。速度別に数回走ってもらいましたが、間近で確認することで死角に入ることの危険性を改めて理解できました。

公道を想定した、実践的トレーニング
車を置いた交差点で反対車線からどのようにバイクが見えているのかを確認。速度別に数回走ってもらいましたが、間近で確認することで死角に入ることの危険性を改めて理解できました。

リアブレーキを使って安定した停止を
慣熟走行の後は、直線を使ってブレーキ練習。2つ目の停止線まではリアブレーキのみで停止し、3つ目はフロントブレーキとリアブレーキを使って停止します。リアブレーキを効果的に使うことで安定して止まり方を体で覚えられました。

バイクを降りると交流タイム
スクールに参加している同士ということで、休憩時間は話が弾みます。ランチタイムはインストラクターも参加して、自然と質疑応答タイムに!

バイクを降りると交流タイム
スクールに参加している同士ということで、休憩時間は話が弾みます。ランチタイムはインストラクターも参加して、自然と質疑応答タイムに!

低速走行で安定した車体操作を
自分のバイクの正しいクラッチコントロールを低速走行で身につけるとともに、午前中に学んだリアブレーキの使い方も引き続き意識して走ることで、走行スキルを上げます。

この日学んだことを活かしてスラローム走行!
1日の仕上げとして、パイロンスラロームとコーススラロームをグループ分けして40分おこないます。技量によっても、車種によっても走り方は違うので、ちゃんと自分のバイクでの走り方を身につけることを意識します。

この日学んだことを活かしてスラローム走行!
1日の仕上げとして、パイロンスラロームとコーススラロームをグループ分けして40分おこないます。技量によっても、車種によっても走り方は違うので、ちゃんと自分のバイクでの走り方を身につけることを意識します。

走りが変わったのが自分でも分かりました!
レース大好きの私としては荒川選手に直接アドバイスが頂けるだけで嬉しかったのですが、分かりやすく意識するポイントを教えてもらえたことで、自分なりに変化が実感できたことが何よりも収穫でした。

走りが変わったのが自分でも分かりました!
レース大好きの私としては荒川選手に直接アドバイスが頂けるだけで嬉しかったのですが、分かりやすく意識するポイントを教えてもらえたことで、自分なりに変化が実感できたことが何よりも収穫でした。
「Honda Dream ライディングスクール」参加者の方の感想

古川さん(36歳)
車両:Honda GB350
39歳以下限定ということで、同世代や女性の参加者もいると聞いて参加を決めました。他で受けたスクールよりもインストラクターの皆さんにしっかり見てもらっているという印象を受けましたし、アドバイスが細かくて具体的な内容だったのが良かったです。

写真左|松永さん(23歳)
車両:Honda CB250R
普段、街乗りしていてもカーブを曲がることがまだ苦手だなと思っていたので、克服できるように技術を上げたいと思って参加を決めました。フィードバックをいただけて、課題にしていた曲がり方もコツがつかめたと感じられたので、参加して良かったです!
写真右|中川さん(32歳)
車両:Honda CBR400R
女性の参加者が他にもいると聞いて、仲良くなりたいと思って参加しました。受けてみたらプロライダーの方からこんなに積極的にアドバイスを貰えるとは思っていませんでしたので、それがすごくありがたかったし、嬉しかったです。期待以上の内容でした!

写真左|高橋さん(20歳)
車両:Honda CB750
大型バイクに乗るようになって、走る、止まるなどの基本的な操作に対する技術向上が必要だと思っていたのと、プロライダーの方々に教えて貰えるというのが参加したポイントです。今日は自分が想像していたよりもスキルアップにつながったと感じました。
写真右|関根さん(20歳)
車両:Honda CBR650R
普段走っているだけではできない細かい取り回しなどの技術向上ができたら良いなと思って参加しました。公道とは違う安全な環境で走れること自体がなかなか経験できないですし、リアブレーキ操作とか色々な操作を具体的に練習できたのが良かったです。
体験ライダー:梅本まどか/写真:松川 忍/まとめ:オートバイ編集部