文・写真:西野鉄兵/モデル:カナイメグ
タナックス(モトフィズ)|スポーツモデル向けの新シェルケースが登場
スーパースポーツでも美しいパッキングが可能に!
ツーリングバッグメーカーの老舗タナックスには熱烈なファンも多く、大阪・東京モーターサイクルショー2024では、来場者とスタッフが熱くバッグについて語り合うシーンを幾度も見かけました。
そういったユーザーの声を反映して、既存の製品も細かくブラッシュアップをしているそうです。タナックスのバッグは総じて耐久性が高く、各部のつくりもしっかりとしています。使っていて“信頼できる”、それが一番の魅力だと私は思っています。
とくに注目の新製品は「カービングシェルケースSS」。スーパースポーツ車など細身のリアシートにぴったりのモデルです。
これ、びっくりするくらい美しいんですよ。東京モーターサイクルショー2024の会場にパッキング例として展示されていた車両は、一瞬逆にサイドケースを見逃してしまったほど車体との一体感がありました。
容量は片側10Lと大きくはありませんが、その分高さもないためケースが垂れ下がりません。タイヤに巻き込む心配も少なく、サイドバッグサポート不要で装着できる車種も多そうです。
またこのサイドケースを装着することで、リアシートまわりの表面積が広がり、大型シートバッグを積載しやすくなるというメリットも。
スーパースポーツだけでなくフェンダーレス化したモデルにもおすすめ。発売予定時期は2024年8月中旬。お盆休み前を目指しているとのことです。
それにしても装着例が感動するほどフィットしていました。日帰りツーリングや街乗りがメインだという方にもありだと思います。レインスーツは入りますよ。SS乗りの間で大ヒットアイテムになる予感!
ラフ&ロード|防水×おしゃれを両立したバックパック
クラシックシリーズのバックパックができた!
ライダー向けにありとあらゆるバッグを展開しているラフ&ロード。機能性が高いアイテムが主流かと思いきや、カジュアルな製品も人気を博しています。
スタッフの方がイチオシの新製品として教えてくれたのが「AQA DRY HBザック」。クラシカルな可愛らしいデザインに見えて、じつは防水仕様です。
帆布のような生地感が特徴。同じ素材を使ったシートバッグやツールバッグが展開されており、それらと組みわせるとライダーを含めたパッキングのトータルコーディネートが完成しそうです。
容量は18~20L。気室がロールアップ式で、その巻き込み量により容量が変わります。2024年4月下旬に入荷予定とのことでした。
文・写真:西野鉄兵/モデル:カナイメグ