お気に入りのツーリングバッグを使うとバイク旅はうんと楽しくなる! 東京モーターサイクルショー2024では、ライダー向けのバッグの新製品が数々お披露目されました。この記事では4社の製品でとくに注目のニューアイテムを紹介していきます。
文・写真:西野鉄兵/モデル:カナイメグ

デイトナ(ヘンリービギンズ)|振り分けサイドバッグの新製品を発表

画像: DAYTONA HenlyBegins 振り分けサイドバッグ 両側9L:税込2万9700円 両側18L:税込3万8500円 9L・18Lのセット:税込3万4100円

DAYTONA HenlyBegins

振り分けサイドバッグ

両側9L:税込2万9700円
両側18L:税込3万8500円
9L・18Lのセット:税込3万4100円

新しい装着方法でサイドバッグがグッと使いやすくなる!

デイトナの自社ブランド「ヘンリービギンズ」はここ数年、猛烈な勢いでツーリングバッグ製品を拡充させています。毎年のように新シリーズや新機構を発表しており、アイデアは尽きることがありません。

2024年はサイドバッグに注力。箱型形状の新製品を発表しました。

画像: デイトナ(ヘンリービギンズ)|振り分けサイドバッグの新製品を発表

ソフトバッグでありながら、自立する立体的なサイドバッグは珍しいものです。ヘンリービギンズのシートバッグと組み合わせて使えばすっきりとした美しいパッキングが実現できるでしょう。単体製品と左右セットの振り分けタイプが登場しました。とくに画期的なのは振り分けバッグの方です。

振り分けサイドバッグで最大の注目ポイントは取り付け方式。付属の新型イージーリングベルトを使えば簡単に装着できます。

画像: ▲この新型イージーリングベルトをまずはリアシートにくぐらせます。あとは片側2カ所のバックルにバッグを留めれば装着完了!

▲この新型イージーリングベルトをまずはリアシートにくぐらせます。あとは片側2カ所のバックルにバッグを留めれば装着完了!

そして、この方式だとサイドバッグサポートを装着することなく安定して固定できる車種が格段に増えるといいます。

東京モーターサイクルショー2024の会場では残念ながら装着車両はありませんでしたが、じきに公式サイトで公開されるでしょう。発売予定時期は2024年4月です!

詳しくはwebオートバイでも後日お伝えしたいと思います。

画像: ▲サイドバッグは上から開くタイプが一般的ですが、この新製品はパニアケースに似た構造。大型シートバッグを積んだ状態でもサイドバッグのフタを開けられます! 開いた際に中身が落ちない工夫をしているのもありがたいですね。フタ側には付属のレインカバーを入れておくのにぴったりなポケットまで完備。

▲サイドバッグは上から開くタイプが一般的ですが、この新製品はパニアケースに似た構造。大型シートバッグを積んだ状態でもサイドバッグのフタを開けられます! 開いた際に中身が落ちない工夫をしているのもありがたいですね。フタ側には付属のレインカバーを入れておくのにぴったりなポケットまで完備。

画像: ▲ちなみにリュックとシートバッグの使い方ができる人気製品「2WAYシートバッグ」も進化しました。参考出品扱いでしたが、発売時期はそう遠くないようです。

▲ちなみにリュックとシートバッグの使い方ができる人気製品「2WAYシートバッグ」も進化しました。参考出品扱いでしたが、発売時期はそう遠くないようです。

プロト(イガヤ)|シートバッグをモデルチェンジ

画像: PLOT IGAYA キャンプツーリングシートバッグ 50-64L:税込2万3100円 ミドルツーリングシートバッグ 25-33L:税込1万9800円 デイツーリングシートバッグ 20-28L:税込1万7600円

PLOT IGAYA

キャンプツーリングシートバッグ 50-64L:税込2万3100円
ミドルツーリングシートバッグ 25-33L:税込1万9800円
デイツーリングシートバッグ 20-28L:税込1万7600円

安全面を重視した新装備が面白い!

バイク用品総合メーカーのプロトは、2018年に「イガヤ」ブランドを立ち上げました。同時にシートバッグを容量ちがいでシリーズ展開。ツーリングバッグメーカーとしては後発となりますが、初期モデルから完成度が高く、使いやすさとコストパフォーマンスがとくに魅力でした。

それから約6年、シリーズをリニューアルし東京モーターサイクルショー2024でお披露目しました。

シリーズは「キャンプツーリングシートバッグ 50-64L」「ミドルツーリングシートバッグ 25-33L」「イガヤ デイツーリングシートバッグ 20-28L」の3種をラインナップ。

画像1: プロト(イガヤ)|シートバッグをモデルチェンジ

従来型のよさは活かしつつ、機能や装備を追加しています。

大型シートバッグはショルダーストラップが備わっているのが一般的ですが、新型はバックパックベルトも同梱。荷物満載のバッグは重いですからね。これはありがたい!

画像2: プロト(イガヤ)|シートバッグをモデルチェンジ

着脱できるドリンクホルダーも追加装備されました。これって一度使うとその便利さに気づくんですよね。

そして非常停止時用の三角表示を標準装備。こんなシートバッグは初めて見ましたよ。

画像3: プロト(イガヤ)|シートバッグをモデルチェンジ

さらに非常停止灯を入れるためのポーチまで完備。新型は「そんなものまで用意してくれるの?」と思うほど至れり尽くせりです。すでに公式オンラインストアでは販売スタート。デリバリー開始時期は2024年4月末頃だそうです。

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