文・写真:西野鉄兵/モデル:カナイメグ
イクソン|IXON
1996年にフランスで生まれたバイク用品ブランドのイクソン。日本に上陸している欧州のバイクウエアメーカーはイタリア発祥が多いですが、それらのブランドとは雰囲気が異なります。
イクソン製品は総じてスポーティながらもエレガンス。この「フリーキー WP」は防水仕様のスニーカータイプです。シフトパッドが靴紐下部までかかり、斜めにカバーしているのが何ともおしゃれ。
さりげなくサイドファスナーを備えていて、脱ぎ履きもらくちん。しかもサイドファスナーは内・外の両側に付いています!
イクソンブースのスタッフの方は「この靴だとモーターサイクルショーの3日間も耐えられます」と、歩きやすさや立ちっぱなしでの疲れにくさを讃えていました。2023年にリリースされたばかりの新作です。
ラフ&ロード|ROUGH & ROAD
真冬の宗谷岬へ行くようなエキスパート向けのウエアを展開する一方で、カジュアルかつコストパフォーマンスの高いアイテムも好評のラフ&ロード。
定番製品「ラフライディングスニーカー」はカラーバリエーションを増やしながらヒットを継続。現在は8カラーが展開されています。
シフトパッド、サイドファスナー、くるぶしプロテクション、ベンチレーションホール、かかとにはリフレクターを搭載。厚みのあるインソールを採用し、歩きやすさも魅力です。
タイチ|TAICHI
大阪の老舗タイチも早くからスニーカータイプのライディングシューズを販売してきたメーカーのひとつ。
「DRYMASTER-FIT フープシューズ」という靴紐とBOAダイヤルを組み合わせたモデルが定番の人気商品です。BOAが付いているから脱ぎ履きはラク、紐が付いているから見た目は普遍的でおしゃれ。そんな欲張りパッケージな一足ですね。
東京モーターサイクルショー2024では新作の「フープ エアー シューズ」を公開しました。パンチングメッシュ加工がアッパー全面に施され、暑さ対策に特化した仕様となっています。
定番の「DRYMASTER-FIT フープシューズ」は防水仕様で、防水ということはニアリーイコール防寒性能も高いもの。新作の「フープ エアー シューズ」とあわせて二足持っていれば、オールシーズン快適にバイクライフを送れそう!
ライズ|RIDEZ
横浜に本社を構えるライズはジャケットやグローブ、小物類も総じてカジュアル志向の製品がメイン。そのためシューズもご覧のようなデザインで、キャッチコピーは「1足完結 毎日履きたいバイクスニーカー」。そう私もそんな靴が大好きなんです!
素材はシンセティックレザーと本革のハイブリッド。本革ならではの上質感と、合皮のよさである耐水性や防汚性の高さを兼ね備えています。
滑りにくいソール、シフトパッド、リフレクター、くるぶしのインナープロテクションなど、安心してバイクに乗れる装備は数々盛り込まれていますよ。カラーはブラウン、ブラック、ホワイトの全3色です。
文・写真:西野鉄兵/モデル:カナイメグ