この大吉を信じて、2024年も頑張っていこうと思います!
さて、今年もバイクのビッグイベント、「第51回 東京モーターサイクルショー」が開催されましたね。私も3日間行ってきたので、思い出をレポートしたいと思います。
今年は、SHOEIブースとBDSバイクセンサーブースと、NGKスパークプラグブースでお仕事をさせていただきました。まずはBDSバイクセンサーブースの事をレポートします。
BDSバイクセンサーブースは、たくさんのバニーガールが立っていたり、BDS柏の杜会場を見られるVRがあったり、ピンストライパーのビートンさんが3日間かけてステージの壁に絵を描いていたり、簡単バイク整備講座の実演ステージがあったりなど、見どころが盛りだくさんでした。
その中で、私はバイクタレントとして、【2輪整備士が教える!簡単バイク整備講座】のステージに出演させていただきました。
車載工具を使ったリアサスペンションの調整や、バッテリー交換の仕方など 、BDSテクニカルセンターの整備士に説明してもらいながら、私が実際に挑戦するというコーナーです。
BDSテクニカルスクールとは、BDS柏の杜会場内にある、整備の実務経験(1年)がある方を対象に2輪整備士を育成する技術講習所です。また、整備やメンテナンスを請け負うBDSレストアショップも運営しています。
MCは、YouTubeの足つきインプレでおなじみのバイクジャーナリスト、小林ゆきさん。今回、一緒にお仕事をできる事がきまった時から楽しみにしていました!
車載工具を使ったサスペンションの調整! ホンダGB350を使っての実演です
サスペンションは、地面からの衝撃や振動を吸収する役目のものですが、硬さによって乗り心地が変わるので、どの程度がいいのかは乗車シーンによって違いますね。ですので、自分で調整出来るようになると便利だと思います。
まずは、サスペンションの硬さの違いを体感。若干ですが沈み込みや、足つきが変わったかなと思います。それがわかったところで、BDSテクニカルスクールの小林さんに教えていただきながら、実際に自分で調整していきます。
車載工具のフックレンチを使って、リアサスペンションの下にある凹凸部分に引っ掛けて回すだけの簡単作業! 車載工具は、シートの裏にありました。
私でも簡単にできました! GB350は、左右両側にリアショックがあり私の力でも回しやすいですが、CBR250RRは一本で少し固めでした。車種によってやりやすさは変わります。でも、自分で出きないことはないので、まだ調整したことない方はぜひ試してみてください。
サスペンションの調整の仕方は、BDSバイクセンサーのYouTubeでも掲載されていますので、見てください! レブル1100、CBR250RRとGB350のリアサスペンションを調整してみました。
元から車載工具が入っていないバイクもあるので、最低限の物は揃えておくのがおすすめです。自分のバイクの車載工具は、どんな工具があるのか、事前に確認しておくのが良いですね。
次は、バッテリー交換
先生は、BDSテクニカルスクールの池田さんです。
バッテリーの付け外しは、なんだか面倒なイメージがありますが、やってみるととても簡単で何も面倒なことはありませんでした。
GB350の場合は、バッテリーはサイドカウルの中にあるので、鍵でサイドカバーを外します。バイクによってバッテリーがある場所が違います。皆さんのバイクはどこにありますか? 私のCBR250RR、トゥオーノ660、GSR250は全てシートを外したところにあります。
次に、プラスドライバーを使い端子を外しますが、絶対に間違えてはいけないのがプラスとマイナスの外す順番です。外す時は必ずマイナス端子から!
先にプラス端子を外してしまうと、フレームなどの金属部分に工具が触れてしまった時、プラス側からボディーを通じてマイナス側へ電流が流れ、ショートしてしまいます。そうなると、火傷や怪我の危険があり、バイクもガソリンに引火する場合もあります。人間にもバイクにも良くないのです。良くない理由がわかると、外す順番を忘れないでいられますね。
そして、端子を外した後のワンポイントを教わりました。配線の金属部分を養生テープで保護します。これは周りにぶつかってボディが傷つかないようにするためです。BDSレストアショップではお客さんのバイクを整備するので、細かいところまで気遣いをしています。安心して任せられますね。私もこれから真似しようと思います!
六角レンチを使い固定器具を外し、バッテリーを抜き出します。はい、これで取り外し完了! ただネジを外すだけ、なんて簡単なのでしょう。
取り付ける時は、逆の手順。端子も外す時とは逆で、必ずプラス端子から取り付けます!
またポイントととして、ネジを外す時は落とさないようにしっかりと手を添えておく。外したネジはなくさないようにお皿などに入れておくと良いです。
整備するときは怪我をしないように必ず軍手などグローブをします。
どちらも、自分で出来るようになると楽しいです。私でもできるような簡単作業ですよ。ただ、やはりプロに見てもらうのが一番なので、不安な場合やわからないことがある場合は、お店に持っていくのが良いですね。
このように、ライダーのためになるステージでした。とても楽しく、本番前の待機中もこの笑顔。たくさんの方が見に来てくださり、嬉しかったです。ありがとうございました!
自分の愛車の整備は自分で出来るようになりたいので、コツコツ少しずつ覚えていきたいと思います!
ちなみに、私は普段BDS柏の杜会場で行われるプレミアムオークションのサブコンダクターを務めています。こらからも、頑張っていきます!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。また、東京モーターサイクルショー2024の思い出をレポートしていきますので、ぜひ読んでくださいね!
レポート:葉月美優