文・写真:西野鉄兵
頑丈さはそのまま、グッとおしゃれに!
「100人乗っても大丈夫。」これほど日本中に浸透したキャッチコピーはそうそうありませんよね。2023年に数年ぶりに新バージョンのCMを観たときは、なんだか感動しました。子供の頃からずっと観ていましたからね。
そんなイナバ物置で誰もが知る稲葉製作所は2024年、大阪・東京・名古屋とモーターサイクルショーにフル出展しました。
稲葉製作所は、2023年9月にデザイナーズバイクガレージ「アルシアフィット」を発売。モーターサイクルショー2024の各会場で、実物を展示しました。
展示されたのは「DM-2230HDCタイプC」(税込72万8530円)と、「DM-2626HDBタイプB」(税込64万1300円)という2モデル。どちらもバイク2~3台程度が入る大きさです。
カラーはグレーを基調としたシックなモノトーン。今回展示されたサイズ以外にも計8種のタイプが用意されています。
そしてガレージの醍醐味といえば、カスタム。快適なガレージライフを送るための棚板や通気パネル、雨どい、高窓などは各種オプションでそろっています。
さらにバイク用とうたっているだけあり、ワイヤーロックをかけるための金属バーや、伸縮式の防犯バーなどもラインナップ。シャッターは電動化することも可能です。
ガレージライフをイメージしやすいよう置かれていたバイクはヤマハ「トリシティ300」。車体サイズは全長2250mm・全幅815mm・全高1470mm。実物のトリシティ300を見たことのある方は分かると思いますが、このバイクはかなり大きくて存在感があります。
それを入れた状態でなお、くつろげる空間があるガレージ、最高ですね!
稲葉製作所はもともとバイクユーザーへ向けた製品を展開していましたが、新たに「アルシアフィット」というシリーズで販売を開始。クルマ用の高級ガレージ「アルシア」のバイク版がこの「アルシアフィット」となります。
発売から約半年しか経っていませんが、スタッフの方に話をうかがうと売れ行きは好調な様子でした。ちなみに100人乗っても大丈夫ですか? と尋ねてみたところ、「サイズの関係で100人は乗れませんけれど、構造的には同様に頑丈ですよ」とのこと。
老舗がつくった本気のバイクガレージ、やっぱりイナバ、信頼性は抜群です! 詳細が気になる方は公式サイトをご覧ください。
文・写真:西野鉄兵