文・写真:西野鉄兵
使い方は人それぞれ! あらゆるシーンで使えるポータブルクッション
東京・名古屋のモーターサイクルショー2024に出展したプロト。今年は自社製品をちょっと変わったかたちでアピールしていました。
バス停です。
バス停に見せたこのベンチには、2023年末に発売された「ゲルザブ プニ」が置かれていました。
写真は名古屋モーターサイクルショーの閉館間際に撮影しました。賑わう時間帯は満席状態。とくに休憩スペースの少ない東京モーターサイクルショーでは大人気で、私は「ゲルザブ プニ」の存在に気づかず、「なんでブース内にバス停があるんだろう」としか思いませんでした。
「ゲルザブ プニ」はツーリングライダーにお馴染みのシートクッション製品「ゲルザブ」シリーズの新製品となります。ただ、こちらはバイクのシートに敷くのではなく、携行していろいろな場所で使うポータブルクッション。それこそバス停の硬いベンチはぴったりですね。
カラーはシックなものから可愛らしいものまで5色をラインナップ。カラー名は、黒ごま・抹茶・モカ・ソーダ・さくら、とこれまた可愛らしい。
サイズはW290×D210×H14mm。中央で半分に折り畳むことができます。重量は約0.3kg。ジーンズのポケットにいれるのはちょっと厳しいですが、バッグやポーチにスッと入るでしょう。
クッション素材は、本家「ゲルザブ」と同様のエクスジェルを使用。衝撃を吸収する弾力性、圧力を分散する柔軟性、ズレに寄り添う流動性といった3つの性能を持っています。
私も座ってみましたが、とっても心地よく、東京モーターサイクルショーで長居していた人がいたのも納得でした。また「プニ」という名の通り、指で押すとぷにぷにしていて何だか気持ちいい。
ひとつ持っていると、さまざまな場面で役立つことでしょう。カフェとか、堤防からの海釣りとか、キャンプにもよさそう。たぶんキャンプでは枕にもなります。
新型iPhoneの発売を深夜から並んで待つときにもよさそう。トランジットで6時間とか空港にいなきゃいけないときもよさそう。将棋の対局で12時間とか正座するときも下に敷いたりお尻と足の間に挟んでもよさそう。あんまり日常生活で発生しない事態のイメージまで次々と湧いてきました。
数百年に一度の彗星を大切な人と芝生の丘で眺めるときにもよさそう。あ、それだと2つ必要か。
プレゼントとしてもぴったりだと思います。
文・写真:西野鉄兵