文：斎藤ハルコ／写真：井上 演
※この記事は月刊『オートバイ』2024年6月号で掲載した記事を一部編集し公開しています。
（左）佐藤信長（さとうのぶなが）
1995年3月30日生まれ。宮崎県出身。175cm。ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ（源清麿役）、舞台『ブルーロック』（蜂楽廻役）、ミュージカル『東京リベンジャーズ』（橘直人役）など話題作に出演中。昨年『みやざき大使』に就任。
（右）高橋健介（たかはしけんすけ）
1994年12月24日生まれ。東京都出身。179cm。代表作に『ウルトラマンX』（大空大地役）。ミュージカル『GIRLFRIEND』が2024年6月14日よりシアタークリエにて公演開始。映画『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目！』も同じく14日より公開される。
高橋健介 × 佐藤信長 バイクトーク
今回お邪魔したのは昨年、移転した本社と共に誕生したバイク王世田谷本店。電動モデルから貴重な大型モデルまで、常時約90台ほどの在庫があるそうです。
仮部員がまさかの部長就任!? 部長はバイク愛の深さで決まる
佐藤信長（以下、信）「今日はオートバイ男士部初登場の高橋健介くんと、バイク王世田谷本店にやってきました！ って言っても、健介くんはまだ二輪免許を持ってないから〝仮入部〟だけどね（笑）」
高橋健介（以下、健）「でも前からバイクの免許は取ろう取ろうと思ってたんだよ」
信「そう、僕は健介くんがバイクに乗りたがってるなら男士部に勧誘だ！ と思って」
健「僕、乗馬ライセンスを取った流れから、バイクも含めいろんな乗り物に乗りたい気持ちが盛り上がってて。でもバイクの知識は全然ないし、自分がどんなバイクが好きかもわからないんだけどね」
信「だから今日は男士部部長として、国内外の新旧モデルを一気に見ることができるバイク王さんに一緒に来たわけですよ！ 」
免許を取得したら購入候補に入りやすい250ccのモデルをチェック。「シート高いんだね」と華麗な足上げでCRFに乗る健介くん。「いや、バレリーナじゃないんだから～！」（信長）
免許を取得したら購入候補に入りやすい250ccのモデルをチェック。「シート高いんだね」と華麗な足上げでCRFに乗る健介くん。「いや、バレリーナじゃないんだから～！」（信長）
健「でも僕は『最近信長が男士部から遠ざかってる』って編集長から聞いたよ？ 」
信「確かに最近、舞台のスケジュールと完全に被っちゃって男士部への出席率が悪くなってる自覚はあるよ。あるけどさ…」
健「じゃあ僕が部長を交代するよ！ 大丈夫、今まで部活とか部長しかやってこなかったから人をまとめるの得意だし（笑）」
信「なんで仮部員が部長なの（笑）。部長はバイク愛がどれだけあるかだから！ 」
健「いやバイク愛と部長はまた別の話だから。部長はその場を仕切ったり、部の全体を見てまとめる力とかが必要でしょ？ 」
信「いやいや、シンプルに！ 僕が一番バイク愛が強いから部長なんです！ もちろん部員が増えてくれるのは歓迎だけどね」
バイクに跨るのも今日が初めてだった健介くん、信長くんの後ろでタンデムデビューを果たしました。
今回は特別にバイク王世田谷本店の整備工場をのぞかせてもらいました。都内でこんなに大きな整備工場は珍しい！
実際に見て、触って、跨って、バイク熱が急上昇しています！
信「健介くん、気になるバイクあった？ 」
健「いろいろ跨がらせてもらったりしたけど、最終的にめっちゃかっこいいなと思ったのは、ドラマ『GTOリバイバル』で鬼塚が乗ってたバイクに似てるこれ！ 」
信「Z900RSだね。僕も1回、レンタルバイクの撮影で乗ったことあるよ」
健「これって何ccなの？ っていうか、普通自動二輪免許で乗れるバイクっていくつまで？ 」
信「排気量が400ccまでのバイク。Z900RSは948ccだよ」
健「めちゃくちゃ大型バイクじゃん！ 」
X（旧Twitter）で流す動画（アップされてます！ ）を撮影したり、部長らしいところ見せるために説明をする信長くん。過去の撮影でZ900RSに乗ったことがあるから上から目線（？）です。
X（旧Twitter）で流す動画（アップされてます！ ）を撮影したり、部長らしいところ見せるために説明をする信長くん。過去の撮影でZ900RSに乗ったことがあるから上から目線（？）です。
信「排気量って見た目だけじゃわかりづらいよね。（CB400SBを指して）このバイクとかこんなに大きいけど、中型だし」
健「CB400って教習車で使われるって言ってたやつだよね？ 」
信「そうそう。でも最近はNCシリーズの方が使われることが多いのかな？ 」
健「思ったんだけど、教習所で使ったバイクと同じの買うのがいちばん良くない？ 教習所で使われるくらいだからいいバイクなんだろうし、教習所で学んだ時と同じ感覚で乗れるから、免許取って1人で走るってなった時でも慣れてて普通に乗れるだろうし。学んだバイクと違うのに乗るの怖くない？」
信「そこはね、意外といけるもんなんだよ」
健「いけるものなんだ。でも俺、ノブが薦めてくれたYZF-R1だっけ？ あれ跨がらせてもらった時、あんなにバイクにお腹がくっつくような姿勢で乗るのかと思ったし、視線はどこ見るかもわからなかったけどな」
信長くんと言えばスーパースポーツ。もちろん、健介くんにも薦めます。「いや、おしり上がりすぎだから（笑）」（信長）「部長、ちゃんと乗り方教えてよ！」（健介）
信長くんと言えばスーパースポーツ。もちろん、健介くんにも薦めます。「いや、おしり上がりすぎだから（笑）」（信長）「部長、ちゃんと乗り方教えてよ！」（健介）
信「あれだけ前傾姿勢を取るのは、サーキットとかで走る時だけどね。普通に町中を走る時はそんな乗り方しないよ」
健「そうなの？ 現状、俺がサーキット行くなんてハードル高すぎるんだから、まずは日常生活で使えるやつ勧めてよ（笑）」
信「だったら、いま中型でいちばん売れてるレブル250、やっぱ乗りやすいと思うな」
健「結局、いちばん売れてるものってやっぱりいいんだよなぁ…」
信「レブル250は（男士部メンバーの）伊万里有くんが以前乗ってたやつだよ」
「レブルはこの日跨いだバイクで一番乗りやすそう」と健介くん。
健「え、じゃあ買わない（笑）。僕、誰かの二番煎じがいちばんいやなんだよ。そういや、ノブが気に入ったバイクはなかったの？」
信「俺は最初に買ったYZF-R25から後、ずっと海外メーカーばっかり乗ってきたから、久しぶりに国産車をもう一台増やしたくなってるんだ。2台目としてちょうどいいと思ったのはダックスかなぁ。ダックスは東京モーターサイクルショーに初めてオートバイ誌の撮影で行った時に発表されたバイクで、個人的にもちょっと思い出のあるバイクだったりするんだよね」
健「これって二人乗りもできるの？ 」
信「125ccだからできるできる。もともとダックスの形の由来は犬のダックスフンドで、犬っぽいところもかわいいんだよ」
健「なるほどね～。確かにかわいいけど、僕はやっぱりGTOバイクかなぁ」
信「やっぱZ900RSなんだ。こうやって実際に見るとバイク熱が高まるでしょ。この勢いで、大型免許まで取っちゃえば？」
健「じゃあやっぱり教習所代、ノブが半分払って。で、入所日にもついてきて？ 」
信「なんで俺が半分払って、しかも教習所についていかなきゃいけないの（笑）」
健「やっぱそこは部長だからじゃない？（笑）」
2人が欲しいと思ったバイクはこちら！
信長推し
Honda Dax125
健介推し
Kawasaki Z900RS
気になるバイクをたくさん跨がらせていただき、2人が〝今日いちばんの推し！ 〟と決めたのはこちらの2台。さて、実際に「バイク買ったよ！ 」報告が届くのはどちらが先でしょうか…？
壁にサインを書かせていただきました！
恐れ多くも芸能界の、そしてバイク乗りとしても大先輩、つるの剛士さんのサインの下に2人でサインをさせていただきました！
壁にサインを書かせていただきました！
恐れ多くも芸能界の、そしてバイク乗りとしても大先輩、つるの剛士さんのサインの下に2人でサインをさせていただきました！
文：斎藤ハルコ／写真：井上 演
※この記事は月刊『オートバイ』2024年6月号で掲載した記事を一部編集し公開しています。
