DRCのコンパクトキャリアが軽量コンパクトで使い勝手も良くて凄く気に入ってるんだけど、さらにその魅力をアップさせるために純正ツールボックスを同時装着したいのよ。車載工具や書類入れとしての実用性はもちろん、ないと左側がちょっと見た目的にさみしいからね。割と簡単なステーで装着できそうだから、久々にDIY。純正ツールボックスステーを作ってみるよ。

DRC コンパクトキャリア

お気に入りのDRCコンパクトキャリア。ドでかいCT125・ハンターカブのキャリアをコンパクトにすることで、軽量化やスタイルの変化を楽しむことができるアイテム。
ハンターカブのキャリアはかなり重いので、コンパクトキャリアにするだけでなんと2.5kgの軽量化できるのよ。

ディーアールシー(DRC) コンパクトキャリア CT125(JA55/JA65) '20-23 純正タンデムシート(ピリオンシート)取付け可能 軽量化 ハンターカブ ダートフリーク Dirtfreak D60-10-021

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コンパクトとはいえ、積載性能は十分以上。というか純正キャリアの積載能力が最強すぎるというか。

画像1: DRC コンパクトキャリア

しかもこんなに小さいのに、純正のタンデムシートがちゃんと固定できるのよ。凄い。

画像2: DRC コンパクトキャリア

キャリア前方部分の持ち手みたいなパーツがオプションパーツなので、タンデムシートを装着するとダブルシートみたいなフラットな座面になるのも凄く気に入ってる。

もちろん、ノーマルキャリアはハンターカブのアイコン的なパーツだし、パウダーコートしたことでさらに気に入ってるので、用途に合わせて随時交換を楽しんでるのよ。

画像3: DRC コンパクトキャリア

そんなコンパクトキャリア。個人的な好みの問題だけど、1点だけちょとした不満があるのよ。
なんというか左側面がちょっと寂しい。

画像4: DRC コンパクトキャリア

こう見た時に、リアフェンダーの面が目立つというか。

画像5: DRC コンパクトキャリア

右側ってアップマフラーのおかげでなんやかや色々あるじゃん。

画像: DELTA バレル4-SMINIマフラーのマフラーステーを使って、他のマフラーでも振動対策できないか試してるので、普段以上にガチャガチャしてる。

DELTA バレル4-SMINIマフラーのマフラーステーを使って、他のマフラーでも振動対策できないか試してるので、普段以上にガチャガチャしてる。

ノーマルキャリアだと、でっかいキャリアにツールボックス、さらにシュノーケルも付くので、その落差がでかいのよね。ステッカーを貼る場所が植えたともいけるけど、自分の場合はサイドバッグをつけたりものするので、あんまりここにステッカー貼りたくないのよね。

そこで純正キャリアにつけっぱなしになってる純正ツールボックスを付けたいな、と。
せっかく純正ツールボックスに納まる車載工具とかも検討したし。

ただ、純正ツールボックスを取り付けるためだけのステーってのが見つからない。
ないものは仕方ないのでDIYでツールボックスステーを作れないか試してみるよ。

純正ボックスを取り付けるために、ツールボックスステーをDIYするよ

ステーの構造なんだけど、色々考えた結果、キャリア天面と車体の間に挟み込むように固定しようかと。
と、いうのもDRCコンパクトキャリアと組み合わせて使うことのできる、DRCサイドバッグサポートがそういう構造なのよ。

作りとしては90度に曲がった程よい大きさのT字のステーをひん曲げるだけでツールボックスを取り付けできるはず。

必要な材料をホームセンターで購入してきた

善は急げでさっそく近所のホームセンターに行って物色。
90度に折れてる都合の良いT字ステーがなかったので、T字ステーとI字ステーを組み合わせることに。
ボルト間の距離とかを測って、悩みまくって買ってきたのがこの3点。

まずはL字ステー。キャリア天面の締結ボルト2カ所で留めたいので、長辺はやや長め。

MYST(マイスト) ステンレス取付金具 シルバー色 幅25×長さ107×203×厚み3mm (5212) DIY用

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ツールボックスを締結するための小さいI字ステー。

ダイドーハント(DAIDOHANT) ( 補強金物 ) DH ピッタリサポート I型 I100 S [ ステンレス SUS304 ] ( 1個入 ) 65836

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L字ステーとI字ステーを繋ぐための超低頭ボルト。

533-062W ステンレス 超極低頭小ねじ M4X12 6本×5パック(入数30本入)

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あと、I字ステーとツールボックスを締結するためにM6のフランジナットが2個必要。自分は手持ちのナットで代用したよ。

キタコ(KITACO) フランジ付きロックナット/2個入り M6X1.00/クロメート KCON 0900-001-00010

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ステーをDIYしてみる

実際にあてがってみるとL字ステーの短辺がちょっと長かった。仕方ないのでカットするよ。

画像1: ステーをDIYしてみる

ディスクグラインダー+砥石、いわゆる界隈でいうところのサンダーでささっと切り込むよ。
昔から不思議だったんだけど、なんでディスクグラインダーのことをサンダーっていうんだろ。

完全に切断するのは大変そうなので、ある程度切り込みを入れたら手でひん曲げて折るのだ。
自分はディスクグラインダーを使ったけど、ステンレス用の金切鋸でも余裕じゃないかな。

画像2: ステーをDIYしてみる

へし折ったらこんな感じ。切断面は怪我しやすいので、ステンレス対応の金ヤスリで仕上げておいてね。

画像3: ステーをDIYしてみる

試しにI字ステーをM4ボルトで装着。良いじゃん。

画像4: ステーをDIYしてみる

純正ツールボックスとステーの締結だけど、純正がM6段付きボルトなのでそれに合うようにM6ナットを使うのだ。

画像5: ステーをDIYしてみる

固定方法については予定通り、キャリアと車体の天面側締結ボルトに挟み込む形。

17mmの工具で、左右のサス取り付けボルト上部を緩めて、キャリア天面のボルトを12mmの工具で外したら、ステーを挟んで再び締結するだけ。

画像6: ステーをDIYしてみる

まずは仮締めして現物あわせ。
さすがの超極低頭ボルトとはいえ、干渉してツールボックス上部が歪んじゃった。

画像7: ステーをDIYしてみる

さすがにまずい気がするので対策しよう。

測ってみると、超極薄低頭ボルトの頭が約1.5mm出てる。
ということは、2mm以上かさ上げすれば良いはず。
手持ちのワッシャーを2枚重ねて約3mm。これでよっぽど大丈夫でしょ。

画像8: ステーをDIYしてみる

再度仮締め。
ついでにI字ステーの位置も調整して、ツールボックスからステーがはみ出さないようにしたよ。

画像9: ステーをDIYしてみる

無事クリア。あとは本締めして完成。

画像10: ステーをDIYしてみる

DIYツールボックスステー完成

完成したDIYツールボックスステー+純正ツールボックス+DRCコンパクトキャリア。
横から見るとこんな感じ。

画像1: DIYツールボックスステー完成

後から見るとボルトが目立つね。溶接できればもっとスマートなステーを作れるんだろうけど、できる範囲内でやるのがDIYの醍醐味よね。

画像2: DIYツールボックスステー完成

割と良い感じだと思うんだけど、DIYすると満足感が高すぎて冷静な目で見れないのよね。

画像3: DIYツールボックスステー完成

作業前の状態をもう一度。ツールボックスあった方がやっぱカッコいいと思うんだ僕は。

画像4: DIYツールボックスステー完成

まとめ

キャリアと独立したステーなので、キャリアレスでツールボックスのみ装着という超軽量スタイルという選択肢も。久々のDIYは楽しいね。

画像: まとめ

レポート:若林浩志

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