400ccクラスのロードスポーツモデルで人気のあるCBR400Rが、Hondaセレクタブルコントロール(HSTC)や新形状の外装などを与えられてモデルチェンジ! この新型の走りを、伊藤真一さんはどう評価したのでしょう?
 
※この記事はウェブサイト「HondaGO バイクラボ」で2024年7月25日に公開されたものを一部抜粋し転載しています。
文:宮﨑健太郎/写真:南 孝幸
(初出:月刊『オートバイ』2024年7月号)

単なるデザインの変更ではない、新型CBR400Rのカウルの機能的ブラッシュアップに注目!

画像: 伊藤真一(いとうしんいち):1966年、宮城県生まれ。1988年ジュニアから国際A級に昇格と同時にHRCワークスチームに抜擢される。以降、WGP500クラスの参戦や、全日本ロードレース選手権、鈴鹿8耐で長年活躍。2024年も監督として「Astemo HondaDreamSIRacing」を率いてJSB1000クラス、ST1000クラスなどに参戦! 当研究所の主席研究員。

伊藤真一(いとうしんいち):1966年、宮城県生まれ。1988年ジュニアから国際A級に昇格と同時にHRCワークスチームに抜擢される。以降、WGP500クラスの参戦や、全日本ロードレース選手権、鈴鹿8耐で長年活躍。2024年も監督として「Astemo HondaDreamSIRacing」を率いてJSB1000クラス、ST1000クラスなどに参戦! 当研究所の主席研究員。

この連載でCBR400Rを取り上げるのは、フロントブレーキがダブルディスクになるなどのモデルチェンジを受けた前モデル(2022年型)以来ですね。レブに当てるまで気持ちよく吹け上がる並列2気筒エンジン、そして自由自在にラインを選べる軽快なコーナリング特性などCBR400Rは気に入ってるモデルでしたので、今回の新型の試乗を楽しみにしていました。

まず最初に試したのは、高速道路走行でした。フロントとテールのカウルのデザインが変更された新型は、見た目的にとてもスタイリッシュになっています。ただ見た目の変化よりも、注目すべきは機能的な効果ですね。高速道路を走っていると、100km/hあたりの速度では安定感が増して大きなバイクに乗っているように感じます。両膝のまわりにダクトから抜けた空気が、層を作っているのが感じられます。

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