8月17日(土)にアメリカのメリーランド州にあるバッズクリーク・モトクロスパークで開催されたAMAプロモトクロス選手権第10戦にて、ヘイデン・ディーガン(Monster Energy Yamaha Star Racing)が250クラスのタイトルを獲得しました。

画像1: ヘイデン・ディーガンがAMAプロモトクロス250クラスのタイトル獲得

ディーガンは開幕戦でmoto1、moto2とも優勝を飾って総合優勝を獲得した後、シーズンを通して、現時点で9回のレースウィンと5回の総合優勝を挙げ、最終戦を残してチャンピオン獲得を決めました。

第10戦のレースでは、moto1では一度軽い転倒があったものの、ホールショットからチェッカーまでトップを独走し優勝。これにより250クラスのタイトルが決まりました。moto2ではスタートでの出遅れが響き10位でゴール、総合3位で表彰台に登りました。

2006年生まれのヘイデン・ディーガンはフリースタイルモトクロスライダーのブライアン・ディーガンの息子で、「デンジャー・ボーイ」の愛称で知られています。プロモトクロス選手権には2022年にデビュー、2023年にフル参戦デビューを果たし、2023年は2度の総合優勝を含む6度の表彰台を獲得してランキング4位でルーキーイヤーを終えました。AMAスーパークロス選手権では2023年、2024年ともに250 EASTクラスに参戦し、どちらも総合2位。プレイオフとなるSMXでは初開催となった2023年に250クラスの初代チャンピオンとなる活躍を見せているライダーです。

画像2: ヘイデン・ディーガンがAMAプロモトクロス250クラスのタイトル獲得

ヘイデン・ディーガン(Monster Energy Yamaha Star Racing

「チームや家族の献身がたくさんあってここ(優勝)にたどり着いたんだ。2023年のSMXのタイトルの後に、再びチャンピオンになるなんて非現実的だよ。まだその実感が湧いてきたばかりで、今はとても幸せ。レース中はフィニッシュラインまで行って、このナンバーワンのプレートを手にすることだけを考えていた」

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