現行MC51型のCBR250RRは2017年~2019年の初期型に乗った感想をプレイバック!CBR250RRは初登場の時点からパフォーマンスが高すぎ!? それでいて「ツーリング」も楽しめる250ccスポーツでした!

CBR250RR(MC51初期型)はツーリングペースでも楽しい!

画像1: CBR250RR(MC51初期型)はツーリングペースでも楽しい!

2018年の当時、CBR250RR(2018年モデル)をホンダさんから借りて、フラッと走りにいったのが国道413号「道志みち」でした。関東圏のライダーには定番というか、神奈川県相模原市から山中湖へ抜ける人気のツーリングルートです。

街を抜け、風景に緑が多くなってくるのは津久井湖のあたり。

この時は春で、最高の快晴の中で走ってるんだから、文句なんてひとつもあるはずないですが……

画像2: CBR250RR(MC51初期型)はツーリングペースでも楽しい!

ちょっと遠回りして津久井湖の三井大橋へ寄り道。やっぱりこういう風景に出会えると「おおー、走りに来てよかったナァ!」ってなります。

で、このあたりから徐々にワインディングが始まるんですけどCBR250RRって本当に不思議。がっつり気合を入れて走らなくても、きちんと「スポーツ感」があるんです。

画像3: CBR250RR(MC51初期型)はツーリングペースでも楽しい!

“道志みち”はゆるやかなコーナーからタイトに曲がるコーナーまで変化に富んだワインディングです。しかも、信号がほとんどありません。

その道を飛ばす訳でもなく走るんですけど、CBR250RRってライダーの操作にすべてきちんと反応してくるので、ゆっくりでも「綺麗に走らせる」ことを意識するとけっこうオモシロいんです。

操ることに集中する。これが楽しめる理由は、純粋にバイクとしての土台がしっかりしているからに他なりません。

パワーだけが自慢じゃないエンジン

画像1: パワーだけが自慢じゃないエンジン

ちなみにMC51初期型の水冷DOHCの直列2気筒エンジンは最高出力38馬力でした。

最新モデルとは4馬力差があります。でもパワー感は十分というか、ぜんぜん『遅い』なんて思いません。9000回転を超えたあたりから、もう一段フワッと軽くなったように伸びるスポーティさが最高に気持ちいい!

だけど、私が注目したいのはむしろ常用回転域での粘り強さ!

こういうバイクはどうしても最高出力が注目されがちだけど、実際のところは普通に走っていると6000~8000回転をよく使います。

そして、この回転域での扱いやすさがハンパじゃない。運転が恐ろしくイージーなんです。これは最新2024モデルにも通ずるものですが「CBR250RR」というバイクが持つ根源的な魅力のひとつです。

あ、でも走行モードを「Sport+」にして高回転域まで回すと完全に別のバイクみたいになりますから……

そのあたりはご注意ください(笑)

画像2: パワーだけが自慢じゃないエンジン

のんびり走っていると、こんな感じの風景も目に飛び込んできます。

前傾姿勢のスーパースポーツとはいえ250ccはやっぱり軽くて気軽! だから、こういう風景を見つけた時に、サッと停車できるのもいいところです。

画像3: パワーだけが自慢じゃないエンジン

ちなみに先を急ぐ訳じゃないなら、ちょっと国道を外れてみるのも楽しいですよ?

リッタークラスのスーパースポーツとは違って、ツーリングにも普通に使えるのがCBR250RRっていうバイクなんです。

画像4: パワーだけが自慢じゃないエンジン

ひとやすみには「道の駅 どうし」

画像1: ひとやすみには「道の駅 どうし」

ところで“道志みち”っていうのは、津久井湖あたりから山中湖に抜けるまで、ざっくり50kmくらいずっとワインディング状態です。

その中間地点にあるのが、この「道の駅 どうし」なんですが、ここはバイクが超多い!

この日は普通に平日だったんですが……

画像2: ひとやすみには「道の駅 どうし」

ご覧のとおり(笑)

ライダーが多いから、フラッと走りに出た先で友達もできそうな雰囲気アリアリです。立ち寄りスポットとして超おすすめです。

そして「道の駅 どうし」の先は民家も無くなり、山中湖まで一気に駆け抜ける爽快ロード!

知らないうちにペースが上がり気味になります。この区間、自制心がけっこう試されます……

ちなみに道中、グォーン!ってサウンドを轟かせた大排気量バイクが度々駆け抜けていきましたが、CBR250RRだと普通に走っていても、なんとなくついていけちゃう。

すると前を行くバイクが妙にヤル気を出してしまうケースが続出(笑)

画像3: ひとやすみには「道の駅 どうし」

こっちにはそんなつもりは無いんだけど、この顔、きっと意識されてるんだろうなぁって感じます(笑)

CBR250RRのデザインって2017年~2019年モデルの時期から、もう既に「完成の域」にあったと言えるのかもしれません。

画像4: ひとやすみには「道の駅 どうし」

そして山中湖の長池親水公園に到着。50kmもワインディングが続くとさすがに満足です。富士山もきれいだし、CBR250RRの走りもたっぷり味わえた!

けっこういい感じの満足感。とはいえ、そんなに飛ばしたり攻めたりしてません。

でも『スポーツバイクで走る醍醐味』は十分に堪能できたと感じるんです。

画像5: ひとやすみには「道の駅 どうし」

38馬力っていうパワーをきちんと使って、狙った走行ラインをどれだけイメージ通りに走れるか。

CBR250RRはこの頃から本当に『コントロールする面白さ』”に溢れたバイクでした。だからこそツーリングペースでも楽しいんでしょうね!

画像6: ひとやすみには「道の駅 どうし」

最後に山中湖を富士山を一望できる「パノラマ台」へ。ツーリングの仕上げには最高です。

でも、実を言うとこのパノラマ台からあと1kmくらい先まで走ると、隠れ絶景ポイントが待っているのってご存知ですか?

画像7: ひとやすみには「道の駅 どうし」

せっかく山中湖まで来たなら、ぜひ「パノラマ台のちょっと先」へ立ち寄ってみてくださいね。

画像8: ひとやすみには「道の駅 どうし」

こんな風景が待ってますから!

画像9: ひとやすみには「道の駅 どうし」

ちなみに帰路は高速道路で一気に帰りました。

高速道路でのCBR250RRは、エキサイティングなサウンドが楽しめます。音もこのバイクの魅力ですから。

画像10: ひとやすみには「道の駅 どうし」

それにしても改めて思います。

眺めて満足、走って楽しい、ツーリングも快適! 登場当時からなんて素晴らしいバイクだったんだろう……おそるべしCBR250RR!?

当時はABS付きだと80万円の高級車だったけど、初期型の中古車の場合は2024年現在40万円台~50万円半ばでも十分に狙っていける価格帯に落ち着いています。

それでも『安い!』という訳じゃないけど、価値は十分にあると思う。

画像11: ひとやすみには「道の駅 どうし」

現行MC51型のCBR250RRって、初期モデルの時点から「走る楽しさ」の塊なんです。

スポーツバイクをホンダが本気で作ると、これほどのものになるのか!? って感動するほどに……

もちろん最良は新車なんだろうけれど「手が届く憧れバイク」として考えるなら初期モデルの中古車だってアリだと思う。

だって乗ったら……絶対に感動するよ!?

よろしければ【前編】からお読みくださいね!

CBR250RR/MC51初期モデル(2017~2019)の中古車価格や相場は?

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