一目で性能レベルがわかる仕組みに! ライダーに嬉しい製品がシリーズ展開
職人向けから一般向けのものまで、豊富な種類の機能性ウエアをリーズナブルな価格で販売するワークマン。自社ブランドのジャンルも幅広く、「#ワークマン女子」「WORKMAN Plus」のほか、2024年春には子ども服を扱う「Workman Kids」が登場。着々とブランド規模を拡大しています。
昨今ではホンダの二輪デザイナーとコラボレーションした「カブ」カラーのレインウエアも登場。2024年の東京モーターサイクルショーへ初出展するなど、ライダーユースな製品のラインナップも販売されています。
今回の秋冬新製品発表会では約800点の製品が展示されました。業界最大規模の展示数だそうです。コンセプトは「機能の格付け、始まる。」で、入場口のウォールパネルをはじめ、いたるところに掲げられていました。
このコンセプトは、製品ひとつひとつの機能レベルを購入者に理解してもらったうえで、自身の使い方に適したものを選んで購入してもらうことをねらいとして設定されたそう。
そのため展示製品は、「防水」「防寒」「ストレッチ」といった各機能がどのような天候やシーンに対応するのかが一目でわかる5段階の''格付け''が行われていました。
専務取締役の土屋哲雄氏は、来年の春夏製品では「収納度」「冷感度」「UVカット」の''格付け''を行う予定とステージで発表。競合先にも''格付け''の指標を公表し、いずれ世界標準として''格付け''が行われるようにすることが当面の目標と語っていました。
今回、一番の目玉は "着る断熱材"という印象的なキャッチコピーがつけられた「XShelter(エックス シェルター)」シリーズ。断熱シートと発熱綿で高い断熱効果を発揮する新しい素材が使用された、ジャケット、ベスト、パンツ、マフラー、シュラフがラインナップされました。
製品発表のスタイルは今年もまた斬新。このジャケットを羽織ったMCの女性が-20℃の室内からの生中継で登場するイベントに、発表会に参加した取材陣は映像に目が釘付けでした。
この「XShelter(エックス シェルター)」の詳しい情報や、ライダーにおすすめの製品は、別の記事でまとめて紹介させていただきます!
そのほか、名古屋モード学園と「Workman Colors」のコラボ製品17点の展示や、女性の「キレイめ」コーデ、男性の「大人カジュアル」コーデを新たにシリーズ展開。派手な色を抑え、日常使いしやすいデザインの製品が多数ラインナップされました。
まとめ:大冨 涼