ショットガン650の見た目が可愛すぎる!
ロイヤルエンフィールドの新型車両、ショットガン650が2024年8月31日に発売されるということで、静岡県で行われたメディア試乗会に参加してきたRurikoが試乗レポートをお届けします!
そもそも私、ロイヤルエンフィールドの車両を見るのも、乗るのも今回が初めて! 他にどんな車両がラインアップされているのかも、ショットガン650がどんな立ち位置なのかも細かくは分からない状態で試乗します(笑)
丸目のヘッドライトに丸いウィンカーに少し太めの倒立フォーク、フレームやエキゾーストパイプ、エンジン周りがブラックアウトされている事で重厚感があります。写真撮るのを忘れてしまったのですが(おい!)、サイレンサーが左右対称の2本出しなのも堪らないポイント!
そしてこのメーターも丸型で統一されていてキュート! 左側はアナログの速度・タコメーターでレトロな雰囲気も残しつつデジタルの表示もあるデジアナログ式インストルメントパネル。そして右側にはTripperナビゲーションシステムを搭載。こちらはスマートフォンとBluetooth接続し、会員登録をすると簡単なナビを表示する事ができるそうです!
気になる足付きチェック(モデル:Ruriko 身長161cm)
ショットガン650のシート高は795mm、私の身長は161cmでワイルドウィングさんの厚底ブーツで35mm底が厚い物を履いています。両足とも足の裏半分しっかりついています。シート幅やボディも足が降りる部分はスッキリしているので、真っ直ぐ足が下ろせる状態で足付きはとても良いです。
結構重たい!?取り回しはどうだろう?
ショットガン650の車両重量は240kg。同クラスの車両と比べても重量はやや重め。
正直跨ってから車体を垂直にする場面では「よっこいしょー!」とそれなりに重みを感じました。
しかし取り回しをしてみると240kgの重さを忘れてしまうぐらい軽く感じます。そしてハンドルのキレ幅もしっかりある! これならUターンもしやすそう。
ちなみにショットガン650にはセンタースタンドがついていたので、挑戦してみたら私でもセンタースタンドをかける事が出来ました(下すのは怖くて出来なかった←)。
速すぎないのが心地よい! そんなテイストの乗り味です!
スロットルを捻っても身体を置いていかれるような加速はないけれど、しっかりとした力強さで前へ進んでくれる。走行中は嫌な振動はないが、ドコドコとした心地よい鼓動を感じられる。乗り出して1分ぐらいで「あ、これ好きなやつ!」と気付いてしまった!
信号待ちで停車しても足付きが良いので安心、クラッチは特別軽いという訳ではないけれど、握力20kg弱の私でも問題なく操作できます。
ワインディングでは路面状況があまりよくない道路を走行。普段であれば路面が割れている箇所は避けて走りますが、なんて言ったってロイヤルエンフィールドはインドのメーカー!! インドは日本よりはるかに路面状況が悪いと聞いた事があります。そんなハードコンディションをこなしてきたメーカーなので目の前のボコボコなんて、きっと大丈夫!と謎の安心感(?)いや、実際に安心なんです。ショットガン650のタイヤはパンクに強いチューブレスタイヤがアロイホイールに装着されています。またしっかりした車重のおかげで、悪路でもスムーズに走行ができるとか。
確かに多少の穴ぼこ道を通っても、バイクがブレるような感覚はなく安心して走れる!
ショットガン650を初めて見た時は、このバイクはクルーザーなのか? ネイキッドなのか? どちらなのか分からず試乗。フットペダルの位置がクルーザータイプに良くあるフォアードコントロールではなく、ネイキッド寄りな位置のおかげで、ワインディングも軽快に、ある程度バンクしながら気持ちよく走ることが出来ました。
試乗を終えて・・・
正直ショットガン650は秀でた何かがあるバイクとは感じませんでした。だけどそれが良いんです。気を使うような加速はなく、ドコドコと鼓動を感じながら走り、スロットルを程よく回すパワー感、高級感・重厚感のある車体・・・全てがしっくり来る!
今までロイヤルエンフィールドのバイクは遠い存在だったので、こんなにも懐にグッと入ってくるなんて驚き! 皆さんも是非一度試乗してみてください! きっと好きな方は多いはず。私もリアルに欲しくなりました(笑)