モトクロス・オブ・ネイションズ(MXoN)の日本代表メンバーと、トライアル・デ・ナシオンに出場する日本代表メンバーが、9月9日に寺門成真スポーツ庁次長を表敬訪問しました。選手は大会の説明をはじめ、各種目の魅力、大会への意気込みを語りました。
訪問選手
FIMモトクロス・オブ・ネイションズ 日本代表ライダー
横山 遥希(よこやま はるき)選手
大倉 由揮(おおくら ゆうき)選手
大城 魁之輔(おおしろ かいのすけ)選手
FIMトライアル・デ・ナシオン 日本代表ライダー
小川 毅士(おがわ つよし)選手
黒山 陣(くろやま じん)選手
廣畑 伸哉(ひろはた しんや)選手 ※都合により欠席
横山 遥希選手コメント
「FIMモトクロス・オブ・ネイションズではMX2クラス/MXGPクラス/MXOPENクラスの3つがあり、僕はMX2クラスに参戦します。目標としては、予選からTOP10に入ることを目指します。また、チームとしてはここ数年決勝に駒を進められていない状況なので、決勝進出を狙っていきます。今年は全員24〜25歳という同世代のメンバーです。3人で過去最高位の6位を超えるという目標を達成したいと思います」
大倉 由揮選手コメント
「僕は250ccと450ccどちらのバイクでも出場できるMXOPENというクラスに参戦します。レベルが高いクラスではありますが、まずは予選通過を目標に、幼少期から競い合ってきた同世代メンバーと力を合わせて過去最高の走りをしたいです。僕らの世代の走りを通して、モトクロスを始めてみたい、将来このレースに挑戦したいという思いを持ってもらえるきっかけを作っていきたいと思います」
大城 魁之輔選手コメント
「僕自身ネイションズに出場するのが初めてなので、わからないことも多くありますが、自分が持っている力を全部出せるよう集中して挑みますそして日本代表ライダーとして良い走りをし、良い結果を持って帰ってきたいと思います」
小川 毅士選手コメント
「前に引き続き代表メンバーとして走らせていただきます。前回は僕を含めベテランを中心としたチーム構成でインターナショナルトロフィークラスに挑み優勝を獲得しました。一方今年は代表メンバーの中で僕が最年長で、デナシオンに初参戦する若い2人というメンバーになります。最年長として若手2人を引っ張って、金メダルを獲得できるよう頑張ります」
黒山 陣選手コメント
「トライアル・デ・ナシオン初参戦でとても緊張していますが、それを上回るほどのワクワク感があります。僕は今15歳で、大会の年齢制限によって排気量の小さい125ccの車両で参戦します。だからといって勝てないと言い訳はしたくないですし、日本代表として優勝目指して頑張ります」
寺門 成真 スポーツ庁次長 激励のお言葉
「本日は大会前のお忙しい中、そして暑い中、お越しいただきありがとうございます。モータスポーツはスポーツとして色々な方面から注目を浴びていると思います。これから大会に臨む上で選手一人ひとりの抱負をしっかりお聞きさせていただきました。それぞれの職務を達成し、安全にご活躍して凱旋してください。各界ともスポーツ競技人口をいかに増やしていくのかということには苦労しておりますが、パリオリンピック・パラリンピックがあったように、国民の皆様、とくに小さなお子様が選手皆様方のご活躍を見て、憧れを持ってもらえることがスポーツ人口を増やしていくためには一番大事な部分だと思います。ぜひ選手皆様方が日頃の鍛錬を十分に発揮いただいて、輝かしい成績を持って日本に帰ってくることを心より祈念したいと思います。今後の業界の益々の発展と、皆様のご活躍を願っております」