「マエヒロドーム」とは?
名前の通り、前室の広さが特徴的なテント。前室にある3つのパネルを閉じても大人2人が座れるスペースがあるほどの余裕がある。2人でのキャンプはもちろん、ソロキャンプならチェアとテーブル、大きな荷物を置くなど、かなり広々と使えるだろう。
ツーリングキャンプとなると車でのキャンプと異なり、雨が降った際は前室がない、もしくは狭いテントだと荷物を退避させる場所がないのが難点。その点マエヒロドームなら広い前室があるので、雨天時も快適にキャンプを楽しめそうだ。
収納時の重量は付属品込みで約3.7kg、サイズは44×Φ18cmとコンパクト。バイクへの積み込みもさほど苦労しないだろう。
従来品の利点はそのまま、快適性が向上!
本製品は2023年5月に発売してから多くのツーリングキャンパーから好評を博した「neGla MAEHIRO DOME(マエヒロドーム)」をリニューアルした製品。
従来品からの大きな改良点は、通気性、耐雨性をアップした点。テントに開口部を増やすことで空気の流れを作り、結露の発生を防ぎテント内に熱がこもりにくくなっている。この改良によりテント内の快適性がアップしている。
また、側面のファスナーにフラップを追加。これはバイク用のレインウェアと同じ構造をしており、防水フロア部の立ち上がりが高くなったことで、従来品よりも雨風に強くなっている。
とはいえ完全防水では無いので、雨天の連泊使用時には浸水の可能性もある点はご注意いただきたい。
さらに細かい改良点だがインナーテントのファスナーの引手が蓄光タイプに変更されている。夜間の視認性が向上し、出入りがよりしやすくなるだろう。
なお、フライシートの引手は従来品と同じ反射材入りパラコード引手を採用している。
別売のガイドベルトを使えば、フライシートのみでの設営も可能
新作テントと同時にオプションアイテムのガイドベルトも登場した。これを使うことでフライシートのみでの設営が可能となる。従来のマエヒロドームにも使用できるので、すでに持っている人にもおすすめだ。
その他、購入方法や製品の詳細は公式サイトをご参照いただきたい。
まとめ:八橋秀行