スズキ&ヨシムラのレーシングチーム「ヨシムラSERT Motul」が、二輪世界耐久レースEWC 2024の最終戦となる「ボルドール24時間耐久」で快勝!さらにEWC2024シリーズチャンピオンにも輝きました!

24時間737周(!?)を走り切ってEWC2024最終戦を快勝!

画像: www1.suzuki.co.jp
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スズキGSX-R1000Rを駆る「ヨシムラ SERT Motul」が、FIM世界耐久選手権(EWC)2024年の最終戦「ボルドール24時間耐久」で見事優勝!そして2024年のシリーズチャンピオンに輝きました!

いや〜、スズキのマシンは本当に耐久レースに強いですね!

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バイクの世界耐久レースEWC 2024にフル参戦している「ヨシムラ SERT MOTUL」は、第1戦のル・マン24で優勝、第2戦のスパ8時間耐久でも2位表彰台を獲得。

そして7月21日に行われた第3戦の鈴鹿8耐では、並み居る競合と繰り広げたバトルの結果、見事3位表彰台を獲得し、最終戦となるボルドール24時間耐久レースに挑みました。

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今年で87回目となるフランス伝統のボルドール24時間耐久レースは、2024年EWC最終戦として9月14~15日にフランスのポールリカールサーキットで開催されました。

24時間と言う長丁場のレースに世界各国の強豪チームが参戦し、現地時間の14:00 (日本時間 21:00)に全45台のライダーがグリットに並びます。

耐久レース恒例のル・マン式スタートで翌日の14:00のゴールへ向けて一斉にスタート……

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決勝の予選で3番手につけていたヨシムラ SERT MOTULのスタートライダーは、鈴鹿での負傷から復活したグレッグ・ブラック選手が担当。

ロケットスタートが得意なブラック選手は、スターティングエリアからマシンに走り寄ると、第一コーナーを1番手で抜ける見事なホールショットで通過!

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その後、すぐにライバルたちとのトップ争いが繰り広げられますが、24時間もの長いレースを見据えつつ、安定した速さと慎重なペースで周回を続けます。

第2スティントはエティエンヌ・マッソン選手、第3スティントをダン・リンフット選手が担当し、耐久レースの豊富な経験を活かしてブラック選手と同様に安定したペースでトップをキープ続けます。

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その後も大きなトラブルが起きることなく安定に走行を続け、8時間経過時にトップに立っている事で与えられるボーナス10ポイントも獲得します。

スタートから11時間を経過した頃、暗闇のサーキットで一時的にライバルにトップの座を奪われますが、安定した走りと的確なピットストップですぐに首位に返り咲きました。

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長いナイトセッションの間でも、ライダーもチームスタップも集中力を切らさず、ライバルを寄せ付けない走りを続けたヨシムラ SERT Motul。

さらにリードを広げて次のボーナスポイントが付与される16時間経過時も首位を快走することで、さらに追加の10ポイントも獲得したのでした。

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その後も幾度となく繰り返されるライダーチェンジのピット作業もクルー全員がスピーディで確実なピットワークでレースをしっかりとコントロールします。

23時間が経過して残り1時間を切る頃には、ヨシムラ SERT Motulチームが他のチームを寄せ付けないほどリードし続け、さらに最終スティントを任されたマッソン選手が圧巻のラストスパートを見せます。

1周5.673kmのポールリカールサーキットを、737周という記録的な周回数で走りきり、2位のKM 99チーム(YAMAHA)に7周差もの大差をつけてチェッカーフラッグを受けたのでした!

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最終戦の強さは圧倒的……

第1戦のル・マン24の優勝もそうでしたが、今回のボルドール24でも24時間と言う長丁場のレースを制するには、ライダーやピットスタッフもちろん、マシン開発やパーツ供給メーカーなどチームの総合力が高くなければ成し得ないことです。

しかも2024年はシリーズ全戦で表彰台獲得という偉業を達成!?

(下に続きます)

しかも今回のシリーズ優勝によって、世界チャンピオンを計21回目も獲得したこととなり、EWC世界耐久選手権の歴史で最も勝利数の多いチームとなりました。

まずはこの素晴らしい勝利と感動を私たちスズキファンに届けてくれたGSX-R1000Rとヨシムラ SERT Motulチームに賞賛を贈りたい気持ちでいっぱいです!

来年のEWC2025もきっと連覇してくれることでしょう!

今年の「EWC2024」を振り返ってみよう!

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