葉月美優です。

先日、スポーツランドSUGOでスーパーGTが開催されました。SUGOのスタッフさんが、まだ私のことを覚えていてくださって嬉しかったです。

画像1: 日本が誇る鈴鹿サーキットは、世界でも上位の難コース!? 愛車のCBR250RRでいざ挑む!【葉月美優のライディングレポート】

今年は、スーパーGTと昨年参戦したSUGOミニバイク6時間耐久レースが重なってしまい、耐久レースへの参戦は断念しました。また来年は、SUGOを走れたらいいなと思います。

さて、前回前々回でバトラックスプロショップ走行会のレポートをしてきましたが、今回でラストです。今回は、私の走行のお話。

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前にも書きましたが、サーキット走行は楽しいし好きなのですけど、サーキット入りの前後と走行前は高確率でナーバスになってしまいます。自分が好きで行くと決めているのに、なぜか不安になって"行きたくない""走りたくない"という気持ちになってしまうのです。

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一番ナーバスになったのは、耐久レースの練習走行で初めて鈴鹿サーキットを走った日でした。この日が断トツで一番なのですが、緊張で動悸が激しすぎて体調不良気味になり椅子の上で小さくなっていたらそのまま寝てしまったという事件です。

でも今回は真逆で、そんな気持ちが一切なくワクワクの気持ちでいっぱいでした。きっとフル先導付きで気が楽なのと、ホンダドリームのみんなと一緒のピットなのが嬉しかったのだと思います。

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1走行目は、なんとなく「こんな感じか〜、やっぱり鈴鹿サーキットは難しいなぁ」なんて思いながら、2走行目も楽しみにしていたのですが……。2走行目は、思いもよらぬ展開となってしまいました。

画像6: 日本が誇る鈴鹿サーキットは、世界でも上位の難コース!? 愛車のCBR250RRでいざ挑む!【葉月美優のライディングレポート】

全クラス満枠で、1クラスこれだけの台数が参加しています。さすが、大人気ですね! "葉月を探せ"状態の写真になっています。

画像7: 日本が誇る鈴鹿サーキットは、世界でも上位の難コース!? 愛車のCBR250RRでいざ挑む!【葉月美優のライディングレポート】

リーダータワーに走行開始までのカウントダウンが表示されていました。こんなところまで、楽しませてもらえるなんて嬉しいです。

画像8: 日本が誇る鈴鹿サーキットは、世界でも上位の難コース!? 愛車のCBR250RRでいざ挑む!【葉月美優のライディングレポート】

シグナルが青になり、走行スタート!

画像1: シグナルが青になり、走行スタート!

1走行目よりペースが早い気がする? と、思いながらも必死に着いて行こうとしたのですが、コーナー進入前にギアを下げたいのに下がりません! 後半は上りになっていくので、ギアが高いままだと立ち上がりで失速してしまいます。これを2コーナーほど続けてしまい、前の車両に全く追いつけなくなってしまいました……。

画像2: シグナルが青になり、走行スタート!

「やばい、やってしまった、私1人で走れるのかな」と、焦る気持ちと悲しい気持ちでいっぱいになっていたら、数十メートル先にスイーパーが走っている!

藤原克昭さんだ!!!! 1走行目も「何クラスなの?」と気にかけてくださり、ちょうど藤原さんはスイーパーだったので間に入って少しラインを教えていただきました。

画像3: シグナルが青になり、走行スタート!

そして、2走行目は前の車両とはぐれた状態の130R手前で遭遇。すぐに追いかけて前にスッと入ってくださりました。

画像4: シグナルが青になり、走行スタート!
画像5: シグナルが青になり、走行スタート!

焦る気持ちが一瞬で溶け、安心で完全に目の前がキラキラ状態になりました。

画像1: 焦る気持ちが一瞬で溶け、安心で完全に目の前がキラキラ状態になりました。
画像2: 焦る気持ちが一瞬で溶け、安心で完全に目の前がキラキラ状態になりました。

しかも!! 藤原さん、先導がめちゃくちゃ上手なのです。プロライダーなので当たり前と思うかもしれませんが、どのコーナーでも安心できる位置と絶対に焦らない早すぎず遅すぎないスピード感。更に、苦手なコーナーや、シケインなど危ないコーナーは、かなり速度を落としてわかりやすく走ってくださりました。きっと苦手なコーナーも、気づいて意識してくださっていたのだと思います。

なので、私も"必死"に着いていくという感じではなく、ラインを見る余裕がありました。本当にびっくりするくらい安心する、絶妙な位置とスピード感の先導でした!! 

画像3: 焦る気持ちが一瞬で溶け、安心で完全に目の前がキラキラ状態になりました。

もう本当に心弾む気持ちで、精いっぱい無事に走り切ることができました!!

画像1: もう本当に心弾む気持ちで、精いっぱい無事に走り切ることができました!!

最後は、振り返ってグッドサイン! これには、安心と嬉しさで本当に泣きそうでした。なんて贅沢な走行!!!! しかも、「後半3ラップぐらい走行ラインもスピードも良かったし上手かった」と励ましていただき、嘘でも救われるし、もう本当に鈴鹿まで来てよかったと心から思いました。

画像2: もう本当に心弾む気持ちで、精いっぱい無事に走り切ることができました!!

鈴鹿サーキットは回数を重ねるごとに難しさを感じています。更に今回は、富士スピードウェイでの転倒の後だからか、初めての250ccだからか、アクセルもなかなか開けられず思うように走れませんでした。

まさか、スイーパーにお世話になると思っていなかったし、思った以上に自分の走れなさ加減に悲しくなったけど、最後はまた走りたいと次が楽しみになりました。

藤原さんも、「鈴鹿は世界の中でもトップ10に入る難しいサーキットですよ」と。それは、たった数回で思うように走れるようになるわけがない。良かった!

画像3: もう本当に心弾む気持ちで、精いっぱい無事に走り切ることができました!!

思えば、バトラックスプロショップ走行会のインストラクターは、参加者の走りを特にしっかり見ている気がするし、よく先導をしてくださるイメージです。筑波サーキットでの開催で、クラス別の講座に参加した際も難しいお話を想像していましたが、そのクラスの走行を見て分析してのお話をしていて、そんなところまで見ているのかとびっくりしました。

鈴鹿サーキットは、来年また参加できるかどうかまだ分かりませんが、次のバトラックス走行会の参加は11月末の筑波サーキットです。今回のことで、より楽しみになりました!

画像4: もう本当に心弾む気持ちで、精いっぱい無事に走り切ることができました!!

次も、頑張って走りたいと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

レポート:葉月美優

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