トライアンフモーターサイクルズが、450ccのモトクロスバイク「TF 450-RC」を発表しました。この新型マシンはモトクロス界の伝説的ライダー、リッキー・カーマイケル氏が全面的に監修しており、その名を冠したスペシャルエディションとして登場します。

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GOATの英知とトライアンフの技術力が結集

「GOAT(Greatest Of All Time)」の異名を持つリッキー・カーマイケル氏が監修した TF 450-RC は、トライアンフのエンジニアリングとカーマイケル氏の豊富な経験を融合した一台。カーマイケル氏の要求に応えるべく開発された本機は、クラス最高のパワーウェイト比を誇るマシンとなりました。

新開発の450ccシングルシリンダーSOHCエンジンには、Konig製鍛造アルミピストンやDelWest製チタンバルブなど高性能パーツを採用。標準装備のクイックシフターにより、2速から5速までクラッチレスシフトが可能です。さらにエンジン制御にはDellortoスロットルボディとAthena製ECUを採用し、スマートフォンアプリ「MX Tune Pro」でカーマイケル氏セッティングのエンジンマップも含めた調整が選択可能。

フレームには軽量高剛性のアルミニウム製を採用し、重量を最小限に抑えつつ強度を確保。サスペンションにはKYB製のAOSフォークとリアショックを装備し、安定したダンピング特性を実現しています。ブレーキにはBrembo製キャリパーとGalfer製ディスクローターを組み合わせ、D.I.D社DirtStarリムとDunlop Geomax MX34タイヤは高いトラクション性能を発揮します。

さらに、XTrigホールショットデバイスやTriumph Racing Hinsonクラッチカバーなどのレース用パーツを標準装備。オプションでアクラポビッチ製チタンエキゾーストも用意され、専用マップとの組み合わせでさらなるパフォーマンスアップが可能です。

英国で2025年2月発売、価格は10,695ポンド

英国でのTF 450-RCの販売は2025年2月より開始予定で、価格は10,695ポンドとなっています。日本での正式な発売時期や価格については、今後の発表を待つ必要がありそうです。

トライアンフの450ccクラスでのモトクロス参戦に向けた第一歩となる TF 450-RC。リッキー・カーマイケル氏の監修による高性能マシンだけに、その走りが今から楽しみですね。今後のレースでの活躍にも注目です!

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