オートバイ女子部きっての長旅マスター・Rurikoさん。長くて1カ月は家に帰らないという彼女に、バイクで長旅をするときの装備や荷物、疑問やトラブルへの対処法を編集部・大冨がインタビュー。バイクでのロングツーリングに役立つ情報をお届けします。今回はRurikoさんにヘルメットやインカムの選び方を尋ねました!
談:Ruriko/写真:webオートバイ編集部/まとめ:大冨 涼

オートバイ女子部 Ruriko

"日本中をバイクで旅する系"YouTuberとして活躍する一方、webオートバイの生配信の裏方や動画制作などを担当。絶賛放浪中のいま、フェリーではNetflixのドラマをダウンロードして片っ端から見まくっているそう。Rurikoさん、早く帰ってきて……

ヘルメットの選び方を教えて!

画像: ヘルメットの選び方を教えて!

バイクに乗るのにかかせないアイテムのひとつであるヘルメット。フルフェイスタイプ、オープンフェイスタイプ、ハーフタイプ、さらにはバイザーが付いているアドベンチャー・オフロード向けのモデルまで、形も装備もさまざまです。

ヘルメットの種類を紹介

バイク用のヘルメットは「どんなバイクで、何を楽しみたいのか」を基準に選ぶのがおすすめ。ここではツーリングにもおすすめの5タイプを紹介します。

だいたいどのメーカーでも、下の画像の5つの形のヘルメットを展開しているので、愛車のスタイルや自身の乗り方にあわせて選んでみてくださいね。

画像2: ヘルメット、何がいい⁉ ロングツーリングを愛するRurikoさんに選び方・ポイント・愛用モデルについて聞いてみた!【Rurikoの長旅ガイド】

①フルフェイスヘルメット……最もオーソドックスなヘルメットで、ツーリングに適したものやサーキット走行にも対応したものなど製品のラインナップが豊富です。見た目のバリエーションも様々で、スポーツバイクならスポーティなモデル、クラシックバイクならクラシックモデル、と愛車や乗り方にあわせたスタイルのモデルを選びやすくなっています。

②ジェットヘルメット……フルフェイスモデルよりもコンパクトかつ軽量です。フルフェイスモデルよりも比較的リーズナブルな価格なので、セカンドヘルメットとして持っている方も多い印象。視界が広く、開放的にツーリングなどを楽しむことができ、ファッショナブルなモデルが多いのも魅力のひとつです。

③システムヘルメット……一見フルフェイスモデルのように見えますが、フェイスカバー(チンバーとシールド部分)を上部に挙げることでオープンフェイスモデルとして着用できます。ヘルメットを脱ぐことなく飲み物を飲んだり、人と話したりできるのがいい!

④アドベンチャーヘルメット……オンロード、オフロード問わず、旅やアクティブなライディングを楽しめるアドベンチャーバイクにぴったりのモデルです。長距離移動を考慮した性能を備えていることが多く、頭部のバイザーは日よけや泥除けの効果があります。

⑤オフロードヘルメット……オフロードを楽しむために設計されたヘルメットで、シールドの代わりにゴーグル(別売)を装着するよう設計されています。こちらも頭部にはバイザーが装備され、木々の枝や泥をよける役割を果たしてくれます。また、運動量が多いオフロード走行でもライダーが呼吸しやすいよう、ノーズカバーが立体的に設計されています。

※④⑤はどちらも「オフロード」のジャンルに括られることもあります。

と、ここで、旅マスターのRurikoさんのヘルメットに注目。あんなにも長距離運転を続けているのだから、きっとオーダーメイドのものを使っているに違いない! と思いましたが、被っていたのは市販されているSHOEI「X-Fifteen(エックス - フィフティーン)」。

これならマネできる! と思った(私を含め)皆さんのために、このモデルの魅力を直接インタビュー。 あわせて普段から使っているインカムも教えてもらいました。

画像: ニヤリ……

ニヤリ……

Ruriko愛用のヘルメットを紹介!

画像: SHOEI「X-Fifteen ESCALATE」(税込9万2400円)

SHOEI「X-Fifteen ESCALATE」(税込9万2400円)

Rurikoさんが被っているヘルメットはSHOEIの「X-Fifteen ESCALATE(エスカレート)」。同社のフルフェイスモデルのうち最高峰のスペックをもつ「X-Fifteen」のグラフィックモデルとして2023年3月に発売されました。

このモデルは高い空力性能をもち、ツーリングはもちろんサーキット走行などでも着用できるモデルです。スポーティなデザインはRurikoさんの愛車・スズキ「ハヤブサ」やトライアンフ「デイトナ675」にもぴったり。

Q.このヘルメットを選んでよかった! と感じたところは?

Ruriko 一番はやっぱり「静かさ」ですね。私は長距離を高速道路で移動することも多いから、風切り音とかが気になるんですけど、そういった音もすごく少ないんです。

空力性能とかは、ほかのヘルメットと比べてどうって、ちょっとわかりにくいんですけど、実際に長距離の移動もこれまで問題なくこなせているので、うまく疲労が軽減されているのかもしれませんね。

画像: このモデルが出たとき、カラーとグラフィックに一目ぼれ。すぐに予約をしたそうです。

このモデルが出たとき、カラーとグラフィックに一目ぼれ。すぐに予約をしたそうです。

Q.フルフェイスモデルを被る理由は?

Ruriko 顔が見えるのがちょっと恥ずかしい! っていう個人的な理由もありますけど、やっぱり万一のときに顎を守ってくれる方が安心だと思っています。

あとは(ジェットタイプだと)走行風が気になった覚えがあります。夏場はまだしも、冬は寒くて寒くて仕方ないんです。対処法はもちろんあると思いますが、私のライディングスタイルだとフルフェイスモデルに比べて疲労をすごく感じてしまったので、ロングツーリングはフルフェイスタイプ! と決めています。

もうひとつ、私はモトブログをやっているので、ヘルメットの顎の部分にカメラをつけるための「顎マウント」を付けなくちゃいけないんです。先に説明したことが最大の理由ですけど、あえて言うならこれもフルフェイスタイプを被る理由のひとつですね。

\ここがポイント/
昼はスモーク、夜はクリアのシールドがスゴい!

画像: SHOEI「CWR-F2 フォトクロミックシールド」 税込価格:2万8600円

SHOEI「CWR-F2 フォトクロミックシールド」

税込価格:2万8600円

先ほどのインタビューで「顔が見えるのが恥ずかしい」と言っていたRurikoさん。同じ思いから、シールドをミラータイプに変えているライダーも少なくはないでしょう。

しかし、ミラーシールドには意外な落とし穴が。日の光があるうちは問題はありませんが、夜になると想像するよりはるかに視認性が下がるので、やむなくシールドを上げて走行するライダーが続出。結局もとのクリアシールドが良かったという声もちらほら上がっています。

そんな悩みを解決するのが、Rurikoさんが装着している「フォトクロミックシールド」(税込2万6400円)。SHOEIが販売しているシールドで、紫外線の量によってシールドが発色。日中は太陽の光による眩しさを感軽減し、夜間は普通のクリアシールドとして使用できます。

画像: ▲紫外線が少ない時の色 CWR-1 フォトクロミックシールド

▲紫外線が少ない時の色
CWR-1 フォトクロミックシールド

画像: ▲紫外線が多い時の色 CWR-1 フォトクロミックシールド

▲紫外線が多い時の色
CWR-1 フォトクロミックシールド

Rurikoさんは、「これに変えてすごく移動が楽になりました! もう、これなしじゃ嫌だってなっちゃった(笑)」と激推し。SHOEIの正規販売店やSHOEI Glleryでオプションパーツとして購入できるので、気になる方はチェックしてみてください!

Q.インカムは必要ですか? また、何を使っていますか?

Ruriko インカムがあると、お友達と通話しながらツーリングを楽しめるのでおすすめです。ヘルメットの内部にスピーカーを仕込むので、音声がかなりクリアに聞こえて、ナビや音楽を聞くのにも便利ですよ。

いま使っているのはサインハウスから発売されている「B+COM」シリーズの「SB6XR」です。 正直メーカー等にこだわりはなかったんですが、選んだ理由としては「付けている人が周りに多いから」というのが一番です。

また、サーキットを走る時はインカムを外さないといけないんですけど、その脱着なんかも簡単にできるは便利です!

画像: サインハウス「B+COM SB6XR」(税込4万7300円)

サインハウス「B+COM SB6XR」(税込4万7300円)

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談:Ruriko/写真:webオートバイ編集部/まとめ:大冨 涼

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