で、さすがにそろそろ寒くなってきたし、しかも11月から12月といえば紅葉の時期(地域によります)。というわけで、紅葉を探しにツーリングにいけば、寒くてXシェルターの良さも体感できるであろうと思って走ってきたよ。
ワークマンXシェルター
ライダーにとってワークマンといえばやっぱりイージスが一番知名度高いんじゃないかな。防水&防寒&コスパ最強ウェア。あと、ホンダのデザイナー監修によるレインウェアなんかも出してるよね。
そんなワークマンによる最新人気アイテムがX Shelter(エックスシェルター)シリーズ。
防水防寒といえば定番のイージスもあるんだけど、Xシェルターは断熱が特長で、さらに透湿性もあるみたい。ちなみにエックスシェルター断熱イージスプレミアム防水防寒スーツなんてのもあったり。
ワークマン秋冬発表会で登場以来の大人気で、各地で売り切れ続出だったとか。でも自分の周辺のワークマンでは普通に購入できたから生産量もかなり多いのかも。
Xシェルターシリーズには各種あるんだけど、自分が購入したのはコレ、エックスシェルター断熱防水防寒ジャケット。
というわけで、エックスシェルター断熱防水防寒ジャケットを着て紅葉探しに行きつつ、防寒性能をチェックしてみるよ。
紅葉を探しに行くのだ
さて、本日の気温は約15℃。
正直思ったよりも気温が高いけど、山間部はさすがに寒いはず。
レイヤリングとしては、こんな感じ。
ベースレイヤー/モンベル ジオライン。
ミドルレイヤー/ワークマン インナーダウンベスト、しまむら メンズ DRY×WARMジャケット。
アウターレイヤー/ワークマン エックスシェルター断熱防水防寒ジャケット。
名古屋市内でラーメン食べてから出発したんだけど、市内は正直暑くて汗かいた。ただ、透湿性が30,000g/m2/24hあるので、内部が汗でびたびたになるってことはなかった。
Xシェルターの特長として、外気温に影響されずに一定の温度を保ってくれる、というのがあるらしいけど、さすがに飯食って中からあったまると暑いのかも。
日差しがかなりあたたかかったので普通に快適。都心部ならメッシュグローブでも行ける感じ。
個人的に、秋らしく走りやすい気温の限界が15℃くらいな気がする。15℃を下回ると一気に寒さがきつくなってくる印象。都心部で15℃ということは山間部は5~10℃くらいなはず。たぶん。
ラーメン屋を出て山間部に向かっていくと、紅葉が少しずつ見えてきた。良いね、良い感じ。
原付でも走行可能な有料道路を使ったんだけど、途中のパーキングエリアでも紅葉発見。
有料道路を降りて紅葉散策。わき道に入ってみたらダムの横に行けた。ダムはいいね。最高だよ。
散策とは言え、あらかじめ多少の目星はつけていたんですよ。ご近所さんに教えてもらったんだけど、林道を超えたところに穴場の紅葉スポットがあるらしいのよね。
しかしながら本日は工事により通行止めだった。無念
仕方ないので、よく行くキャンプスポットに。
イチョウが植わってるので、黄色くなってるはずなのよ。
うん、ばっちり黄色い。
黄色成分は十分に満足したので、あとは赤成分。
スマホで検索して見つけたポイントに向かってみるよ。
うむ、いいね。
太陽光を通すと結構な赤味。
さて、肝心のXシェルター。道中、そこまで山奥には入ってないけど、気温的には大体10~12℃くらい。
日陰と日なたの温度差が結構凄いよね。
それなりに涼しいんだけど、Xシェルターのおかげなのか良い意味で外気温の変化に鈍感な感じ。
このあたりが断熱効果なのかな。
あと、光発熱の効果なのか、日光が当たってるときの暖かさというか快適さが凄い。
逆に日陰に入ると、その分ちょっと涼しく感じる。
なにより気に入ったのは、シルエットは結構でかい(3Lなせいもあるかも)んだけど、軽くて腕が動かしやすいから、着た感じがすごく楽なのよね。
あと風の侵入も思った以上にかなり少ない。
そういえば服の内側に簡易温度計ついてるのよ。それを見てると、だいたい22~24℃で維持されてた。
陽が落ちる前に帰宅したんだけど、帰路は風が強くなってて腕の下側あたりに冷え始めるのをちょっと感じた。でも逆にそれまでは全然寒さを感じなかったので、防寒断熱についてはかなり優秀な気がする。
まとめ
風の侵入は少ないものの冷たい風が強く当たって前身ごろがぺったんこになると、さすがに冷えていく気配を感じた。
あと、風を受けた時に首回り、特に喉が若干苦しさを感じる時もあった。
このあたりは、バイク向けじゃないからなのかも。ワークマンにはライダー向けのラインもあるので、今後はそうしたアイテムにもXシェルターが増えていくと嬉しいな。
その後、もう少し寒くなったので10℃くらいの時にバイクで走ったり、6~9℃くらいの環境で一晩中夜釣りをしてみたけど、風がなければかなり快適な環境を保ってくれる。ある程度あったかくなっても透湿性のおかげか、けっこう快適。ただ、風が強いと性能が発揮しきれない感じ。
公式にあったマイナス35℃まで耐えることができるかってのはわかんないけど、わずか5800円にしては、すごく良いアウターだと思う。
レポート:若林浩志