プロトのシートバッグ、IGAYA(イガヤ)シリーズがモデルチェンジして、停車版表示などこれまでにない新たなギミックを追加したので、イガヤ デイツーリングシートバッグをモデルに、実際に詳細をチェックしてみたよ。

IGAYA ツーリングシートバッグ

今回は、プロトのIGAYA(イガヤ)ブランドからリリースされているシートバッグの中でも、普段使いや日帰りツーリングに適したデイツーリングシートバッグ

画像: IGAYA ツーリングシートバッグ

大型フラップとロー&ワイド形状を特長とした、新時代のシートバッグだよ。
素材などの基本性能を高めている点と、フラットな形状による積載自由度の高さ魅力。

イガヤ(IGAYA) プロト バイク用 ツーリング シートバッグ バリスティックナイロン IGY-SBB-R

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この他にも、キャプツーリングにも対応できるキャンプツーリングシートバッグや中間サイズのミドルツーリングシートバッグなど、3サイズがラインナップされてるよ。

イガヤ(IGAYA) プロト ミドルツーリングシートバッグ バリスティックナイロン IGY-SBB-R

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イガヤ(IGAYA) プロトキャンプツーリングシートバッグ バリスティックナイロン IGY-SBB-R

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素材に1680Dバリスティックナイロンを採用することで、引き裂き強度と防水性を実現。
ツーリング中に雨が降った時って、すぐに停車してレインカバーを掛けることができるわけじゃないじゃない。実際には、安全に止めることができる場所を探してからの停車になるわけで。
なので、シートバッグの生地自体にある程度の防水性をもたせた上で大型フラップによるカバー範囲の広さで、停車場所まで荷物を守ってくれるという考え方。

そしてあまり他では見ないローワイド形状も使いやすさのキモ。
キャンプ道具もそうだし、カメラの三脚とかもだけど、長さのある荷物って意外に多いのよね。ワイド構造により底面積を大きくとることで、実用上の収納能力を高めてる。
その分、同容積の他シートバッグよりも高さは抑えめ。上方投影面積が広くて高さが低い形状のおかげで、天面に荷物を載せるというのが凄くやりやすいのよ。

まずは基本機能から見ていくよ。新機能をチェックしたい人は上の目次から「新機能をチェック」に飛んでね。

ディテールチェック

取り付けは4本のベルト

まずは基本機能部分を見ていくよ。
付属する4本の固定ベルトでキャリアに固定してバックルで止める構造。固定ベルトはループになってるので、取り付け場所を選ばないよ。

画像1: 取り付けは4本のベルト

キャリアや車体に固定ベルトを装着したら、シートバッグ本体とバックルで装着するだけ。

画像2: 取り付けは4本のベルト

何かと便利なフラット天面

デザインのポイントにもなっている大型フラップ。
天面にゴムバンドがあるので、スーパーで買った食材なんかをパッキングに影響を与えずに積載可能。
Dリングが4カ所に設けられていて、ここにロックストラップなんかを装着すればテントとかシュラフも積載できそう。

画像1: 何かと便利なフラット天面

フラットな形状のおかげで、ヘルメットやグローブを一時的に置くことが出来るのが何気に便利。

画像2: 何かと便利なフラット天面

大型フラップを活用して、メインコンパートメントに入りきらないものを収納することも。

画像3: 何かと便利なフラット天面

各部に1インチベルトを装備

大型フラップをはじめ、各部に1インチのウェビングを装備しているので、各種収納アイテムを装着できるよ。

画像1: 各部に1インチベルトを装備

両サイド部分にもウェビングを装備。ここには付属のボトルホルダーを装着するのが定番ぽい。

画像2: 各部に1インチベルトを装備

荷室へのアプローチは3カ所

使い勝手に直結する開口部。天面開口部はマチがとってあるので、少し高さに余裕あり。デザイン的にも優秀だし、パッキングで詰め込むときにこのマチのゆとりが凄く便利。

画像1: 荷室へのアプローチは3カ所

左右側面は全面開口。テントや椅子、三脚なんかを出し入れするときに、側面開口があるとものすごく便利なのよね。

画像2: 荷室へのアプローチは3カ所

とりあえずこんな感じ。より詳しくは公式サイトも参考にしてね。

そんなIGAYAシートバッグがモデルチェンジを受けて、緊急時の非常停止における便利機能を追加するなど、各所がパワーアップ。そのあたりをチェックしていくよ。

新機能をチェック

新機能で特に注目したいのが、緊急時非常停止関連のギミック。これまでそういう機能を持ったシートバッグってあったのかな。
確かにロングツーリングでガス欠とかのトラブルも現実よしてあり得るわけで。緊急停止していることがわかりやすいのは安全上ものすごく効果が高そう。
さらにいえば、高速道路の場合は緊急停止をした際に停止表示機材の表示義務があるのよ。

詳しくはこちら。

画像: 出典:e-Govポータル (https://www.e-gov.go.jp) laws.e-gov.go.jp
出典:e-Govポータル (https://www.e-gov.go.jp
laws.e-gov.go.jp

自分の場合はカブしか持ってないので高速道路には乗れないけどね。

非常停止板ギミック

まずは三角表示。前モデルの時から、大型フラップの裏側に紙類を入れるポケットがあるんですよ。このポケット、キャンプ場の受付容姿とかを入れとくのに便利なのよね。

で、新モデルではそこに三角表示が付いてる。

画像1: 非常停止板ギミック

これを引っ張り出して。

画像2: 非常停止板ギミック

こんな感じで、すごく良い位置に三角表示が出てくるのよ。視認性も抜群。これで緊急停止時をわかりやすくアピールできるぞ。

画像3: 非常停止板ギミック

非常停止灯ポーチ

三角表示だけじゃなく停止表示灯についても対応してて、それが非常停止灯ポーチ。
右側のサイドポケットを開けると、メッシュ状のポケットが装備されてるのね。

画像1: 非常停止灯ポーチ

ポケット内では位置がずれないように面ファスナーで止まってて、こんな感じで取り出すことができる。

画像2: 非常停止灯ポーチ

このメッシュポーチ、エーモンのパープルセーバーに合わせたサイズなんですよ。
※パープルセーバーは付属しません。別途ご購入下さい。

画像3: 非常停止灯ポーチ

パープルセーバーは、三角表示板の代わりに使うことができる停止表示灯として大人気のアイテムね。

エーモン(amon) 第1世代 パープルセーバー 三角表示板の代わりに コンパクトで収納しやすい バイクのシート下など 停止表示灯 道路交通法施行規則適合品 6910

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専用設計なのでもちろんバッチリ収まるよ。

画像4: 非常停止灯ポーチ

実際に使ってみるとこんな感じ。停止時には左に寄せることがほとんどだと思うので、走行車両からの視認性は完璧。
なんだけど、位置が良いので、左側からでも視認できるよ。

画像5: 非常停止灯ポーチ

非常停止関連のギミックはこんな感じ。
その他にも新機能があるよ。

リュックベルトの追加

通常、シートバッグを持つときって、持ち手をつかむか、ショルダーベルトで型に掛けるのが定番だと思う。
新IGAYAシートバッグでは、バックパックベルトが付属していて、車体固定用のバックルにバックパックベルトを取り付けることで、背中に背負うことができるようになったよ。ショルダーベルトよりも肩への負担が少なめ。ホテルやキャンプ場なんかに到着した際、駐車場から移動するときとかにすごく重宝するよ。

画像1: リュックベルトの追加

定番のショルダーベルトも付属するよ。

画像2: リュックベルトの追加

もちろんシートバッグ本体にも持ち手が装備されてるので、直接持つこともできるよ。

画像3: リュックベルトの追加

こんな感じ。

画像4: リュックベルトの追加

ドリンクホルダーの付属

新機能のラスト。ドリンクホルダーが付属するようになったよ。サイドのウェビングに装着するタイプなので、自分の使いやすい位置にセットしておこう。
600mlペットボトルもギリ入った。

画像: ドリンクホルダーの付属

まとめ

非常停止時に便利なギミックは、これまでになかったアイディアで、まさに実際にバイクを乗る人にとって便利な機能といえるんじゃないかな。使うことがなければそれが一番だけど、いざという時には必ず助けになってくれるはず。
基本機能の高さと合わせて、激戦区のシートバッグ戦線のなかでも個性の光る逸品だよ。

レポート:若林浩志

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