齋藤輪が劇的な追い上げで他を圧倒、85/150クラス

85/150クラスも、前大会ですでにチャンピオンが決定。チャンピオンの齋藤輪(#89)が今回も優勝を重ねるのか、それともライバルがそれを防ぐのでしょうか。

画像1: 齋藤輪が劇的な追い上げで他を圧倒、85/150クラス
画像2: 齋藤輪が劇的な追い上げで他を圧倒、85/150クラス

ヒート1は齋藤極(#4)がホールショットを獲得。すぐに齋藤輪が後ろから追いかけていきます。好調にリードしていた齋藤極ですが、1周目で転倒したことによりポジションダウン。齋藤輪がトップに浮上すると、そのままの勢いでトップを快走します。齋藤輪は他とは一線を画すスピード感で後方を引き離し、独走状態に。一方、2番手に浮上したのは巽太壱(#60)。齋藤極は後方から3番手にまで追い上げますが、レース後半で再び転倒を喫します。しかしすぐにリカバリーし、諦めずに最後まで追い上げると、最終ラップには巽に接近。2位を巡って接戦を繰り広げますが、巽も負けじと逃げ切りゴール。1位齋藤輪、2位巽、3位齋藤極という順位でレースを終えます。

画像3: 齋藤輪が劇的な追い上げで他を圧倒、85/150クラス

ヒート2では、瀧田流生(#51)がスタートで前に出ますが、すぐに齋藤輪が抜き返しトップに立ちます。齋藤輪、巽、齋藤極の順でレースが進行する中、中盤で巽が後退。齋藤極が2番手に、瀧田が3番手に浮上します。各ライダートップの齋藤輪を追いますが、トップ3人の間隔は開いたまま、そのままの順位でフィニッシュを果たしました。

画像4: 齋藤輪が劇的な追い上げで他を圧倒、85/150クラス
画像5: 齋藤輪が劇的な追い上げで他を圧倒、85/150クラス

最終レースとなったヒート3は、通常12分+1周のところ、日の入り時間を考慮して10分+1周で行われました。好スタートを決めた巽がリードし、その後方に齋藤極、瀧田、伊藤大琥(#73)、齋藤輪、小磯が追いかけます。3番手以降は混戦となる中、抜け出した齋藤輪が巽に接近。しかし攻めたところで両者が転倒し、順位が大きく変動、トップには齋藤極が浮上します。一方、転倒により齋藤輪は序盤で5番手、トップとは30秒以上差がついてしまいます。しかし、トップよりも10秒以上速いラップタイムで周回を重ねると、レース終盤で2番手に浮上。凄まじい追い上げを見せ、最終周で齋藤極をパス。通常より短いレース時間の中でほぼ最後尾からトップに立つ、その実力を示したレースとなりました。

画像6: 小島庸平のワンポイント・アドバイス!

小島庸平のワンポイント・アドバイス!

「輪選手はシーズンを通してかなり自信をつけてきているなと思います。ジャンプも勢いよく飛ぶし、コーナーも上手くなっているし、全体的にレベルが上がっていますね。転倒しても追い上げられる実力も目を見張るものがあります。44キッズクロスの有望株であり、キッズライダーにとって憧れのライダーですよね。今後がもっと楽しみです」

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