メンテナンスやトランポでの移動時にも役立つ「ホイールクランプ」。ペロツールズから販売されている使い勝手のいい製品を紹介しよう。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海
画像1: ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック  新型フロントホイールロック パッドホールドシステム バイク用 スタンド パッド付き オートバイ用 トランポ 15-21インチ amzn.to

▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック
新型フロントホイールロック パッドホールドシステム バイク用 スタンド パッド付き オートバイ用 トランポ 15-21インチ

amzn.to

ペロツールズ「新型フロントホイールロック パッドホールドシステム」テスト&レポート

画像: PeroTools 新型フロントホイールロック パッドホールドシステム 税込価格:1万4800円 販売元:ペロツールズ

PeroTools
新型フロントホイールロック パッドホールドシステム

税込価格:1万4800円
販売元:ペロツールズ

ゴム製パッドと絞り込み機能で、旧車やオフ車の細いタイヤも確実にホールド!

スイングアームを下から持ち上げて車体後部をリフトアップするスタンドは、リアスタンド、レーシングスタンド、メンテナンススタンドと呼ばれている。車体を直立させたままリアホイールを浮かせられるので作業の幅と効率が上がるが、スタンドの掛け降ろし時にオートバイを倒してしまうこともあり、ひとりで使うには慣れが必要になる。

僕がオートバイのメンテナンス時に多用しているのは、フロントタイヤを両側から挟み込む構造のホイールクランプ。重量のあるオートバイでも一人で簡単に掛け降ろしでき、ホールド性も高い。自宅ではドーム型の簡易ガレージの中にホイールクランプを設置してオートバイを駐車しているが、基底面積(ホイールクランプ左右端とリアタイヤを結んだ三角形の面積)がサイドスタンド使用時よりも大きいため、地震の揺れにも強い。

ただ、既存のホイールクランプはフロントタイヤ幅を110mm〜120mmに設定してあるものがほとんど。現在の250ccクラス以上のロードスポーツモデルならちょうどいいが、タイヤが細い旧車やオフロードモデルではグラグラして使いものにならない。

この「パッドホールドシステム」を採用したホイールクランプは、タイヤを挟み込むプレート部分に着脱式のゴム製パッドを被せることで80mm幅のタイヤでもガッチリとホールドし、パッドを外せば120mm幅まで対応。

さらにクランプ部の下側に装着されたコイルスプリングの働きにより、オートバイをスタンドから引き出す動きも軽くてスムーズ。オフ車のカワサキKLX250と大型バイクのBMW R 1250 Rで使っているが、細かな部分までよく考えられた造りに満足している。特に旧車、オフ車のユーザーにお勧めの製品だ。

画像2: ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック  新型フロントホイールロック パッドホールドシステム バイク用 スタンド パッド付き オートバイ用 トランポ 15-21インチ amzn.to

▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック
新型フロントホイールロック パッドホールドシステム バイク用 スタンド パッド付き オートバイ用 トランポ 15-21インチ

amzn.to
画像: CRF250Lの前輪サイズは80/100-21と細くて大径。既存製品のフロントクランプではグラついて使えないものが多いが、パッドホールドシステムによって対応タイヤ幅が大きく広がった。

CRF250Lの前輪サイズは80/100-21と細くて大径。既存製品のフロントクランプではグラついて使えないものが多いが、パッドホールドシステムによって対応タイヤ幅が大きく広がった。

画像: オプションのエクステンションバー(4680円)を接続すると前側のバー幅が48cmから111cmへと広がり、安定感が格段に上がる。さらに付属のアイボルト(内径50mm)とタイダウンベルトを組み合わせれば無敵の安定性を発揮。夏海さんが全力で左右に揺すってもバーの浮き上がりは起きない。

オプションのエクステンションバー(4680円)を接続すると前側のバー幅が48cmから111cmへと広がり、安定感が格段に上がる。さらに付属のアイボルト(内径50mm)とタイダウンベルトを組み合わせれば無敵の安定性を発揮。夏海さんが全力で左右に揺すってもバーの浮き上がりは起きない。

画像: フロントタイヤを前側と下側で保持する構造。撮影モデル車はフロントタイヤサイズが110/80-19のVストローム650XTで、楽に掛け降ろしできて保持力も充分だった。

フロントタイヤを前側と下側で保持する構造。撮影モデル車はフロントタイヤサイズが110/80-19のVストローム650XTで、楽に掛け降ろしできて保持力も充分だった。

画像: 本体サイズは前後長82cm×幅52cm×高さ34cmで、重量は16.3kg。頑丈なスチール製なので軽くはないが、女性の力でも問題なく持ち運べる。

本体サイズは前後長82cm×幅52cm×高さ34cmで、重量は16.3kg。頑丈なスチール製なので軽くはないが、女性の力でも問題なく持ち運べる。

画像1: さまざまな車種に使えるフロントホイールクランプ|ペロツールズ「新型フロントホイールロック パッドホールドシステム」使用レビュー

テスター太田安治の欲張りリクエスト

クランプホルダーの前後位置や幅を調整できたり、スプリングの力で車両の引き出しをスムースにするなど、感心するほどよく考えられているし、トランポ積載用の固定プレート、エクステンションバーまで用意されているのも親切。機能にも価格にも不満はありません。

画像3: ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック  新型フロントホイールロック パッドホールドシステム バイク用 スタンド パッド付き オートバイ用 トランポ 15-21インチ amzn.to

▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック
新型フロントホイールロック パッドホールドシステム バイク用 スタンド パッド付き オートバイ用 トランポ 15-21インチ

amzn.to

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

This article is a sponsored article by
''.