オートバイ女子部のRurikoさんは長くて1カ月のロングツーリングに出かけるわけなんですが、さすがにそんな長期間はマネしにくい……でも、2泊3日だったらできるかも? ということで、数日間のツーリングに適したバッグと荷物、その積み方を教えてもらいました!
談:Ruriko/写真:webオートバイ編集部/まとめ:大冨 涼
画像: ▶▶▶YouTubeチャンネルはこちら: 「Ruriko_675」

▶▶▶YouTubeチャンネルはこちら:「Ruriko_675」

オートバイ女子部 Ruriko

スズキ・ハヤブサやトライアンフ・デイトナ675を乗り回し、バイク旅系YouTuberとして活躍する一方、webオートバイの生配信の裏方や動画制作などを担当。

最近の悩みは、人気ゲーム『モンスターハンター』のシリーズ最新作を買うかどうか。

2泊3日のツーリングに適したシートバッグの大きさと荷物を教えて!

画像: 2泊3日のツーリングに適したシートバッグの大きさと荷物を教えて!

Rurikoさんが1週間以上のツーリングで愛用しているシートバッグは、タナックスの「MOTOFIZZ バイク用 キャンピングシートバッグ2」。容量は通常時で59L、左右のファスナーを開けてマチを広げると75Lまでサイズアップします。

しかし、「数日間の泊まりがけツーリング」を想定した場合、このバッグはちょこっとオーバースペック気味。容量が大きいに越したことはありませんが、さすがに大きすぎる……と思う方も多いはずです。

ということで、今回はRurikoさんが1~3日のツーリングで使っているツーリングバッグと、その中に入れていく荷物を教えてもらいました!

Ruriko愛用・1~3日のツーリングに役立つシートバッグと荷物を紹介

▶シートバッグ

画像: ヘンリービギンズ 「DH-717 ツーリングシートバッグ BASIC ブラック Sサイズ」 税込価格:1万5400円 サイズ:H200×W300~400×D300mm ※サイドポケット除く 容量:20~26L

ヘンリービギンズ 「DH-717 ツーリングシートバッグ BASIC ブラック Sサイズ」

税込価格:1万5400円

サイズ:H200×W300~400×D300mm ※サイドポケット除く
容量:20~26L

Rurikoさんが愛用しているのは、デイトナが手掛けるツーリングブランド・ヘンリービギンズの「ツーリングシートバッグ BASIC」です。S、M、L、LLの4サイズがラインナップされていますが、キャンプツーリングをしないRurikoさんは一番小さいSサイズを使用しています。

シートバッグの側面にはドリンクホルダーとポケットが装備されています。左右1カ所ずつ用意されているDリングには付属のショルダーベルトを引っかけることができ、バッグをシートから外した後の持ち運びも便利です。

さらに、本体サイドにあるファスナーをそれぞれ開けると、横幅が50mmずつ拡張するのもポイント。出先で荷物が増えたときでも安心です。

画像: ドリンクホルダーはH200×W70×D40mmで500mlのペットボトルがしっかり収まるサイズ。ポケットはH140×W160×D40mmで、付属のレインカバーなどを入れておくのに適しています。

ドリンクホルダーはH200×W70×D40mmで500mlのペットボトルがしっかり収まるサイズ。ポケットはH140×W160×D40mmで、付属のレインカバーなどを入れておくのに適しています。

画像1: ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック  ヘンリービギンズ(Henly Begins) デイトナ バイク用 ツーリング シートバッグ BASICシリーズ amzn.to

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ヘンリービギンズ(Henly Begins) デイトナ バイク用 ツーリング シートバッグ BASICシリーズ

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▶荷物

1.洋服類

画像: ▶荷物

Ruriko 基本的に数日間の旅では、ライディングウエア・パンツは着まわすので替えは持っていきません。個人的な指標としては、「肌に触れるものは1日着たら交換」と思って着替えの枚数を決めていて、下着とインナー、靴下は日数分、トップスは1枚を替えとして持っていきます(夏はトップスも日数分用意しますよ!)。

写真のバスタオルとフェイスタオル、部屋着は省くことも多いです。私は短い泊数のツーリングのとき、先に宿泊施設を決めておくようにしていて、大体ホテルや旅館といったアメニティが揃っている施設に泊まるんですよね。ですから、タオル類と部屋着は、ご自身の宿泊プランにあわせて持ち物に入れるかどうかを決める方が良いと思います。

あとはやっぱり、かさばる洋服類は100均で購入できる圧縮袋にまとめておくと便利ですよ。


2.洗面用具セットと化粧品

Ruriko 洗面用具セットは無印良品で購入した「吊るして使える洗面用具セット」にまとめていて、シャンプーやリンスなどはトラベル用の小さいもの、または空のミニボトルに詰め替えて持って行きます。

画像: ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック MUJI 無印良品「ポリエステル吊して使える洗面用具ケース 黒」 amzn.to

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Ruriko 化粧品は最低限、かつ、メイクブラシなどがコンパクトにまとまっているものを選びます。写真にふたつのポーチがあると思うんですが、片方はリップクリームやお化粧直しに使うものを入れているので、シートバッグではなく、すぐに取り出せるウエストバッグにしまっています。


3.雨具

Ruriko 基本的に1~3日のツーリングは雨予報の場合は行きません。けれど、「予報では大丈夫だったのに降ってきちゃった!」という場合の保険として、レインジャケットとレインパンツの上下セットだけ、シートバッグに忍ばせています。

このモンベルのレインウエアはどちらもコンパクトに収納できるので、バッグの容量を圧迫することもありませんし、良いお値段なだけあって防水性能も抜群なんですよ!


4.洗車グッズ

画像3: www.autoby.jp
www.autoby.jp

Ruriko 短期間のツーリングでも綺麗なバイクの写真をたくさん撮りたいので、洗車グッズは欠かせません!

写真の③グレーのマイクロファイバークロスは、ヘルメットのシールドやハヤブサの車体など、汚れたものをサッと拭けるよう、車体とスクリーンの隙間に入れています。残りの⑤拭き掃除シートと④濡れタオル、②乾拭き用タオルと①クリーナー(プレクサス)は、すべてシートバッグ側面のポケットに収納しています。


5.工具類とスタンド板

画像: (左から)パンク修理キット、プラス・マイナスドライバー、六角

(左から)パンク修理キット、プラス・マイナスドライバー、六角

Ruriko 基本メンテナンス系はお店でやってもらうんですけど、ツーリング途中に万一トラブルがあったときのために工具類は持ち歩いています。プラス・マイナスドライバーは機材を留めたりするのにも役立ちますし、六角はハヤブサのシートを外すのに必要なんですよね。

で、写真左の「パンク修理キット」なんですけど、これは全てのライダーにおすすめしたい商品なんです。

というのも、以前はじめて1カ月旅をしたときに秋田県でパンクしちゃったんですよ! そのときは運よく近くのショップにタイヤの在庫があって、無事交換してもらえたんですけど……そんな動画をYouTubeにあげたら、視聴者の方に「パンク修理キット」のことを教えてもらえて。

すぐに2りんかんで購入したんです。それでつい最近、タイヤに釘が刺さってパンクしちゃったんですよね。しかも、また、東北旅の道中で(笑)その時はじめて購入したキットで対処したんですが、これが意外と簡単だったんです! パンクの修理なんて生まれて初めてやったんですけど、説明書も入っていますし、整備には疎い私でも、しっかり対処することができました。

パンクって経験しないと大変さが伝わりにくいと思うんですけど、運転の上手い下手関係なく、誰にでも起こり得るトラブルなので、「備えあれば憂いなし!」と思って、工具とあわせてパンク修理キットも携行してほしいです!

画像: ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック デイトナ「パンク修理キット」 amzn.to

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デイトナ「パンク修理キット」

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▼▼▼実際に「パンク修理キット」を使った時の動画がコチラ

画像1: 旅終了のお知らせ・・・in 岩手・宮城|suzuki hayabusa gsx1300r【motovlog】 www.youtube.com

旅終了のお知らせ・・・in 岩手・宮城|suzuki hayabusa gsx1300r【motovlog】

www.youtube.com
画像: スタンド板

スタンド板

Ruriko 砂利の上だったり、ふかふかの地面の上だったり、スタンドを立てるのに頼りない場所に駐車する場合にとても役立ちます。

基本的に硬い板であれば「スタンド板」として使えるので、先に紹介した「パンク修理キット」と同じでバイクに乗る時は常に持っておいた方が良いと思います。

ポイントは、板にヒモを付けておくことです。バイクに跨ってスタンドを払い、安定した状態のままヒモを手繰って板を回収できるので、転倒のリスクが減りますよ。

その他の小物・貴重品はウエストバッグに収納!

画像: SUZUKI×KUSHITANI コラボ ヒップバッグ(税込1万4300円) autorimessa.com

SUZUKI×KUSHITANI コラボ ヒップバッグ(税込1万4300円)

autorimessa.com

Ruriko そのほか、貴重品やホッカイロ、キャンディなどのお菓子、先に紹介した化粧直し用のポーチなどはウエストバッグに入れ、すぐに取り出せるようにしています。

ビニール袋やウェットティッシュなどを入れておくと、手が汚れたときなんかにサッと拭いて、袋にまとめ、後で捨てられるので便利です!


▶1~3日と1週間以上のツーリングの持ち物表(春・秋Ver)

期間1~3日1週間以上
シートバッグ容量20〜30L約60L以上
持ち物・シートバッグ内
日用品洗面用具セット
化粧ポーチ1
(バスタオルとタオル)バスタオルとタオル
着替え・装備ウルトラライトダウン※1
クシタニのパーカー
下着〈日数分〉下着〈5日分〉
靴下〈日数分〉靴下〈5日分〉
トップス〈1枚〉トップス〈半袖・長袖2、3枚〉※2
(部屋着・上下)部屋着・上下
(サンダル)サンダル
ライディングパンツ
予備のグローブ
雨具レインウエア・上下
レイングローブ
ブーツカバー
折り畳み傘
バイク関係パンク修理キット
ドライバーと六角
洗車グッズ
スタンド板
バイクカバー
持ち物・ウエストバッグ内
ハンカチやティッシュ
貴重品
充電器
ウェットシート
エコバッグ
貼るホッカイロ
化粧ポーチ2
ビニール袋
軽食
※()内は宿泊施設のアメニティによる
※1 夏は不要
※2 夏は半袖3、4枚、冬は長袖2、3枚

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