いくつになってもバイクでの放浪癖が治らないオートバイ女子部・Rurikoさん。これまでさんざん彼女の“ツーリングッズ”を取り上げてきたこの連載ですが、持ち物深掘り編(?)はいよいよラスト。すべての美容系ライダーのために、旅に携行する化粧品やケアアイテムなどを紹介します!
談:Ruriko/写真:webオートバイ編集部/まとめ:大冨 涼

オートバイ女子部 Ruriko

スズキ・ハヤブサやトライアンフ・デイトナ675を乗り回し、バイク旅系YouTuberとして活躍する一方、webオートバイの生配信の裏方や動画制作などを担当。

自身は牡蠣が苦手なのに、人がちゅるんと食べる姿が好きすぎるそう。YouTubeでちゅるん動画を度々観ているそうです。

バイクでの長旅、最小限の荷物でキレイを保つワザを教えて!

画像: バイクでの長旅、最小限の荷物でキレイを保つワザを教えて!

雨の日も風の日も、バイクに乗る日も、数週間家に帰らなくとも、自身のビジュアルはある程度キレイな状態を保ちたいもの。

そのためには、普段使っているケアグッズやメイクセットなどを携行する必要がありますが、積載量の限られるバイク旅だとどうしても、携行品の取捨選択は必須です。

ということで、オートバイ女子部のRurikoさんのメイクポーチを拝見!

全ライダーに向けに長旅に携行必須なケアグッズと、メイク女子・男子向けに荷物を最小限に抑える化粧品の選び方をお聞きします。

あわせて「どうしたらヘルメットを被っても、メイクが崩れない?」というあるあるなお悩みも相談してみました!

画像: こちらがRurikoさんの、あまりにも少ないケア&メイクポーチです。

こちらがRurikoさんの、あまりにも少ないケア&メイクポーチです。

Rurikoのケアグッズとお化粧ポーチの中身をまとめて紹介

〈全ライダー向け〉長旅に携行必須なケアグッズ

1.日焼け止め

画像: ニベアUV ディープ プロテクト&ケア ジェル 80g SPF50+ / PA++++(税込980円) amzn.to

ニベアUV ディープ プロテクト&ケア ジェル 80g SPF50+ / PA++++(税込980円)

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Rurikoさんが使っている日焼け止めは、ニベアの「UV ディープ プロテクト&ケアジェル」。さらっとしたジェルタイプの日焼け止めなので、つけた箇所が殆ど白くならず、べたつきも気にならないのがポイントだそうです。

また、顔と身体の両方に使える製品なので、荷物の量をなるべく減らしたいライダーにはもってこい。薬局やスーパーなどでも販売されているので、旅先でなくなったとしても安心です。リピートしているそうですよ。

画像1: 〈全ライダー向け〉長旅に携行必須なケアグッズ

シールド越しの日差しに注意! 春夏秋冬持ち歩こう

Ruriko バイクに乗る時って基本的に肌を露出しないので、日焼け対策ってそんなに必要なさそうに思えるんですけど、意外とヘルメットのシールド越しでもお顔に紫外線が当たりますよね?

日焼けは、お肌の乾燥やシミの原因になりますし、翌日以降も頭がぼーっとしたり、ちょっと熱っぽかったりと、なんだかんだで疲労も蓄積します。長期間のツーリングは「いかに翌日に疲労を残さないか」が大切ですから、そういった意味でも、バイクに乗る前は必ず日焼け止めを塗りましょう。

画像: ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック ニベアUV ディープ プロテクト & ケア ジェル 80g SPF50+ / PA++++ 〈 予防美容(日やけによるシミ・そばかすを防ぐ)ができる美容ケアUV 〉 amzn.to

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2.爪切り

画像2: 〈全ライダー向け〉長旅に携行必須なケアグッズ

ある種「日焼け止め」よりも忘れちゃ困る!

Ruriko 聞いた話によると、爪って1カ月で3~4mm伸びるらしいんです! ケアしていない爪って伸びっぱなしだと見た目も良くありませんし、引っ掛かって折れてしまったら困りますから、2~3日を超えるツーリングに出かける場合は必ず持って行くようにしましょう。

最近は、爪切りや耳かき、眉毛を整えられる小さなハサミなどがコンパクトにまとまった「エチケットセット」も販売されています。とくにこだわりがなければ、そういったものを旅用に購入しておくのも良いかもしれません。

画像: 眉毛を整えるハサミや毛抜きなんかも持って行くと、長旅でも清潔感を保てます。男性の方なら、髭剃りも忘れずに!!

眉毛を整えるハサミや毛抜きなんかも持って行くと、長旅でも清潔感を保てます。男性の方なら、髭剃りも忘れずに!!


〈メイク女子・男子向け〉荷物を最小限に抑える化粧品の選び方

画像1: 〈メイク女子・男子向け〉荷物を最小限に抑える化粧品の選び方

Rurikoさんが使っているメイクポーチはふたつ。すっぴんからフルメイクをする時に使うグッズを入れる黄色ポーチ(右)と、リップやファンデーションなどお化粧直しに使うものを入れる白ポーチ(左)です。

白ポーチはシートバッグではなく、ウエストバッグなど常に持ち歩くバッグの中に入れているそうです。

白ポーチ
収納場所:ウエストバッグ
・リップクリーム
・ファンデーション
・アイブロウ
・鏡
・あぶらとり紙
・日焼け止め

黄色ポーチ
収納場所:シートバッグ
・爪切り
・眉毛を整えるハサミ
・毛抜き
・下地
・アイシャドウパレット
・アイライナー
・マスカラ
・コンシーラー

ポイント1.コスメはチップやパフが内蔵されているものを選ぼう!

画像2: 〈メイク女子・男子向け〉荷物を最小限に抑える化粧品の選び方

Ruriko アイライナーやマスカラなどスティックタイプのコスメはそのままですが、アイシャドウやファンデーションはそれぞれ、パレッドやコンパクトタイプにしていて、必ずチップやパフ、ブラシなどが内蔵されているものを旅用に選びます。

アイシャドウは複数色が1セットになっているものを選ぶと、長旅中でも気分転換になるのでおすすめです。

アイブロウは王道の、ケイト「デザイニングアイブロウ」を使っています。茶系の3色がまとまったパウダータイプのアイブロウなので、眉の書き足しや色むらをなくすのに便利です。広範囲に色をのせたい時、細いラインを引きたい時のどちらにも対応できる2種類の筆先が付いたミニブラシは、とっても重宝しています。

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ポイント2.鏡は扉付き・自立するものを選ぼう!

画像3: 〈メイク女子・男子向け〉荷物を最小限に抑える化粧品の選び方

Ruriko 鏡は扉がついていて、自立するものを選ぶのがおすすめです。何かにぶつかって鏡面が割れる心配も減りますし、なにより鏡で片手がふさがることなくメイクができるのが良いんですよね。

ビジネスホテルに宿泊する時なんかは洗面台でお化粧できるんですけど、ライダーハウスに泊まったりすると鏡が無くて、お化粧できないじゃん! ってなることが多いので、メイクする方は忘れないように注意してください。


ポイント3.まつ毛パーマをしておけばビューラー不要!

画像4: 〈メイク女子・男子向け〉荷物を最小限に抑える化粧品の選び方

Ruriko メイクは彩りも大切ですけど、「まつ毛の上がり具合」もかなり重要! まつ毛が綺麗に上がっているとお顔の印象が華やかになるので、そのための「ビューラー」って必須アイテムだと思うんです。

でも、独特な形のアレ、ポーチに入れるとちょっと邪魔ですよね。人によっては、ビューラーとマスカラでしっかりまつ毛を整えても、すぐに下がってきちゃうって方もいらっしゃると思います。

そんな悩みを解決できるのが「まつげパーマ」です。1度施術すると、自まつ毛が綺麗にカールした状態で1カ月くらい過ごせるので、その期間はビューラー不要ですし、すっぴんのときもまつ毛がくるっとした状態のままなので可愛さが抜群なんです。

安いところでは3000円~5000円くらいで施術してもらえますし、まつエクと違って施術後のケアがラクなのでおすすめです。ホットペッパービューティーを活用して予約すると、クーポンを使ってリーズナブルに施術が受けられますよ!

画像: \商品紹介・プチ/ 無印良品には携帯しやすいポケッタブルなビューラーも販売されているので、まつパに抵抗がある方はこういった商品を使うのもおすすめです! ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック 無印良品「携帯用アイラッシュカーラービューラー」 amzn.to

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“バイクとメイクの相性悪すぎ問題”についてRurikoさんに質問

画像: “バイクとメイクの相性悪すぎ問題”についてRurikoさんに質問

──どんなに丁寧にメイクをしても必ず化粧が崩れます。Rurikoさんはどうしていますか?

Ruriko ほんとにそれ、困りますよね。参考にならなくて申し訳ないんですけど、お化粧崩れに関しては、もう諦めるしかないと思います。化粧持ちを良くする専用のミストを掛けたり、パウダーしたりだとか色々やってきたんですけど、結局ヘルメットを被ったら削げ落ちちゃうんですよね。

強いて言えば、あえて薄くメイクしておくことで、崩れ具合を最小限に抑えています。で、可愛く写真を撮りたい時だけファンデを重ねて、なんとかリカバリー、っていう感じですね。最初の塗りが厚いと崩れ方も酷いので、下地とコンシーラーだけで済ませるときもあります……(笑)。

画像: 無理だよ~、崩れるよ~(涙)

無理だよ~、崩れるよ~(涙)

Ruriko ただ、眉毛やリップであれば、「アートメイク」を試してみるのも良いかもしれません。

「アートメイク」ってなに?

皮膚に色素を直接注入することで「落ちないメイク」を実現する医療施術です。眉毛や唇にアートメイクを施すことで、メイクをする手間が省けたり、すっぴんの状態でも美しい眉毛の形や唇の血色感を保つことができます。

アートメイクでは、皮膚表面の浅い部分に薬液を入れるので、タトゥーとは異なり月日が経つと施術部位のインク(色味)が次第に薄くなっていきます。個人差はあれど、入れた色素の継続期間は1~3年ほどだそうです。

画像: Rurikoさんは眉毛と唇にアートメイクをしているそうです。

Rurikoさんは眉毛と唇にアートメイクをしているそうです。

実はアートメイクとバイクの相性っていいのかも?

Ruriko ヘルメットの着脱で擦れる眉毛って、ファンデと同じくらい寿命が一瞬なんですよね。消えたらまた書けばいい、って、それはそうなんですけど、書く時のバランスが結構難しいですし、そもそもヘルメットを脱ぐたびに鏡を見て書き直して……ってとてもじゃないけどやってられません。

私が眉毛や唇に施しているアートメイクでは、自分に似合う形やカラーを選んで、その染料を皮膚に直接入るので、すっぴんの時もメイク後と同じ状態を維持できるんです。タトゥーではないんですけど、イメージはそれに近い感じですかね。

普段メイクをされる方なら「すっぴんでも眉毛がある!」「メイク時間が短くなる!」というのがどれだけ楽なことか、きっとわかるはず(笑)地の眉毛を残した状態で施術ができますし、色を明るくしたい時も上から眉マスカラを付けたりできるので、バイクに乗る乗らない関係なく、施術しておくのもアリだと思います。

ただ、施術には少し痛みを伴いますし、かかる費用も安くはないので、いまスグにはできないな……という方には「眉ティント」をおすすめしたいです。

画像: 旅前日のティント仕込み中は、毎度眉毛が海苔のようになっていました(笑)。

旅前日のティント仕込み中は、毎度眉毛が海苔のようになっていました(笑)。

アートメイクよりも気軽に試しやすいのは「眉ティント」!

Ruriko 「眉ティント」は、普通に薬局やコスメ売り場なんかで、大体税込2000~3000円くらいで販売されています。

ツーリングに出かける前日にティントを塗っておくという仕込みの手間はありますが、数日間はヘルメットで擦れても眉毛がなくならないのでストレスフリーに過ごせますよ。

ただ、上手に書くには慣れが必要なので、事前にちょこっと練習しておくのがおすすめです(アートメイクをする前は、実際にフジコの眉ティントを使っていました!)。

画像: ▶▶▶Amazonはこちら|価格をチェック Fujiko(フジコ))眉ティントSVR 01ショコラブラウン 6グラム (x 1) amzn.to

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談:Ruriko/写真:webオートバイ編集部/まとめ:大冨 涼

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