スズキ『Vストローム650(2017~2024)』ってどんなバイク?
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Vストローム650 2004年モデル
スズキの『Vストローム650』が最初に登場したのは2004年。
アドベンチャーツアラーとしての基本性能とスポーツ性、ツーリング性を融合した「ミドルクラススポーツ・アドベンチャー・ツアラー」として輸出専用で登場しました。
2013年に国内販売が開始され、2017年にモデルチェンジ。「DR-BIG(往年スズキが販売したビッグオフロードモデル「DR750S」)」のDNAを受け継ぐ現在の「Vストローム」の共通デザイン“クチバシ”スタイルが採用されました。
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Vストローム650 2017年モデル
アルミ製フレームや650ccのDOHC4バルブのV型2気筒エンジンの仕様に大きな変更はなく、タイヤもフロント19、リア17インチとオンロード志向。
低中回転域で力強いトルクを発生するエンジンとしなやかな足回りにより、市街地からツーリングロードまで、軽快かつ安定した走行性能を発揮。
トラクションコントロールも搭載され、より広いシチュエーションで安心感・安定感を向上させます。
肉厚なシートや走行風を遮る3段階調整可能なスクリーンなど乗車時の快適性に優れ、標準装備されるリアキャリアやUSBソケットは長距離ツーリングでは頼もしい味方。
リアのプリロードを簡単に調整でいきるダイヤルを装備するのも、タンデムツーリングや荷物を多く積載したいライダーには魅力的なポイントです。
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650ccのミドルクラスとしてはやや車格は大きめですが、そこはアドベンチャーモデルとしての魅力ポイント!
シート高835mmという数値に対し、スリムなフレーム・エンジンのおかげで足も下ろしやすく、大型アドベンチャーモデルの中では扱いやすいマシンです。
別グレードとして、スポークホイールを装着した『Vストローム650 XT』もラインナップされていますが、オンロードを主体にツーリングを楽しむなら剛性の高いキャストホイールを装備した『Vストローム650』も魅力的ですよ!
スズキ『Vストローム650(2017)』主要諸元
全長×全幅×全高 | 2275×835×1405mm |
ホイールベース | 1560mm |
シート高 | 835mm |
車両重量 | 212kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒 |
総排気量 | 645cc |
ボア×ストローク | 81×62.6mm |
圧縮比 | 11.2 |
最高出力 | 51kW(69PS)/8800rpm |
最大トルク | 61N・m(6.2kgf・m)/6500rpm |
燃料タンク容量 | 20L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 26° |
トレール | 110mm |
タイヤサイズ(前・後) | 110/80R19・150/70R17 |
ブレーキ形式(前・後) | 油圧式ダブルディスク・油圧式ディスク |