年間2万km以上バイクで旅をするオートバイ女子部・Rurikoさんに、ツーリングに役立つ情報を根掘り葉掘り教えてもらうこの連載。今回はバイク乗りにとって使い勝手のいいスマートフォンのアプリについてお聞きしました!
談:Ruriko/写真:webオートバイ編集部/まとめ:大冨 涼

オートバイ女子部 Ruriko

スズキ・ハヤブサやトライアンフ・デイトナ675を乗り回し、バイク旅系YouTuberとして活躍する一方、webオートバイの生配信の裏方や動画制作などを担当。

もとより、にゃんこが大好きな彼女、可愛いネコのキャラクター「mofusand」のコラボ商品を見つけると思考する暇もなく購入してしまうそう。

スマホのナビ・地図アプリって、どれがバイク乗りにおすすめなの?

画像1: スマホのナビ・地図アプリって、どれがバイク乗りにおすすめなの?

スマホの普及によって様々な物事を簡単に調べられるようになった今日この頃。お出かけのときもツーリングのときも、地図を広げるのではなく、スマホのナビ・地図アプリに頼っている方が多いのではないでしょうか。

ただ、アプリの種類が多すぎて、どれを選んだらいいのか迷うことも多いはず。シェアの多いアプリを使っていても、バイク乗りならではの「不便さ」を感じる場面もあるでしょう。

画像2: スマホのナビ・地図アプリって、どれがバイク乗りにおすすめなの?

──Rurikoさん、「バイク乗りにおすすめのナビ・地図アプリ」ってありますか?

Ruriko ありますよ! 主に「ツーリングサポーター」と「Googleマップ」、「Route!」の3つを使っていて、それぞれナビやツーリングスポット探しなんかに役立てています。Googleマップを除いた2つは有料版なんですけど、コストを掛けても得られる恩恵が大きいのでずーっと愛用していますね。

ということで、Rurikoさんが実際に使っている①ツーリングサポーター、②Googleマップ、③Route!の特徴や使いどころ、ちょっとした欠点などを詳しく教えてもらいました!

Rurikoが使っているナビ・地図アプリを3つご紹介

①ツーリングサポーター(用途:ナビ)

画像1: ①ツーリングサポーター(用途:ナビ)

株式会社ナビタイムジャパンが提供するバイク専用のナビゲーションアプリ・ツーリングサポーター。二輪通行不可の道を回避してくれるのはもちろん、愛車の排気量設定に応じて通行可能なルートを案内してくれるのが大きな特徴です。

ウェブ版とアプリ版が展開されており、今回紹介するアプリ版では「無料」「プレミアム(月額税込600円)」「プレミアムプラス(月額税込1000円)」の3コースが用意されています。Rurikoさんはすべての機能が使える「プレミアムプラス」コースを登録しているそうです。

無料版プレミアムプレミアムプラス
音声ナビ
ルート検索結果1ルート
自宅・My地点登録
渋滞・交通情報
走行ログ2カ月間記録
雨・雪情報の表示1時間先まで6時間先まで6時間先まで
マスツーリンググループ参加のみ可
ルート保存3件
圏外での使用
通信料節約モード
mySPIN連携
CarPlay・Android Auto連携地図表示・推奨ルート検索ナビ月2日まで
走行中の道路情報案内制限付き
税込価格無料月額600円
年額5700円
月額1000円
年額9800円
※〇印は無制限

Ruriko このアプリ、最初は案件をいただいてインストールしたのですが、無料の利用期間が終わっても使い続けたい! と思えるほどとても便利だったので、そこからはサブスクで使い続けています。

「プレミアムプラス」コースの魅力は圏外でもナビが使えることなんですけど、行き先が主要なツーリングスポットであればその心配はないと思うので「プレミアム」で十分だと思います。かなり頻繁にツーリングに出かける方は年額でのお支払いのほうがお得に利用できますが、「バイクシーズンだけ遠出するよ」って方は必要な時に月額の支払いにするのがおすすめです。

\Rurikoが感じるアプリのメリット①/
愛車が通れない道を案内しない!!

画像2: ①ツーリングサポーター(用途:ナビ)

Ruriko 一番のポイントは、バイクが通れない道を案内しないことです。多くのナビがクルマでの走行を考慮した案内になりますから、指示通りに進んでいたら目の前に「二輪通行禁止」の看板が! なんて経験がある方もいらっしゃると思います。このナビを使えば、スムーズに目的地にたどり着けるだけでなく、交通違反を未然に防いでくれるんです。

また、排気量の設定もできるんです。125cc未満のバイクなのに、高速道路を通るルートを案内されても困りますし、原付だけ通行の可否が分かれる道も多いですよね。そういった、「クルマ向けのナビだと不便」なポイントがしっかりライダー仕様に変更されています。

画像: この画面から細かく設定できます!

この画面から細かく設定できます!

画像: バイク乗りにおすすめなスマホのナビ&地図アプリを3つ紹介!それぞれの特徴とRurikoが感じるメリット・デメリットを解説【Rurikoの長旅ガイド】

Ruriko 「二輪通行禁止道路の回避」機能に加えて細道を回避できる機能もあります。愛車のハヤブサは、車体が大きいし重いしで、狭い道に入っちゃうとUターンができない、なんてことになりかねないんですよね。

この機能は、そんなビッグバイクユーザーをはじめ、運転に慣れていない初心者や大通りをゆったり走りたいライダーにとって便利な機能だと思います。

\Rurikoが感じるアプリのメリット②/
高速道路の案内がとにかく丁寧

画像3: ①ツーリングサポーター(用途:ナビ)

Ruriko 慣れない目的地まで高速道路に乗っていくときの話なんですけど、行き先を示す緑看板って、意外に表示がわかりにくくありませんか? 首都高のようにくねくね入り組んでいるときもそうですし、行きたい地名がピンポイントで書かれていないときとかって、「こっちであってる……よね?」って恐る恐る分岐に進んだりで、結構不安なんです。

ツーリングサポーターは高速道路の案内がとても丁寧なんです。方向を指示する矢印に加えて、分岐地点の緑看板とその場所の風景のイメージ画像が大きく表示されるんですよ。それこそクルマのナビみたいなイメージです。

ぱっと見でもわかる表示なので分岐を間違えにくく、プラスで通行料金がかかっちゃった(私は首都高に乗って5分で降りてしまい、1500円くらい損しました)なんてことも減るので、高速道路の案内はまるっとこのアプリに任せています。

画像: 高速道路上の案内のスクリーンショット

高速道路上の案内のスクリーンショット

\Rurikoが感じるアプリのメリット③/
走っていて気持ちのいい道が表示される

画像4: ①ツーリングサポーター(用途:ナビ)

Ruriko 信州の「ビーナスライン」や「房総フラワーライン」といったツーリングロードは、グリーンのラインでその区間を教えてくれます。走っていて気持ちのいい道ってなかなか探し方が難しいですし、どこからどこまでがツーリングロードなんだろうってなることも多いので、とても頼りになる仕様です。

アプリ内の「ツーリングロード」のタブを選択すれば、その近辺の快走路がずらりと表示されます。行きたいところを選択すると、その道を楽しめるツーリングルートを自動で組んで案内してくれるので、ツーリング初心者にもおすすめですよ!

画像: webオートバイ編集部のある東京新橋周辺で調べると、「レインボーブリッジ」や「東京ゲートブリッジ」などが出てきました。

webオートバイ編集部のある東京新橋周辺で調べると、「レインボーブリッジ」や「東京ゲートブリッジ」などが出てきました。

\Rurikoが感じるちょっぴりデメリット/
カフェとかスポットとか、登録されていないものは見つけにくい

Ruriko このアプリには1点だけちょっと手間だな、って思うところがあって、近くのカフェとか、ちょっとした観光スポットとか、地図上に表示されない地点がぼちぼちあるんです。そういった目的地に行きたい時はその住所を調べて、検索覧に貼り付けないといけないんですよね。

ナビアプリですから、「すべてのスポットを網羅してよ!」と、そこまで求めるのは違うのかもですけど、その点に関してはGoogleマップの方が使い勝手が良いな、と感じることが多いです。

ツーリングサポーターを実際に使った動画はこちら↓↓↓

画像: 日本中走り回る女がオススメするバイク専用ナビはコレ!【ツーリングサポーター by NAVITIME】- YouTube youtu.be

日本中走り回る女がオススメするバイク専用ナビはコレ!【ツーリングサポーター by NAVITIME】- YouTube

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