BMC(ブルー・モンスター・クロージング)の新たな定番となるジーンズ「シン・ライダーデニム」が2025年2月20日に全国の2りんかんで発売された。この記事では、同製品の特徴と、春の街乗りやツーリングにぴったりなコーディネート例を紹介する。
文:西野鉄兵/写真:井上 演

BMC「シン・ライダーデニム」とは?

画像: BLUE MONSTER CLOTHING シン・ライダーデニム カラー:ブルーリンス、濃色USED サイズ:M(30)、L(32)、XL(34)、3L(36) 販売店舗:2りんかん全店 発売日:2025年2月20日 税込価格:1万4980円

BLUE MONSTER CLOTHING
シン・ライダーデニム

カラー:ブルーリンス、濃色USED
サイズ:M(30)、L(32)、XL(34)、3L(36)

販売店舗:2りんかん全店
発売日:2025年2月20日
税込価格:1万4980円

新開発のストレッチデニムを採用し、ジーンズとは思えない柔軟な穿き心地を実現

2024年に大手バイク用品店の2りんかんで、ジーンズ製品の販売本数年間1位のブランドに輝いたBMC。さまざまなパンツ製品を展開していたが主軸となるのは、通年モデルの「街を歩けるライダーデニム」だった。

その定番製品の後継として「シン・ライダーデニム」は誕生した。2025年2月20日に2りんかん全店で発売され、早くも好調なセールスを記録しているという。

画像: ▲左はBMCのロゴ。右は2024年に販売実績ナンバーワンを記念し、2025年から採用した記念ポップ。

▲左はBMCのロゴ。右は2024年に販売実績ナンバーワンを記念し、2025年から採用した記念ポップ。

前作と同じく、バイクに乗らない日も街中で穿ける美しいシルエットが魅力。もともと純粋な一般アパレルのブランドだったBMCならではのスタイリングだ。バイク用でありながら、普段穿きされることも想定しつつデザインされている。

最大の特長は動きやすさ。「シン・ライダーデニム」はストレッチ性能を全面的に見直し、生地から再設計された。従来の横伸びに加え、縦にもよく伸びるデニムを広島県の老舗生地メーカーのカイハラと共同開発。その穿き心地は、ジーンズとは思えず、まるでスウェットやジャージのように柔軟で、快適さは抜群だ。

ライダーのための立体構造や、膝に標準装備されている着脱可能なプロテクター、深底のポケットなどは継承されている。

画像: ▲「シン・ライダーデニム」のブルーリンスカラー。

▲「シン・ライダーデニム」のブルーリンスカラー。

以降は、この「シン・ライダーデニム」を軸としたコーディネート例を紹介しよう。想定する気温は15℃から20℃ほど、春にぴったりのスマートな装いに注目してほしい。

「シン・ライダーデニム」を用いた春コーデ①

画像: シャツ:BMC「シン・ライダーデニム」(カラー:濃色USED)税込1万4980円 パンツ:BMC「ライダー専用防風シャツ」(カラー:ブラック)税込1万6980円 シューズ:BMC×GERRY「アウトドアができるバイク用シューズ」(カラー:ブラック)税込1万2980円 モデルの身長:172cm(シャツとパンツはMサイズを着用) すべて2りんかんで販売中

シャツ:BMC「シン・ライダーデニム」(カラー:濃色USED)税込1万4980円
パンツ:BMC「ライダー専用防風シャツ」(カラー:ブラック)税込1万6980円
シューズ:BMC×GERRY「アウトドアができるバイク用シューズ」(カラー:ブラック)税込1万2980円

モデルの身長:172cm(シャツとパンツはMサイズを着用)

すべて2りんかんで販売中

すぐに真似しやすい黒を取り入れたコーディネート

モデルはBMC代表のローリー青野氏に務めていただいた。コーディネートも“春”をテーマに、青野氏が自ら選んだ組み合わせだ。

コーデその1は、“濃色USED”カラーの「シン・ライダーデニム」に、ブラックの「ライダー専用 防風シャツ」、BMCとアウトドアメーカーGERRY(ジェリー)のコラボ製品「アウトドアができるバイク用シューズ」のブラックを組み合わせている。

画像1: 「シン・ライダーデニム」を用いた春コーデ①

このコーディネートについて青野氏にうかがった。

「ライダーのみなさんは、黒い上着やシューズを好む人が多いと思います。このコーデは、お手持ちのアイテムでも近いイメージを再現しやすいように、と心がけました」(青野氏)

ポイントは「シン・ライダーデニム」の“濃色USED”カラーにあるという。

画像2: 「シン・ライダーデニム」を用いた春コーデ①

「上着も黒、シューズも黒、キャップも黒で、ジーンズも黒だったり濃いネイビーだと重くなりすぎてしまいます。経年変化の加工を施した“濃色USED”のシン・ライダーデニムを合わせることで、こなれた印象を出すことができます」(青野氏)

画像3: 「シン・ライダーデニム」を用いた春コーデ①

「シン・ライダーデニム」はタイトに見えるが、ストレッチが効いていて、窮屈さはなく、長時間穿いていても疲れない。すっきりしたシルエットの防風シャツは、こう見えて、肩・肘・背中・胸部にソフトプロテクターを完備している。生地はフリース・防風フィルム・オックスフォード素材の三層構造でその名の通り、防寒性は高い。

画像4: 「シン・ライダーデニム」を用いた春コーデ①

だからこのままの格好で安心してバイクに乗れる。街中にバイクで遊びに行くのもよし、ツーリングに出かけるのもよし。バイクのないシーンでは、一般アパレルのように見えたが、バイクに乗っても様になる。青野氏はバイクとファッション、それぞれの円が重なる部分を狙っているという。

画像5: 「シン・ライダーデニム」を用いた春コーデ①

「立った時のシルエットの美しさと、バイクの乗車姿勢の取りやすさは相容れないものなんです。可能な限り普段着のように見え、だけど乗りやすくなきゃダメ。そのバランス感覚が僕と一致する人に、BMC製品は選ばれているんだと思います。『ガチガチのライディングウエアが苦手』という人に、もっと知ってもらえたら嬉しいです」(青野氏)

画像6: 「シン・ライダーデニム」を用いた春コーデ①

そのためBMCは派手なロゴや大きなリフレクターなど、見た目にバイクギア感が出てしまうデザインは採用しない。バイクに乗り始めたばかりの人や、これから乗ろうと思っている人にも、親しみやすいブランドといえるだろう。

【各部・機能にも注目】

画像: ▲「ライダー専用防風シャツ」には胸ポケットだけでなく、さりげなくファスナー付きのポケットが両脇に備わっている。ロングウォレットもすっぽり入る大容量で、使い勝手がいい。

▲「ライダー専用防風シャツ」には胸ポケットだけでなく、さりげなくファスナー付きのポケットが両脇に備わっている。ロングウォレットもすっぽり入る大容量で、使い勝手がいい。

画像: ▲「シン・ライダーデニム」は従来の横伸びストレッチに加え、縦伸びも実現した。これによって乗り降りもいっそう楽になった。

▲「シン・ライダーデニム」は従来の横伸びストレッチに加え、縦伸びも実現した。これによって乗り降りもいっそう楽になった。

画像: ▲BMC×ジェリーの「アウトドアができるバイク用シューズ」。歩きやすさと乗りやすさを両立させた意欲作。脱ぎ履きがしやすいのも特徴。じつはクルマの運転もしやすいと評判だ。

▲BMC×ジェリーの「アウトドアができるバイク用シューズ」。歩きやすさと乗りやすさを両立させた意欲作。脱ぎ履きがしやすいのも特徴。じつはクルマの運転もしやすいと評判だ。

「シン・ライダーデニム」を用いた春コーデ②

画像: シャツ:BMC「シン・ライダーデニム」(カラー:ブルーリンス)税込1万4980円 パンツ:BMC「ライダー専用防風シャツ」(カラー:ホワイト)税込1万6980円 シューズ:BMC×GERRY「アウトドアができるバイク用シューズ」(カラー:ベージュ)税込1万2980円 モデルの身長:172cm(シャツとパンツはMサイズを着用) すべて2りんかんで販売中

シャツ:BMC「シン・ライダーデニム」(カラー:ブルーリンス)税込1万4980円
パンツ:BMC「ライダー専用防風シャツ」(カラー:ホワイト)税込1万6980円
シューズ:BMC×GERRY「アウトドアができるバイク用シューズ」(カラー:ベージュ)税込1万2980円

モデルの身長:172cm(シャツとパンツはMサイズを着用)

すべて2りんかんで販売中

爽やかな白シャツコーデをよりおしゃれに見せるテクニック

ローリー青野氏がもうひとつ提案したいという「シン・ライダーデニム」を使った春コーデ。先に紹介した「ライダー専用 防風シャツ」、「アウトドアができるバイク用シューズ」と組み合わせ自体は変わらないものの、カラーの選び方で印象は一変する。白いシャツが映える爽やかな装いだ。

「先ほどの黒コーデは真似しやすさを重視しました。こちらは、『おしゃれをもっと楽しみたい』と思っている方へ向けた提案です。なかなか白いシャツジャケットをバイクに組み合わせることってないと思うんです。2りんかんさんの店頭でも白い防風シャツは異様な目立ち方をしていました。ただ世の中にないからこそ、けっこう売れています」(青野氏)

画像1: 「シン・ライダーデニム」を用いた春コーデ②

BMCはジーンズメーカーでありながら、シャツジャケットも得意としている。この「防風シャツ」とともに、真夏向けの「空冷式シャツ」も人気を博す。どちらも本格的なライディングジャケットよりも気軽に着られる製品を求める人に選ばれているのだろう。バイクで出かけるハードルを下げるのにも貢献していそうだ。

「先日この防風シャツを着て、バイク乗りではない友人たちに会ったんですけど、誰もバイクウエアだとは気づきませんでした(笑)。僕自身このシャツで、街に出かけていますし、寒い日はこの上にセーターを合わせることもあります」(青野氏)

画像2: 「シン・ライダーデニム」を用いた春コーデ②

白い「防風シャツ」に、ブルーリンスカラーの「シン・ライダーデニム」。上下で持っていれば、それだけでキレイめコーデのベースが完成する。BMCのシャツは、BMCのジーンズに似合うことを前提に開発されているため、相性は抜群だ。

コーデのポイントを青野氏に尋ねた。

「シューズはベージュ、キャップはグレーで、じつは色が全部バラバラなんです。けどシューズとキャップは色の濃度を意識して合わせています。全然ちがう色を組み合わせる際は、濃さをどこかで合わせると、まとまりがよくなります」(青野氏)

画像3: 「シン・ライダーデニム」を用いた春コーデ②

上級者の着こなしテクニックだと感じた方もいるかもしない。しかし青野氏はもっと多くのライダーにおしゃれを楽しんでほしいと思っているともいう。2020年にバイク用アイテムの展開を開始するまで、約20年に渡って一般アパレル業界で企画等を行なってきた青野氏は気づいたことがあるそうだ。

「自分がバイク洋品を作りだす直前から現在まで、とにかくライダーを観察しています。そのなかでバイクウエアは、ファッションではなくユニフォームやギアとして捉えている人が多いということが分かりました。『バイクに乗るときは、このジャケット、このパンツ、このシューズ』とかっちり決めている人も多いのではないでしょうか。あくまでもその人の自由ですけど、それだと何だか楽しくないな、と僕は思っちゃうんです」(青野氏)

画像4: 「シン・ライダーデニム」を用いた春コーデ②

「今日は何を着てバイクに乗ろうか? そんな風にファッションを楽しみながらバイクに乗る人がいまより増えたら嬉しい」と、青野氏は話した。

今回の2種類のコーディネートは、ライダーの年齢を問わないものだという。またBMC製品は、サイズ展開の豊富さも魅力だ。

紹介した「シン・ライダーデニム」「ライダー専用 防風シャツ」「アウトドアができるバイク用シューズ」はいずれも、全国の2りんかんで販売中。BMC製品でバイクとファッションを密接に楽しんでみてはいかがだろうか。

【各部・機能にも注目】

画像: ▲「ライダー専用防風シャツ」はこう見えて肩・肘・背中・胸部にプロテクターを標準装備。安心してバイクに乗れる。

▲「ライダー専用防風シャツ」はこう見えて肩・肘・背中・胸部にプロテクターを標準装備。安心してバイクに乗れる。

画像: ▲「ライダー専用防風シャツ」の前合わせは、スナップボタン+ファスナー。見た目のよさと実用性を兼ねつつ、隙間風が入りにくいつくりになっている。

▲「ライダー専用防風シャツ」の前合わせは、スナップボタン+ファスナー。見た目のよさと実用性を兼ねつつ、隙間風が入りにくいつくりになっている。

画像: ▲よく伸びる「シン・ライダーデニム」は、こういう場面でも特性を発揮する。「アウトドアができるバイク用シューズ」はダイヤルロック式で、フィット感を簡単に微調整できる。

▲よく伸びる「シン・ライダーデニム」は、こういう場面でも特性を発揮する。「アウトドアができるバイク用シューズ」はダイヤルロック式で、フィット感を簡単に微調整できる。

文:西野鉄兵/写真:井上 演

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