「信」をスローガンに2025年も2チーム体制で全日本ロードレース選手権に参戦
レースチーム運営や若手ライダーの育成、交通安全啓蒙活動などを行うT.Pro.Innovationが、2025年度のレース体制発表会を開催した。
会場となったのは同社の本拠地と同じ、埼玉県の日本郵便株式会社の関東支社。発表会の様子はYouTubeで生配信されたほか、その前後には監督・選手との写真撮影会、およびサイン会などファンとの交流イベントも行われた。
T.Pro.Innovationは、2024年と同じく2チーム体制で全日本ロードレース選手権に参戦することを発表した。監督はもちろん手島雄介氏だ。
（左から）大和颯選手、小山知良選手、西村硝選手、手島雄介監督、岡崎静夏選手、若松怜選手
うち、日本郵便HondaDreamは日本郵便HondaRACINGにチーム名が変更され、ST600クラスに#11 小山知良選手、ST1000クラスに#23 西村硝選手、J-GP3に#4 岡崎静夏選手が参戦。日本郵便docomo businessにはST600クラスに#17 大和颯選手、J-GP3に#2 若松怜選手が参戦する。
また、社会貢献活動の一環として開催されている「ぽすくまの親子バイク教室」が2025年で10周年を迎えることを記念し、J-GP3に参戦する岡崎選手のマシンが特別仕様に変更。実際に親子バイク教室で使われているバイクをモチーフに、カウル側面には可愛らしい“ぽすくま”がデザインされている。
そのほか発表会では、監督と選手が各々の意気込みを語ったほか、サポーターを代表して日本郵便株式会社とNTTコミュニケーションズ株式会社の2社がそれぞれ挨拶。T.Proのビジョンや地方創生事業の一環として取り組んでいる活動についての紹介があった。
最後に、能登半島地域で勤務する日本郵便の社員の方々に向けた手紙を、チームを代表して若松選手が朗読。被災地で働く人々と復興への想いを背負ってレースに参戦することを誓い、「One Team！ 頑張ってください！」と力強くメッセージを送った。
手紙を読む若松選手。
受付には日本郵便近畿支社のメンバーからの寄せ書きが飾られていた。
選手とのサイン会も大盛り上がり。会場の外まで長蛇の列ができていた。
選手とのサイン会も大盛り上がり。会場の外まで長蛇の列ができていた。
T.Pro.Innovation 2025レース体制発表会
www.youtube.comまとめ：大冨 涼
