オフロードカスタムでは定番のリアブレーキクレビス。純正から置き換えることで、リアブレーキの操作感を向上させる、縁の下の力持ち的なパーツ。クレビスは外から見えるパーツでもあるので、ドレスアップ効果も。そんな、リアブレーキクレビスに新色のブラックが登場したので、さっそく装着してみるよ。

クレビスとは

リアブレーキクレビスは、ブレーキペダルとマスターシリンダーの接続部分にある、コの字型のパーツ。純正だとシンプルなメッキの鉄製なんだけど、それを高品質なアルミ製にするというカスタムなのよ。

画像1: クレビスとは

かなりマニアックなカスタムパーツに思えるけど、オフロードの世界では定番のカスタムパーツでもあるよ。

以前からハンターカブ用もラインナップされていたんだけど、これまでは赤しかなかったのよ。オフ車、特にレーサーはメーカーのカラーが明確だからね。ホンダといえば赤だし、ヤマハなら青。

ジータレーシング
リヤブレーキクレビス レッドF6665(旧品番:ZE89-5045)

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自分のハンターカブカスタムでは、外から見えるユニクロメッキの部分をなるべく減らすことを目指してるので、性能だけじゃなく見た目的にも最高に効果的。なので以前から購入して装着してあったんですよ。

性能面でいえば、純正よりも軽く高剛性になることでリアブレーキのタッチを向上させるというもの。

画像1: リアブレーキをハイクオリティ化するZETAリアブレーキクレビスにブラックカラーが新登場〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.315〉
画像2: リアブレーキをハイクオリティ化するZETAリアブレーキクレビスにブラックカラーが新登場〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.315〉

純正の32g(実測)から21g(実測)。わずか11gの差だけどなんせもともとが軽くて小さいパーツだからね。でも純正から考えると約35%くらいの軽量化、言い換えれば2/3近い重量なので、十分な軽量化が図られているはず。

自分みたいな素人ライダーだと機能的な効果はわかんないけど、見た目の効果と、他の人のカスタムと差別化する意味でも非常に満足度の高いパーツなんですよ。

ただ、ハンターカブもグローイングレッドなら馴染みは良いんだけど、個人的には足元を引き締める意味でもできれば黒が欲しかったのよね。
そしたらなんと、ブラックバージョンが新たに登場。嬉しいね。

ジータレーシング
リヤブレーキクレビス ブラック A9937

amzn.to

これまで装着してたレッドのクレビスから、さっそくブラックに付け替え。
見た目はこんな感じ。

小さいパーツなので、わかる人にはわかるって感じだけど、なんにせよユニクロメッキのパーツを置き換えれるのは嬉しいね。見た目もメカメカしくて良い感じ。

画像2: クレビスとは

ハンターカブは割と車体色に恵まれてるけど、ブラックならどんなカラーにも似合いそう。良いですよ、これは。

リアブレーキクレビスの装着について

装着については、ブレーキペダルを外して、クレビス部分を交換という流れ。画像はレッドのクレビスだけど、ブラックでも装着工程は一緒。

過去の記事でブレーキペダル交換をしてる※ので、必要な部分だけ抜粋しておくよ。
※過去記事でペダルをパウダーコートして頂いたDFクラフトですが、現在はサービス終了しています。

まずは右のサイドカバーを外すよ。プラスネジ、プッシュリベットを外したら爪を折らないように気を付けつつ取り外そう。

画像3: リアブレーキをハイクオリティ化するZETAリアブレーキクレビスにブラックカラーが新登場〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.315〉
画像4: リアブレーキをハイクオリティ化するZETAリアブレーキクレビスにブラックカラーが新登場〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.315〉

ブレーキペダルについてるスプリングも外しておこう。

次に19mmと12mmの工具で右ピボットカバーを外そう。上のナットはかなり固いので注意してね。

画像1: リアブレーキクレビスの装着について

そしたら右ピボットカバーがこうして外れるよ。

画像2: リアブレーキクレビスの装着について

あとはここのクレビス部分を交換するだけ。
割りピンを外して、上側のナットを12mmの工具で緩めたら、クレビス本体をくるくる回して外すことができるよ。

画像3: リアブレーキクレビスの装着について

あとは、ZETAのクレビスを同じように付けなおして戻すだけ。
クレビスを回す時にペダルが干渉するようなら、ペダルを留めてるCリングを外せば良いはず。

画像4: リアブレーキクレビスの装着について

これで完成なんだけど、試しに横着してみたらサイドカバーやピボットカバーを外さなくても交換で来た。
ただ、リアブレーキのプッシュロッドに負担がかかってるかもなので、簡単装着は自己責任で。

まず、純正クレビスについてる割りピンを外すよ。作業しづらいけど、ピン自体はそんなに固くないよ。

画像5: リアブレーキクレビスの装着について

割りピンを外せば、固定ピンを引っこ抜くことができる。

画像6: リアブレーキクレビスの装着について

そしたら、クレビス上部の固定ナットを12mmのスパナで緩めるよ。

画像7: リアブレーキクレビスの装着について

クレビスはリアブレーキマスターシリンダーのプッシュロッドにつながってるんだけど、多少動きにゆとりがあるのよ。

画像8: リアブレーキクレビスの装着について

なので、ブレーキパダルをかわしつつくるくる回したら外すことが出来た。

画像9: リアブレーキクレビスの装着について

後は同じようにZETAのクレビスを取り付けて、固定ピンを通して割りピンを差し込もう。

画像10: リアブレーキクレビスの装着について

あとは、固定ナットを12mmスパナで本締めして、割りピンを開けば完成。

画像11: リアブレーキクレビスの装着について

取り付けたら、ペダルを踏んだ時にストップランプが光るかを確認してね。必要に応じてリアブレーキスイッチの調整も。奥にある樹脂のナットを回して調整ね。

完成

というわけで完成。

画像1: 完成

ブラックだとこんな感じ。

画像2: 完成

まとめ

見た目も良いし、ブレーキタッチの向上も見込めるし、なんといっても細部のカスタムって、カスタム上級者っぽくて満足感が非常に高いのよね。
こだわりのカスタムパーツとして、めっちゃオススメだよ。

レポート:若林浩志

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