新色&新デザインの『隼』ラッピング電車がシェイクダウン運用開始!
鳥取県八頭町にある若桜鉄道の隼駅は、言わずと知れたスズキ『隼』乗りの聖地。そして、その若桜鉄道に日本初となる「ラッピングされた列車」が走り出したのは平成28年のことでした。
それ以来、バイクの『隼』と共に代を重ねてきた隼ラッピング列車が今年2025年、再び新型にリニューアル! 本家の『隼』を追い越して、4代目が新デザインで走りはじめました!

今回の隼ラッピング列車の特徴は、最新2025モデル『隼』のキーカラーである「マットスティールグリーンメタリック」を列車のベース色としつつ、躍動的な隼の走りが描かれているところ。
特に注目したいのは舞い散る桜の花びらなのですが、この意匠はスズキ株式会社の現代表取締役である鈴木俊宏社長のリクエストによるものだとか。隼と若桜鉄道のコラボレーションであることを見事に表現しつつ、隼乗りたちが実車を見た時に思わず嬉しくなるようなデザインとなっています。

この新型ラッピング列車の出発式が行われた3月16日はあいにくの雨模様……しかしながら式典には株式会社スズキ二輪の濱本社長の他にも平井県知事など早々たる顔ぶれが出席し、同じく八頭町出身で現内閣総理大臣の石破茂首相からも祝電が届いていました。


そして、当日は悪天候をものともしない隼乗りたちが聖地に集結し、地元警察の先導のもとでパレードを開催。沿道では地元住民が雨の中、手を振るなど温かい光景を見ることができました。
この新しい隼ラッピング列車の運用は既にスタートしているので、隼乗りの人にはこれを機とした聖地巡礼もおすすめ!
そして……
(下に続きます)
式典の中では「2025年の隼駅まつりは8月を予定に調整中」とのアナウンスもありました!
2025年も『隼駅まつり』の勢いは止まりそうにありませんが……
列車も新しくなったことだし、ひと足先に桜舞い散る4代目『隼ラッピング列車』で春を感じに行ってみませんか!?