デイトナは東京モーターサイクルショー2025で、ヘンリービギンズの新製品「シートバッグ ベーシック2」シリーズを披露した。日帰りツーリングに適したコンパクトなものからキャンプツーリングもこなせる大容量サイズまで計4製品が用意されている。
レポート:西野鉄兵

ドローコードやマグネットバックルの採用などでより便利に

新たなツーリングバッグを次々と打ち出しているデイトナの自社ブランド、ヘンリービギンズ。毎年のように新たな機構や工夫を盛り込んだ新製品をシリーズで一挙に発表している。

2025年は定番製品の「シートバッグ ベーシック」シリーズが進化して、“ベーシック2”となった。

サイズはS・M・L・LLの4種で、それぞれ容量は23~29L・35~44L・37~51L・56~76Lの可変式。最大サイズのLLが従来モデルより拡張時に6L容量を増やしており、キャンプツーリングをより余裕を持ってこなせる仕様となった。また従来モデルだと最小のSサイズは開口部がひとつだったが、ベーシック2では両サイドも開くようになっている。

いずれのサイズも、これまでどおりインナーパネルを備え、中身が空の状態でもしっかりと自立する設計。カラビナやポーチを装着できるパルステープは上面に配され、デザインの特徴にもなっている。

分かりやすくバージョンアップしたのは、フラップにドローコードが備わったこと。降車時にグローブやジャケットを簡単に留めることができて便利そうだ。

画像: ▲フラップの両外側にドローコードが備わった。ちょっとしたことだけど、実用性はだいぶ変わる。

▲フラップの両外側にドローコードが備わった。ちょっとしたことだけど、実用性はだいぶ変わる。

またフラップを留めるバックルがマグネット式になったのも注目ポイント。東京モーターサイクルショーの会場で、実際にマグネットの付けたり外したりしてみたが使用感はすこぶるいい。通常のバックルよりも脱着が容易で早く行なえる。バックル部分の壊れにくさにも繋がっていそうだ。

画像: ▲フラップ部分はバタつかないよう軽く留まっていれば問題ない。付け外しが容易であることは荷物の出し入れのしやすさに直結するため、マグネット式になり恩恵を感じる人は多いはず。

▲フラップ部分はバタつかないよう軽く留まっていれば問題ない。付け外しが容易であることは荷物の出し入れのしやすさに直結するため、マグネット式になり恩恵を感じる人は多いはず。

もともと売れ筋の定番製品だった「シートバッグ ベーシック」シリーズ。今後はこの“2”がより多くの旅ライダーをサポートすることになりそうだ。

画像: ▶▶▶モーターサイクルショー2025関連の記事一覧はこちら www.autoby.jp

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