東京モーターサイクルショー2025で興味深い新製品を発見した。ヘルメットの後頭部に装着するだけで使える完全独立型のブレーキランプだ。面倒な配線や通信は不要で、使い勝手もよさそう!
文・写真:西野鉄兵

トップケースやリアキャリアに大荷物を積んでいるライダーと相性がいい!

画像1: トップケースやリアキャリアに大荷物を積んでいるライダーと相性がいい!

東京モーターサイクルショー2025で、ADELIC商事株式会社が出展した1小間のブースに、注目が集まっていた。

ヘルメットの後頭部に装着するだけで使えるブレーキランプ「BRAKE FREE(ブレーキフリー)」を日本で正規販売し始めたのだという。

画像: BRAKE FREE カラー:白、黒 重量:200g 通常価格:税込2万9980円 日本導入祝いセール:税込2万7980円 brakefreetech.jp

BRAKE FREE

カラー:白、黒
重量:200g
通常価格:税込2万9980円
日本導入祝いセール:税込2万7980円

brakefreetech.jp

もともとアメリカのスタートアップ企業によって2020年頃に登場したもののようだ。すでに欧米では4万個の販売実績があるのだそう。

本体には加速度センサーとジャイロセンサーが備わっており、減速を検知すると高輝度LEDが自動で点灯や点滅をする。

本体の重量は200g、IP65相当の防水設計。内蔵している充電式バッテリーの容量は3250mAh、満充電で8~12時間の使用が可能。USB-C端子を採用し約90分で満充電できるという。

解説員の方が手に持ったヘルメットを素早く動かし、ピタッと止めるとライトが点滅した。このデモンストレーションは非常に分かりやすく、来場者からも感嘆の声が上がっていた。

画像: ▲ADELIC商事株式会社のイリッチ・デニスCEO。製品解説やデモンストレーションを行ない、来場者からのいろいろな質問にも即座に回答していた。

▲ADELIC商事株式会社のイリッチ・デニスCEO。製品解説やデモンストレーションを行ない、来場者からのいろいろな質問にも即座に回答していた。

完全に独立した機構のため、配線やBluetooth通信などといった面倒な作業が不要で使えるのがいい。ヘルメットの後頭部にマウントを貼り付けて、充電した本体をセットすればOK。高輝度LEDは明るい会場でも眩しさを感じるほどで、被視認性が格段に高まるのは間違いないだろう。

トップケースを備えたり、リアキャリアの上に大きなバッグを積んだりした際、テールランプの見え方に不安を覚えるライダーは多いことだろう。とくにトラックやバスなど、ドライバーの視点が高くなるとバイクのテールランプは見えにくくなる。被視認性に不安を感じている人には、こんな製品があるということを知っておいてほしい。

画像2: トップケースやリアキャリアに大荷物を積んでいるライダーと相性がいい!

「ブレーキフリー」のカラーは、白と黒の2色。通常価格は税込2万9980円だが、3月に発売されたばかりのため、公式オンラインストアでは日本導入祝いセールとして現在税込2万7980円で販売中(東京モーターサイクルショー2025の会場では、さらに1000円引きで販売)。

ヘルメットに装着するマウントは単体でも用意されており、複数のヘルメットで使用したいという人も安心だ。

画像: ▶▶▶モーターサイクルショー2025関連の記事一覧はこちら www.autoby.jp

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