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ヤマハ『テネレ700(2020~2024)』ってどんなバイク?

YAMAHA Ténéré700 2020年モデル
ヤマハの大型バイク『テネレ700』が国内で登場したのは2020年。
「テネレ」と言えば、往年のパリ・ダカールラリーで活躍したヤマハのラリーマシンの系譜ですが、現行モデルの『テネレ700』は“Top of Adventure Ténéré”をコンセプトに、本格的なオフロード走破性をもった軽量アドベンチャーとして登場しました。
MT-07の搭載されるものをベースとし二次減速比を最適化させた688ccの並列2気筒エンジンを軽量でスリムなダブルクレードルフレームに搭載。
優れた路面追従性・ショック吸収性を持つ前後サスペンションは過酷なオフロード環境にも対応できるようセッティングが施されています。

砂塵の吸い込み防止を意識した吸排気系の設計や、自由度の高いライディングポジションなどもオフロード走破性を高める重要な要素。
コントロール性を意識したブレーキもABSの切り替えが可能となっています。
そんなビッグオフローダーとも言える『テネレ700』ですが、アドベンチャーモデルとしての快適性・使い勝手にも余念がなく、個性的なフロントマスクと一体化するウィンドスクリーンは長距離航行でのライダーへの走行風の影響を低減。
ラリーマシンのようなタフでスポーティーなスタイリングも所有欲を満たす大の魅力となっています。
2025年モデルで仕様変更が加えられ、スタイリングや装備が大幅にアップデートされましたが、2024年までのモデルもまだまだ色褪せない魅力を放っています。
ヤマハ『テネレ700(2020)』主要諸元
全長×全幅×全高 | 2370×905×1455mm |
ホイールベース | 1595mm |
最低地上高 | 240mm |
シート高 | 875mm |
車両重量 | 205kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 688cc |
ボア×ストローク | 80.0×68.5mm |
圧縮比 | 11.5 |
最高出力 | 53kW(72PS)/9000rpm |
最大トルク | 67N・m(6.8kgf・m)/6500rpm |
燃料タンク容量 | 16L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 27°00′ |
トレール量 | 105mm |
タイヤサイズ(前・後) | 90/90-21・150/70R18 |
ブレーキ形式(前・後) | 油圧式ダブルディスク・油圧式シングルディスク |