トライアル世界選手権のツインリンクもてぎへ!
ちょっと前ですが、5月27日、土曜日。
CRF250ラリーを走らせて
トライアル世界選手権が開催される、ツインリンクもてぎに行ってきました。
一人ぼっちの道中で雨に降られて心が折れそうになりながら、やっとの思いで栃木県の茂木に到着。現地でオートバイ誌・テストライダーの宮崎敬一郎さん御一行様と合流しました。
雨に降られて、かなり下がっていたテンションですが、会場に入った瞬間、一気に急上昇!!!!
唐突に目の前に現れたセクションは、私のこれまでの常識をひっくり返すくらい非現実的で、さっきまで天気を呪っていたことなど、すっかり頭から消え去ってしまいました。
バイクの中でも「トライアルバイク」は、身近に知っている人がいないと、接点を持ちにくいジャンルかなと思います。ただ、いったんその魅力に気がつくと中毒性が高いみたい。トライアル好きの「好き」レベルが高いんです。
周りのトライアル好きな人々に「とにかく一度ナマで競技を見てみるべし!」と色々な場面で言われ続け、ようやくはじめて観戦してきた私の感想は…
「凄いものを見てしまった!!」。
でも、凄いんだけど、なんだか会場があったかい。世界選手権なんだけど、空気が和やかな感じがする。ああ、これが「一度見てみるべし」の意味だったんだなと実感したのでした。
本当に目の前でトップライダーたちが超絶技巧を繰り広げるようすを観戦できるのは贅沢の極みでした。
最前列を確保できなくてもこの距離!
正直にいうと、細かいルールは知りません。
でも、
・足を着いたら減点
・転倒、後退、コースアウトで失格
くらいのことがわかっていれば、初心者の私でも夢中になることができました。
こんなにドロドロの状況だということを忘れてしまうほど。
観戦しながら宮崎さんにルールを教わります。こちらは採点をするオブザーバー(審判)さん。
0〜5があって、5が失格だそうです。全体的に、けっこう厳しいジャッジでびっくりしました。歩くのも難しいような場所を越えていくだけで凄いのに、ちょっと後退しただけで失格になっちゃうんだもん。
会場には屋台が出店されていたり
ツインリンクもてぎの施設で食事することも可能。
おまけにバイクの展示も!
ここまで楽しめれば文句なしだけど、さらに楽しむコツもあるみたい。観戦上級者と思われる人々を観察してみると、共通点が見えてきました。
・歩きやすい靴(だけどサンダルや靴底が薄いものはNG)
・汚れてもいい服装
・リュックなど、動きやすいカバン
・脚立や折りたたみ式の椅子
・つばの広い帽子
・雨具(ポンチョ率高し)
・おにぎりなど、サクッと食べられるものも◎
来年はこのスタイルで観戦してみたいと思ったのでした。
この日は高速道路移動がメインで都内の自宅から、ツインリンクもてぎまで往復約260km。ラリーは高速道路での走行も快適で、走っている間にストレスは感じていなかったのですが、さすがに高速を長時間走っていると振動が体に蓄積してきますね。翌日は全身筋肉痛でした。
あと、雨に降られてわかったのは、大型ウインドスクリーンの効果!
高速走行のときは風だけじゃなく、雨のときも楽に感じました。
ではでは。(つづく)