バイク好きタレントとしてもグングンと活躍の場を広げている梅本まどかさん。そんな“梅ちゃん”の、リアルなバイクライフに迫るweb連載の第14回目です。今回は満を持して（？）、梅ちゃんの愛車であるCB400SFの最新モデルを試乗してもらいました！
寒い中、試乗おつかれさまでした！
「寒い時にバイクに乗ると麺が食べたくなりますよね。冬にバイクに乗った後、温かいものを食べると幸せを感じます。しかも街中を走ってるとラーメン屋さんをすごい見かけるから、よけい食べたくなる（笑）」
確かに（笑）。さて、梅ちゃんが普段乗ってるCB400SFは「HYPER VTEC SPECIII」だよね。今回、最新のCB400SFと乗り比べてみて、どうだった？
「まず、すごくエンジンが滑らかだなって感じました。新しいからなのかな？ 普段自分のCBを乗ってる時は、それが普通だと思ってるので、こんなに滑らかさが違うんだって思いました。あと、私のCBはシートとかハンドルとか、いろいろ変えてるじゃないですか。だから今日は『本来のポジションはこんな感じなんだ〜』って（笑）。あとなんだか、私のCBに比べると足着きが良い気がします」
スペック3と現行モデルのシート高は、スペック上はどちらも755mmで同じなんだよね。梅ちゃんのCBは、すでにカスタムされた状態で買ったものだから、シート高が高くなってるのかも。
「なんか私、自分のバイクであんま軽々とバックできないんですよ。今日乗ったCBだと、乗ったまま足を着いてペタペタと、後ろにめっちゃ進めたんです。重さが違うのかなぁ」
車重はスペック3の時が190kgだね。今の方がむしろ、10kgくらい車重は重くなってる。
「え〜、じゃあ足着きが私のCBに比べるとめちゃめちゃいいんだと思います。あと、後ろに下がる時にステップに足がジャマされないんですよ。自分のCBもいいんですけど、なんか今回のは全体的にバランスが良かったです」
別物のバイクって感じた？ それともやっぱりCBだなって思った？
「そこはやっぱり、『CBだな』って感じがしました」
今日はCB400SFとXSR700の2台を試乗したけど、乗り換えた瞬間にすごく安心した顔をしてたもんね（笑）。
「はい（笑）。さすがCBって感じです。なんだろう、CBの『大丈夫感』ってすごいですよね？ 周りのみんなにも言われるし、自分でもそう体感しちゃうから、本当にすごいんだなって、あらためて感じます。ここがもう少しこうなれば…とか思うことがないですもん。走りも全部気に入ってるし、見た目もイヤだと思うところがないんで」
確かにCB400SFって、今のすべてのバイクの中でも「スタンダード」って感じがするかも。
「音も好きなんですよ。私のCBはマフラーも変わってるのでちょっと違うんですけど、現行のCBも迫力があって。二速で回した時に『ウオンッ』ていうので、そこが良かったです。排気音が全然聞こえないと、不安になっちゃうんですよ。でも大きすぎてもイヤだし、なんかCBの音は落ち着きます。やっぱりクルマとかバイクって、私は音ありきというか、音を聞いてバイクが走ってくるのがわかって、パッと見て、ギューンって駆け抜けていく姿がカッコイイ、みたいな。だから電気自動車とか、あんまり音が静かすぎるのは好きじゃないんです」
これだけいろいろバイクを乗り比べてみて、それでも「自分のCBが一番いい」って言えるのは素敵なことだよね。
「はい！ 今日は街中でまったり走る試乗だったので、最新モデルの馬力が53から56PSに上がったとかは、正直よくわかんなかったんです。でも何に乗るのしても、心の安心感って大事じゃないですか。だからCBには、いつもすごい支えられてるなって思います」
すばらしい！ そういえば、昨年11月に鈴鹿サーキットで開催された『第10回 CBオーナーズミーティング』にも参加したよね。
「はい！『MOTORISE』（BS11）さんのお仕事で参加したので、トークショーとかもしたんですけど、やっぱCBっていいなと思うイベントでした。去年とかも開催してるのは知ってたんですけど、行けなくて。ツイッターとかも見てて、すごく行きたいと思っていたイベントだったので、参加できて嬉しかったです。CBだけであれだけバイクが集まって、どれもカッコ良くて、凄いなって」
自走参加ってことで、会場では梅ちゃんのCBも展示されてたけど、なぜ汚れていたのかについて言い訳をどうぞ（笑）。
「え〜っと、秋にバイクを修理に出したんですけど、イベントの直前に戻ってきて、磨く時間がありませんでした。もっときれいな状態でお見せしたかったのに（笑）。修理から戻ってきてから、あの日初めて長距離を走ったんですよ。ちょっと不安もあったけど、無事に自走で参加できて、安心しました。しかも自分のCBで鈴鹿サーキットをパレードランすることもできて、幸せでした。先導の中野（真矢）さんの後ろを走らせてもらったんですけど、嬉しかったです」
今年はお仕事だったけど、またプライベートでもCBミーティングに参加したくなった？
「行きたいです！ 一本橋を渡るイベントとかもあって、私は1本目でまんまと落ちたんですけど（笑）、そういうのも、普段はなかなかできないじゃないですか。ミニライディング教室みたいなのもあったし。私は2回目の1本橋は成功したけど、タイムが10秒くらいだったんですね。教習所で習った時はもっと得意だったから、ショックだったんですけど（笑）。で、この日にトップタイムを出した方が女性だったんですよ。お話を聞いたら、いつもスクールに通ってて、普段はもっとタイムが出るんですって言ってて。それを聞いて、やっぱり練習すればするだけ上手くなるんだなって。だから自分も、もっとスクールとかに参加してみたくなりました。CBミーテイングみたく、これだけいろんな年代のライダーが参加して、サーキットも走れて、なおかつ自分の走りも向上できるイベントって、なかなかないと思うんですよ。すごく良い体験になりました」
「CBのいいところは、タンクが温かくなるところ！ 他の車種と比べても、CBは触った時に結構温かいですよね。だからって夏は夏で『熱い！』って感じとかもないんですよ。なんでなんだろう？」
立ち寄り道の駅：アグリパークゆめすぎと
「収穫体験を通じて農業を学び、自然と触れ合いながら楽しめる公園を目指します」という、ファミリーでも仲間同士でも1日楽しめる道の駅。道路から見て、裏側にある公園にはバーベキュー広場（有料）もあるので、施設内で食材を購入し、レンタルのコンロセットなどを使えば、バーベキューツーリングを楽しめるかも。
■道の駅 アグリパークゆめすぎと
営業時間：午前9時〜午後5時（インフォメーション）
休館日：毎月第1・3水曜日（祝日の場合は営業）、年末年始
埼玉県北葛飾郡杉戸町大字才羽823番地2
TEL.0480-38-4189
最後は、撮影の準備中に駐車場でなわとびを始めた（防寒対策）梅ちゃんの1枚です。
