機能万全の毎日履けるライディングシューズ
シューズメーカーとして実直に改良を重ねる広島化成の企業姿勢と用途に応じた多彩なラインアップが広く認知され、ライディングシューズの定番ブランドとなっているのがelf。新製品のシンテーゼ16は「毎日履きたくなるライディングシューズ」が商品コンセプトで、ローカットフォルムとBOAシステムの組み合わせで登場した。
アッパー素材は天然皮革と人工皮革(クラリーノ)を組み合わせたもので、ナイロン製とは違った高級感と鮮やかな色合い、耐久性の高さが特徴。アッパーのサイド部分はパンチング加工によってオールシーズン対応の適度な通気性も確保している。
BOAシステムはダイヤルを回すだけで高部分全体を絞るようにテンションが掛かり、好みのフィット性が得られる。ダイヤルを引くだけでテンションが抜けるので、履き脱ぎの時間はシューレースやファスナー、ベルクロバンドを使ったシューズよりも圧倒的に短い。加えて調整幅が広いので、1サイズ大きめを選んでおけばソックス生地の厚さに関係なく履けることもメリットだ。
軽快なローカットフォルムだが、そこはライディングシューズ。くるぶし部分は樹脂製プロテクターとパッドでしっかり保護されるし、つま先部分、踵部分も硬めの素材が使われているし、リフレクターもさりげなく配置されている。重量は26㎝サイズで片側410グラムと軽く、ソールも適度な柔軟性があるので歩きやすいことも特徴。カジュアルなデザインでオートバイから降りても違和感が無く、スニーカー感覚で履ける。
謳い文句どおり、毎日履けるライディングシューズ。特に通勤、通学にお勧めできる。
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