小型免許と新車購入本気になってきました
—新しいクロスカブ50、いかがでした?
「僕のカブ、故障知らずでメンテだってほとんどしてないのにずっと調子がいいまま。だからカブの新車って要らないんちゃうか、と思ってたんですが、そうじゃないんですね。クロスカブって、僕のスーパーカブとは違う乗り物みたいでした」
—カブの新しい面白さ、またひとつ見つけちゃった感じですね。
「そうですね。今でも都内の移動の時なんか、カブで行くことが多いんですが、移動だけが多い。クロスカブだと、もっと遊びに使っちゃいそう」
—赤いクロスカブ似合ってましたよ。おじさんに言うのも変だけど、可愛かった(笑)。
「そうそう、可愛いです。これ、女の子に乗ってほしいです。おしゃれな乗り物として、リトルカブも女の子に人気ありますもんね」
—そうです。おじさんの仕事のアシから女の子の愛車まで、カブの用途って広いんです。
「そうですね。せっかくカブの良さを知ってるんだから、僕ももう一歩踏み込まにゃイケマセンね。ちょっと…新しいカブ気になって来たなぁ。ホントに小型免許取って、あのモーターショーに出てた、新しいカブの125、欲しくなってきました!」
CROSS CUB 50
ちなみにウナギさんの愛車は!2001 スーパーカブ50
鰻さんのスーパーカブ50は、親戚から譲り受けて約15年。年式不明だというが、カラーリングから判断するに、01年型スーパーカブ50スタンダード。リトルカブの小型リアキャリアを採用した、ストリート系を意識したモデルだ。これまでほぼノントラブルで、この間にプラグ1本、タイヤを2セット換えただけ。オイル交換は「なんかエンジン音が大きくなってきたかな、って頃に」行なっているようだ。鰻さんのもとにやってきて約5万㎞走行。くたびれてきてはいるが、まだまだ元気に都内を走り回っている。
CROSS CUB 110
不慣れなミッションにも10分で慣れます!
鰻さんが乗れないクロスカブ110のインプレは本誌ナカムラが。ナカムラ、実は、カブ系のクラッチレバーレスのロータリーミッションが苦手で、鰻さんよりまるでヨロヨロ(笑)。
前回カブに乗ったのはもう10年近く前かもしれないのに、まるで昨日も乗ったように記憶がよみがえってくるのがカブらしい。相変わらず発進には手間取るけれど、10分も乗れば慣れてくる感覚も久しぶりだ。
新型110㏄エンジンは、旧モデルよりもグッと静かに、低振動になった印象。ロー発進ではグン、と発進してしまうから、2速発進。それでもスムーズにスタートできるのが110㏄ならではの低速トルクだ。
交通の流れに乗るのもラクで、加速も鋭い110㏄。アンダーパスの登りなんかでも失速しないのはさすが110㏄で、やっぱり原付2種だけある!
セミブロックタイヤ装備で、車体もしっかり、直進安定性が高く、ハンドリングも素直。けれど、ブレーキは心もとない。ゆっくり走ればいいけど、もっとシッカリ止まりたい。
撮影中、こんなに街ゆく人に
「それ、新しいカブかい?」って声をかけられたの、久しぶり。
便利でタフでオシャレなクロスカブ110。こんな街乗りバイクもアリだな〜♪
PHOTO:松川 忍