日本導入前に本国“台湾”で試乗!

本国台湾だけでなく、欧州でもグローバルブランドとして、非常に高い評価を得ているキムコ。なかでも、スペイン、ドイツではスクーターモデル販売台数1位を記録している。もちろん、台湾ではトップシェアで、それもスクーターに対して目の肥えた台湾国民を相手に、18年連続というから、その実力の高さは推し量ることができる。具体的に言えば、台湾のバイク販売台数が年間80万台で、うちキムコは32万台も販売しているというから、日本の二輪販売台数に近い数を、キムコは台湾だけで販売していることになる。

キムコが、50周年の集大成として、2017年に欧州で導入した『AK550』。すでに欧州ではオーダーが数千台を数え、人気車種の仲間入りとなっている。

画像: まだ台湾でも発売前ということで、今回の試乗はキムコのテストコース内で行われた。キムコのスクーターと言えば昔から「速さ」がウリのひとつ。その部分は今も変わらず大きな特徴として受け継がれ、新型AK550は、1㎞ほどのストレートでメーター読みは165㎞をマーク(フルパワーモード)。BMWと提携するようになってから「質」の向上と安定が著しく、昔のキムコしか知らない人はその違いに驚くはず。もう、偏見はいらない。

まだ台湾でも発売前ということで、今回の試乗はキムコのテストコース内で行われた。キムコのスクーターと言えば昔から「速さ」がウリのひとつ。その部分は今も変わらず大きな特徴として受け継がれ、新型AK550は、1㎞ほどのストレートでメーター読みは165㎞をマーク(フルパワーモード)。BMWと提携するようになってから「質」の向上と安定が著しく、昔のキムコしか知らない人はその違いに驚くはず。もう、偏見はいらない。

低重心が生み出す安定感で場所を選ばず楽しめるモデルに

AK550は「スリルオブツーリング」をキーワードに、先進性と高い運動性能を注入したモデル。スクーターであっても、パーツやデザインから、スポーツとプレミアムがうまく融合され、実車からは高級感がひと目で伝わってくる。

画像: 低重心が生み出す安定感で場所を選ばず楽しめるモデルに

タイプ的にも排気量的にも、どうしてもTMAXと比較されやすいかもしれないが、実際に乗ってみると、狙っている個性は大きく違うことが分かる。強烈な加速性能を持つスポーツモデルに快適性や上質さをプラスしているTMAXに対し、AK550は高い運動性能は追求しているものの、ツーリングでの快適さをベースに作り上げている。ある意味、攻撃性よりも安心感を持っていると言っていい。

全開で走り出しても決して過剰に反応することなく、その力強いトルクでじっくりと走り出す。さらに、低重心で前後ともに接地感がしっかりとあるので、スピードが上がっても不安を感じることがない。その上で、150㎞/hを超えてもエンジンはまだ伸びを見せ、スピードを上げていく。キムコの考えるこの快適さと疾走感の融合は、ひとクラス上のツーリングを演出してくれるに違いない。

SPECIFICATION
全長×全幅×全高 2165×795×1400㎜
ホイールベース 1580㎜
シート高 785㎜
車両重量 226㎏
エンジン形式 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量 550.4㏄
最高出力 53.5PS/7500rpm
最大トルク 5.67㎏-m/5500rpm
燃料供給方式 FI
燃料タンク容量 15L
変速機形式 CVT
ブレーキ形式 前 ダブルディスク
後 ディスク
タイヤサイズ 前 120/70R15
後 160/60 R15

先行予約で500台!本国での発表会はビッグスケール‼

画像1: 先行予約で500台!本国での発表会はビッグスケール‼
画像2: 先行予約で500台!本国での発表会はビッグスケール‼

 本国での発表会は台北マリオットホテルで開催。特設ステージを組んで、AK550、RacingS150、Many110を発表。超大型モニターに、移動式の観客席など工夫された会場に、バドミントン世界ランキング1位の戴資穎(タイ・ツーイン)や、台湾囲碁界のアイドル黒嘉嘉(ヘイ・ジャアジャア)などが登場し、その派手なパフォーマンスはキムコの勢いを感じさせるものだった。

画像3: 先行予約で500台!本国での発表会はビッグスケール‼

「AK550はキムコ50年の集大成と言えます。そのモデルが自分たちが想像していた以上に、世界各地から高い評価を頂いています。日本でも多くの方に『スリル・オブ・ツーリング』を体感して頂きたいです」(キムコグループ会長アレン・コウ氏)

Photo:KYMCO・岩崎雅考(CRETE)

公式サイト

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