フルバンクを堪能できる米国開発の新たなSPORTMAX

ダンロップのSPORTMAXシリーズといえば、サーキットユーザーに人気のある「a-13」や「a-14」、ワインディングも楽しめる「Reedsport」、ストリート重視の「GPR-300」など多彩に展開している。

今回発表された「SPORTMAX Q4」はダンロップの米国拠点で開発された二輪用タイヤとして初めて日本に導入されるハイパースポーツラジアルタイヤとなる。

米国で磨かれた高いグリップ性能を活かし、日本開発のタイヤとは乗り味の異なる、フロントに高い荷重をかけてコーナリングをしていく豪快なライディングフィールが魅力で、サーキットだけでなくワインディング走行も楽しめる性能となっている。

メーカー発表の主な特長と代表的な採用技術は下記の通り。

①独自のトレッド技術による高いグリップ性能と安定性能

リアはレース用のスリックタイヤと同様に、シリカを含まないフルカーボンコンパウンドを採用し最大限のグリップ性能を追及。

②フルバンクで際立つ操縦安定性能

カーボンファイバーフィラメントをサイドウォール部に配合し、高バンク時の卓越した安定性、機敏で正確な操舵特性、スムーズな操舵過渡特性をもたらし、安心感のあるハンドリングを実現。

独自のプロファイル設計IRP(Intuitive Response Profile)は、サイドをテーパー形状にすることで従来よりも高さのあるプロファイルを実現し、優れた旋回応答性を可能にするとともに、コーナリング時のタイヤ接地面積を拡大することに成功した。

画像: ②フルバンクで際立つ操縦安定性能

③スリックライクパターンによる絶大なグリップフィール

ランド比率を高くしたスリックライクパターンにより、張り付くようなコーナリングを実現。フルバンク時のバンク角は62°※と、Moto Americaシリーズにて使用されているレーシングスリックタイヤに匹敵する。
※バーバー・モータースポーツ・パークにおけるスズキ GSX-R1000R(2017年モデル)でのテスト時の結果

画像: ③スリックライクパターンによる絶大なグリップフィール

DUNLOP 「SPORTMAX Q4」

<発売サイズ、フロント/リア、タイプ>

120/70ZR17 (58W)、フロント、TL
180/55ZR17 (73W)、リア、TL
180/60ZR17 (75W)、リア、TL
190/50ZR17 (73W)、リア、TL
190/55ZR17 (75W)、リア、TL
200/55ZR17 (78W)、リア、TL

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