宇宙航空工学からフォーミュラ1、MotoGPなどにも採用されるドライカーボン
オートバイ総合用品メーカー「アクティブ」が展開するNEXRAY(ネクスレイ)は、日本製のドライカーボンパーツをさまざま扱う自社ブランドだ。
この12月は、XSR900・Z900RS・R nineT Pure/RACER用のカーボンフロントフェンダーをリリースした。
ネクスレイがこだわる「ドライカーボン」の製造工程は、従来のウエットカーボン製品とはまったく異なり、特殊技術を用いて真空・高温で成型生産されている。使用する素材にもこだわり、日本製のカーボンプリプレグ(積層炭素繊維)を採用。この素材は世界の航空機メーカーにも認定されているものだ。
また、気温、雨、紫外線による変色や腐食といった経年劣化を防ぐため、長期間使用にも耐えうる特殊保護コーティングを独自開発。
それぞれ、「セミグロスコーティング」「スモークブラックコーティング」の2種から選ぶことができる。
■セミグロスコーティング
レーシングマシンの風合いを再現するために独自開発。特殊な薄膜のクリアコーティングで、ドライカーボンの質感を生かした仕上がりとなっている。
レーシングマシンの風合いを再現するために独自開発。特殊な薄膜のクリアコーティングで、ドライカーボンの質感を生かした仕上がりとなっている。
■スモークブラックコーティング
一般のクリアコーティングとは異なる、深みのある保護コーティング。素材であるカーボンプリプレグの綾織模様が持つ高級感を引き立たせている。
一般のクリアコーティングとは異なる、深みのある保護コーティング。素材であるカーボンプリプレグの綾織模様が持つ高級感を引き立たせている。