キャリパー内側の汚れは中性洗剤で落とす

キャリパー内側はパッドの削りカスやディスクローターの摩耗粉による錆びで黒く汚れているのが普通だが、濡れたような泥汚れが付いている場合はオイルシール(キャリパーピストンとキャリパーボディの間に入っているゴム製Oリング)劣化の可能性が大きい。

画像: 食器用洗剤とブラシでキャリパーボディ内側の汚れを落とし、水で洗い流す。2〜3回繰り返せばほとんどの汚れは落ちるはずだ。

食器用洗剤とブラシでキャリパーボディ内側の汚れを落とし、水で洗い流す。2〜3回繰り返せばほとんどの汚れは落ちるはずだ。

画像1: メンテdeギアーズ『DIYビギナー応援企画 ブレーキパッド交換編』#GEARS TEST

DAYTONA メンテナンスブラシ 5本セット

毛先違いのナイロンブラシ3本と真鍮ブラシ1本、ステンレスブラシ1本のセット。

汚れ落としから錆落としまで、オートバイメンテナンスに使いやすいサイズになっている。

価格:1188円

オイルシールの交換はプロに任せたほうがいい。

汚れ落としはスプレータイプのブレーキクリーナーでもいいが、薄めた食器用中性洗剤を吹き付け、毛足が長めのナイロンブラシで擦った方が確実だし安上がり。

画像: 大まかに汚れを落としたら、ブレーキレバーを何度か握ってキャリパーピストンを少し押し出す。出し過ぎてピストンが抜けてしまうとブレーキフルード交換&エア抜きという面倒な作業が必要になるので、最初はブレーキパッドを組み付けてピストンが出過ぎないようにしておいたほうが確実。

大まかに汚れを落としたら、ブレーキレバーを何度か握ってキャリパーピストンを少し押し出す。出し過ぎてピストンが抜けてしまうとブレーキフルード交換&エア抜きという面倒な作業が必要になるので、最初はブレーキパッドを組み付けてピストンが出過ぎないようにしておいたほうが確実。

作業効率は落ちるが歯ブラシでも代用可能。金属製ブラシはシールを傷付けるので使わないこと。

画像: キャリパーピストンプライヤーの先端をピストン内側に入れて少しづつ回転させ、ピストン全周の汚れを落とす。焦らず、ピストンに斜め方向の力が加わらないように作業しよう。

キャリパーピストンプライヤーの先端をピストン内側に入れて少しづつ回転させ、ピストン全周の汚れを落とす。焦らず、ピストンに斜め方向の力が加わらないように作業しよう。

画像2: メンテdeギアーズ『DIYビギナー応援企画 ブレーキパッド交換編』#GEARS TEST

DAYTONA キャリパーピストン脱着ツール

キャリパーからのピストン抜き出しや掃除の際のピストン回転を簡単に行えるツール。

先端をピストン内側に入れて使うので、ピストン表面を傷付ける心配がない。

価格:3456円

画像: 構造上、シールより奥側は汚れないのでピストンを出す量はこの程度で充分。

構造上、シールより奥側は汚れないのでピストンを出す量はこの程度で充分。

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